みんなあげちゃう
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みんなあげちゃう♡
ジャンルエロティックコメディ[1]
漫画
作者弓月光
出版社集英社

その他の出版社
ホーム社(YJCS)
スター・コミックス

掲載誌週刊ヤングジャンプ (YJ)
レーベルヤングジャンプ・コミックス (YJC)
ヤングジャンプ・コミックス セレクション (YJCS)
集英社文庫コミック版(文庫)
発表号1982年49号 - 1987年33号
巻数全19巻 (YJC)
全11巻 (YJCS)
全13巻(文庫)
漫画:処女いりませんか?
作者弓月光
出版社集英社
掲載誌『YJ』1982年37号
その他『みんなあげちゃう♡』第1話として
各単行本に収録
漫画:処女いりませんか PART2
ワンスモア・トライ
作者弓月光
出版社集英社
掲載誌『YJ』1982年42号
その他『みんなあげちゃう♡』第2話として
各単行本に収録
漫画:みんなあげちゃう♡特別編
作者弓月光
出版社集英社
掲載誌『YJ増刊ザ・グレート青春号』Vol.7
その他「みんなあげちゃう♡エピソード:0」として
『弓月光傑作選 (1) めたボリカ』に収録
映画:みんなあげちゃう♡ (実写映画)
監督金子修介
制作日活
封切日1985年4月20日
上映時間90分
その他出演 - 浅野なつみ、岡竜也、
三波豊和宍戸錠、他
映画:みんなあげちゃう♡ (アニメ映画)
監督上村修
制作製作集英社ムービックSVI 配給大映
封切日1987年3月27日
上映時間38分
ドラマ:月曜ドラマランド
みんなあげちゃう♡
放送局フジテレビ
放送期間- 1987年6月22日
話数単発
その他出演-山本陽一佐藤恵美
西川弘志黒沢ひろみ、他
テンプレート - ノート

「みんなあげちゃう?」
浅野なつみ の シングル
A面みんなあげちゃう?
(映画主題歌)
B面星の接吻(映画挿入歌)
リリース1985年4月21日
ジャンルJ-POPアイドル
レーベル日本コロムビア
EP:AH-588
作詞・作曲秋元康(作詞)
見岳章(作曲)

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『みんなあげちゃう♡』は、弓月光による日本エロティックコメディ[1]漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』誌上において1982年から1987年にかけて連載された。それまで少女漫画で活躍していた弓月が青年漫画へと移るきっかけとなった作品。

1985年(昭和60年)にはにっかつから金子修介監督で実写映画化、1987年(昭和62年)にはテレビドラマ化(月曜ドラマランド枠)・アニメーション映画化されている。
概要

週刊ヤングジャンプ (YJ)』1982年(昭和57年)37号と42号に掲載された読切「処女いりませんか?」と「処女いりませんか PART2 ワンスモア・トライ」の続編として同年49号より連載を開始し、1987年(昭和62年)33号までのおよそ5年にわたって連載。1987年には前日譚「みんなあげちゃう♡特別編」が『YJ増刊ザ・グレート青春号』Vol.7に掲載されている。

単行本は〈ヤングジャンプ・コミックス〉より全19巻。1994年(平成6年)から1995年(平成7年)にかけてワイド版全11巻、2008年(平成20年)から2009年(平成21年)にかけて文庫版全13巻が発行されている。先行する2編の読切は単行本には『みんなあげちゃう♡』の第1話・2話として収録、「特別編」は長らく単行本未収録となっていたが発表より20年以上を経た2008年(平成20年)に、短編集『弓月光傑作選 (1) めたボリカ』に「みんなあげちゃう♡エピソード:0」として収録された。また、弓月の画業40周年記念として出版された『弓月光のお仕事 ?40th anniversary BOX?』には3冊組のうちの2冊目として総集編『みんなあげちゃう♡セレクション』が収められている。

一人暮らしの予備校生・地下中六郎と、彼の元に突如「処女いりませんか?」と訪れてきた女子高生・間宮悠乃の2人の出会いから大学受験・結婚、そして一族揃ってスケベな世界的な金持ち一家・間宮家との騒動を性行為描写を交えて描く。こうした性行為描写については「ドロドロとしたセックスは描きたくない[1]」として、コメディタッチが基本となっている。

本作は弓月が初めて青年漫画誌で連載した作品であり、それまでは少女漫画雑誌で執筆を続けていた弓月が活動の中心を青年誌に移す転機となった作品である。しかし弓月に青年誌へと移る意志があったわけではなく、出来上がった作品が少女誌には掲載出来ない様な作品であったところに当時の担当の『YJ』への移籍が重なったため、『YJ』であれば掲載可能であろうと持ち込んだのがきっかけであった[1]。こうした当時の状況を「結果としてそうなっただけで、最初から『青年誌に行こう』と思っていたわけではなかった」と弓月は述懐している[1]。こうした弓月の経歴もあり、青年誌掲載作品ながらも女性の読者も多い作品であった[1]

ワイド版以降の再出版では、トルコ風呂からソープランドへの記述変更、エイズに対する当時広まっていた誤解に基づく描写や幼女との性行為描写の削除が行なわれている。

2018年、画業50周年記念として「グランドジャンプ」(No.20)で35年振りに書き下ろされた間宮悠乃が表紙を飾り、ふなつかずきの作画による特別読み切り「みんなあげちゃう?sequel」が掲載された。
登場人物
地下中六郎
声 -
堀川亮/ 映画 - 岡竜也 / ドラマ - 山本陽一主人公。予備校生。後に安政大経済学部。世間的には並以下の男だが、それゆえに金持ちの「金さえ払えば何でもできる」という傲慢が理解できず、下手な上昇志向もない。間宮と関わったことで、それまで考えもしなかった額の金も得るが、本人は一時的に浮かれることはあっても、そうなった自分が怖くて考え直してしまう良い意味で小市民。100万円以上の金額はピンとこず、株や為替を始めとした億単位の資産運用などさっぱりわからない。悠乃に着けられた貞操帯を外すために使用した薬品[2]の副作用でペニスの大きさがかなり自由自在になる特技を得る。関わった女に強い運をもたらす能力をもつ。
間宮悠乃
声 - 松井菜桜子/ 映画 - 浅野なつみ / ドラマ - 佐藤恵美修学院女子高等学校、後に安政大法学部。間宮財団の令嬢。六郎に一目惚れして自ら「処女いりませんか?」と尋ねてくる。すったもんだの末に結ばれ六郎の子も身ごもった[3]。お嬢様らしく我慢は苦手でわがまま。好奇心が強く、思い付きで行動するところがあってトラブルの元になることも多い。
間宮重蔵
声 - 八奈見乗児悠乃の祖父。
戸田茂一
黒縁丸メガネがトレンドマークの地下中六郎の幼馴染。食料責めに巻き込まれたこともある。後に私立任天堂医科大学へ進学。
三井ヒロミ


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