NHK教育テレビジョンで放送された学校放送番組の「みんなの音楽」とは異なります。
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みんなのうた
番組タイトルロゴ
ジャンル音楽番組
出演者(曲紹介)NHKアナウンサー
過去に井上あずみ
オープニングハーモニー
エンディングハーモニー
製作
制作NHK
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1961年(昭和36年)4月3日 -
放送時間放送時間を参照
放送枠NHK 総合テレビ、教育テレビ(Eテレ)
放送分5分
回数1500回以上
NHK「みんなのうた」 公式サイト
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みんなのうた
ジャンル音楽番組
放送期間1961年(昭和36年)4月3日 -
放送時間5分
放送回数1500 -
放送局NHK(NHK-FM、ラジオ第2放送)
パーソナリティ(曲紹介)NHKアナウンサー
過去に井上あずみ
公式サイト公式サイト
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プロジェクト 放送番組ポータル 音楽
『みんなのうた』は、日本放送協会(NHK)が、テレビとラジオの各チャンネル(日本国外向けのチャンネルを含む)にて放送している、日本の5分間の音楽番組。テレビ版においてはアニメーションを主とした短編の映像作品番組。
新聞テレビ欄などでは、「みんなの歌」や「みんなの唄」などと表記される場合があるが、本来は「みんなのうた」と全て平仮名で表記するのが正しい。 テレビ普及などのメディアの発達により、子供が歌謡曲やCMの真似をするようになったことを懸念し、子供に健全な歌を与えようと開始した番組である[1]。同番組プロデューサーの関山幹人は、1960年代の初頭、高度経済成長期でテレビが普及し、流行歌が次々に誕生する中、「子供たちが口にするのは、美しく健康的な歌詞とメロディーのうたであってほしいという思いから、『みんなのうた』は誕生しました。」と語っている[要出典]。 テレビ版・ラジオ版共に1961年(昭和36年)4月3日に放送開始される。最初に放送された楽曲は「おお牧場はみどり[2]」[1]。2021年(令和3年)4月には放送開始60周年を迎え、『おかあさんといっしょ』、『きょうの料理』、『きょうの健康』などと共にNHKを代表する長寿番組として広く親しまれている。これまでに約1500曲を超える歌が紹介、放送された。ちなみに番組のテーマ曲は何度か変更されたが、タイトルロゴは内幸町時代のスタート当時からほぼ変わっていない。 基本的に5分間の放送で約2分半の楽曲(番組オリジナルの楽曲、または『みんなのうた』用に編集された既存の楽曲)を2曲放送するが、1997年(平成9年)度からは、約5分弱の楽曲を1曲だけ放送するパターンが加わった。2017年(平成29年)度まで、新曲の放送枠は2系統あり、過去に放送した楽曲を再放送する枠も3系統ある。その他に、テキストでは紹介されないテレビ単独の再放送枠が3系統ある。新曲・再放送曲共に2か月ごとに差し替えられていく[注 1]、一種のヘヴィー・ローテーションである。 放送枠は多数ある(詳しくは#放送時間などを参照)。5分間のミニ番組のため、緊急ニュースなどのプログラム変更で休止となることが多々ある。 テレビ番組版は放送開始10周年の1971年(昭和46年)4月1日に全放送曲がカラー化され、放送開始20周年の1981年(昭和56年)4月の放送からNHK総合テレビとNHK-FMラジオにてステレオ放送が開始された(テレビ版では番組最後に一時フェードアウトされることもあった)。現在は、AMラジオ放送とNHKワールド・プレミアム、NHKワールド・ラジオ日本を除くすべてのメディアにてステレオで放送されている。 この番組からは「山口さんちのツトム君」、「サラマンドラ」、「切手のないおくりもの」、「ビューティフル・ネーム」、「一円玉の旅がらす」、「WAになっておどろう ?イレ アイエ?」、「おしりかじり虫」などといったヒット曲も生まれた。特に「山口さんちのツトム君」や「切手のないおくりもの」などはレコード売上枚数100万枚を突破[3]した。 放送開始50周年の2011年(平成23年)7月12日に、『クローズアップ現代』で「“みんなのうた” が見つめた50年」と題しての特集が行われた。 2021年(令和3年)4月3日に放送開始60周年を迎え、「みんなのうた 60 ?歌おう、これからも?」と題し、特別番組が多数放送された。また、60周年記念アンバサダーを井ノ原快彦が担当した。 放送開始当初は小学校高学年や中学生を対象としていた[1]。以前は童謡風の歌のほか、10代の少年・少女の心理を歌ったものも多かった。1970年代には子供への認知度は高く、フジテレビの『ひらけ!ポンキッキ』とともにテレビでの子供向けの歌の発信源の双璧であった。また他のテレビの歌と違い、学校行事などでも大々的に歌われた。 1996年当時の新聞記事によると、朝の放送時間を意識して、母親向け・子供向け・若者向け・母子向けなど放送曲の傾向を変化に富ませているという[3]。 初期は「外国曲に日本語の詞を付けた歌、日本の愛唱歌と埋もれた名曲、それにオリジナルが三本柱」だった[3]。クラシックの歌手がポピュラーを歌ったり、大人向けの曲を児童合唱で歌った楽曲も紹介された[1]。1970年前後からは『みんなのうた』のために書き下ろされたオリジナル曲が中心となっている[1][3]。1976年度(4月放送)以後、新曲は基本的にすべてオリジナル曲で構成する方針を決めた。当時の関係者の証言によると、前年に『ひらけ!ポンキッキ』で放送された「およげ!たいやきくん」の大ヒットがきっかけとされる[4]。 「子供向け」「健全」という建前から、初期には恋愛を連想させる歌詞が改められる場合もあり、「白銀はまねくよ」では歌詞の「雪の山は恋人」が「雪の山は友達」に変更された[1]。 1997年以降の5分1曲枠が設定されるまでは5分枠につき2曲放送に固定されていたため、1曲あたり130秒から160秒程度までという時間尺が課せられていた[注 2]。このため、ニューミュージック系のアーティストが歌唱する楽曲を中心に、1コーラスのみ放送(2コーラス目以降をカット→エンディング)させたり、『みんなのうた』用に時間を短縮させた独自のオープニング・間奏・エンディングに編曲し直すなどの措置が取られていることが多い。コーラスをカットした場合、日本放送出版協会(NHK出版)刊行テキストの歌詞掲載ページには該当部分を括弧で囲い、「放送では時間の都合上、★印の部分は省略いたします。」との断り書きが記されている。 番組向けに書き下ろされた楽曲の音楽出版(版権)のほとんどは日本放送出版協会が保有している。一方、ニューミュージック系アーティストのオリジナル曲でCD発売を前提に取り上げられる場合は、そのアーティスト(歌手・作家)が普段属する音楽出版社が出資を行い製作に関与するなどして、そこが有しているケースが多い。再放送に当たっては音楽出版社に版権料を支払う必要があるため、日本放送出版協会が権利を有しない楽曲については再放送される割合が少ない。番組のテキスト・楽譜書の譜面下に版元のクレジットが掲載されている。 1960年代 - 1970年代にかけては洋楽のポピュラー・ソングや日本国外のミュージカルの曲に日本語の歌詞を付けた作品が数多く存在した。 これらは管理楽曲の一種である「管理楽曲(外国曲)」に該当し、楽曲ごとに日本で版権を有する音楽出版社を通じて作曲家へ期間に応じた放送許諾料を支払う必要がある。このため、後述の楽譜集では重版時に許諾契約終了のため掲載が見送られたり、特集番組で取り上げられる程度に留まっている。 当時放送されていたNHKのテレビアニメの主題歌を、「みんなのうた」の曲として放送したことがある。
概要
視聴者層
放送曲の特徴
洋楽曲
アニメ番組の主題歌起用
『未来少年コナン』 - 「幸せの予感」(山路ゆう子・鎌田直純)
『アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険』 - 「大空から見れば」(小椋佳)※映像は実写
『スプーンおばさん』 - 「リンゴの森の子猫たち」(飯島真理)
『子鹿物語』 - 「ハロー・トゥモロー」(戸田恵子)
『太陽の子エステバン』 - 「いつかどこかであなたに会った」(パル)※映像は実写
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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