みどりのマキバオー
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「マキバオー」はこの項目へ転送されています。週刊プレイボーイで掲載されている続編については「たいようのマキバオー」をご覧ください。

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みどりのマキバオー
ジャンル競馬漫画少年漫画ギャグ漫画
漫画
作者つの丸
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表期間1994年50号 - 1998年9号
巻数全16巻
アニメ
原作つの丸
監督阿部記之
シリーズ構成橋本裕志
アニメーション制作スタジオぴえろ
製作フジテレビ、スタジオぴえろ
放送局フジテレビ系列
放送期間1996年3月2日 - 1997年7月12日
話数全61話
テンプレート - ノート

『みどりのマキバオー』は、つの丸による日本漫画作品。および、それを基に製作されたテレビアニメ
概要

競馬」をテーマにした動物漫画。第42回(平成8年度)小学館漫画賞児童部門受賞。

週刊少年ジャンプ』(集英社1994年50号から1997年18号にかけて第一部(有馬記念まで)が、同年24号から1998年9号にかけて第二部(海外遠征編)が連載された。なお、物語の終盤に連載が打ち切られたため、完結編が『赤マルジャンプ』1998年SPRINGに掲載された。話数カウントは「週刊○馬」。2009年2月時点で文庫版を含めた累計発行部数は900万部を記録している[1]。下品なギャグ色が強い作品であるが、それとは裏腹にシリアスなドラマが展開され、正統派競馬作品として根強い人気がある[要出典]。

本作は物語序盤では人間と動物(馬やネズミ)の関係は現実世界のそれと変わりないものであるが、序盤を過ぎてからは人間と動物たちが対等に台詞のやりとりをする世界になっていった。特に主人公の馬、マキバオーのパートナーとなる騎手の山本菅助(後述)が登場する頃からは、マキバオーたち競走馬やネズミのチュウ兵衛と人間たちが直接会話をしている場面が随所に見られる[要出典]。

週刊プレイボーイ』(集英社)2006年40号(10月16日発売号)には、マキバオーとベアナックルがディープインパクトを観戦する漫画「んあっ!!マキバオーの『凱旋門賞』観戦記なのねっ!」が掲載された。過去には、1996年ブリーダーズカップ・クラシックシガータイキブリザードなどが出走)も「観戦」している。

『週刊プレイボーイ』2007年15号(3月26日発売号)から続編「たいようのマキバオー」が連載開始。

2014年4月、投票サイト・オッズパークのイメージキャラクターにマキバオーが就任、テレビCMも放送された。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年8月)(使い方

この作品は「白い奇跡」と呼ばれた小さな競走馬「ミドリマキバオー(うんこたれ蔵)」の物語である。

北海道勇払郡鵡川町の「みどり牧場」にて、名馬ミドリコの血を引く待望の仔馬が誕生するが、生まれたのはとても馬とは思えない姿と性格をした間の抜けた白馬だった。走ることが嫌いで、名前も付けられずに育てられていた仔馬だったが、あるときミドリコが借金のカタに別の牧場へ連れ去られてしまったため、母親に会いたい一心でみどり牧場を脱走する。道中、とある森の中で後の親分肌となるネズミのチュウ兵衛と出会い「うんこたれ蔵」と名付けられた仔馬は、さまざまな困難を経て母親と再会を果たし、自らも競走馬の道に進むことを決意する。

チュウ兵衛とともに牧場に戻ったたれ蔵は、スパルタ調教師・飯富 昌虎や小柄な騎手・山本 菅助との特訓により自らの才能を開花させる。そしてカスケードらライバルとの出会い、競走などによって、競走馬「ミドリマキバオー」として成長していく。
登場キャラクター
ミドリマキバオー / うんこ たれ蔵(うんこ たれぞう)
- 犬山イヌコ(旧・犬山犬子)[注釈 1]作品中の異名:「白い珍獣」「白い奇跡」本作の主人公。血統的にはサラブレッドだが、豚の胴体にカバの頭を付けたような外見と大型犬程度の体格で、とても馬には見えない容姿を持つ。馬力と心臓[注釈 2]が強く、競走馬としての能力は非常に高い。生まれた当初はその見た目からロバとの混血を疑われ、生産者の源次郎に肉にされる予定だったが、母ミドリコの手助けやチュウ兵衛との出会いにより競走馬としての道を歩み始める。ミドリ牧場で他の仔馬たちから執拗ないじめに遭うが、のちに克服する。性格はかなりののんきで調子に乗りやすい。「んあ?」「?なのね」が口癖。生まれたばかりのころは臆病で甘えん坊だったが、母との別れやチュウ兵衛、調教師の昌虎との出会いにより、次第にたくましさを身につけていく。また車のトランクや新幹線に乗ったり椅子に座るなど、人間と同じ仕草ができる。好物はリンゴ。「うんこたれ蔵」は野犬に襲われ脱糞したことからチュウ兵衛が名付ける。並外れた猛ダッシュが売りで、始めの頃はまっすぐにしか走れないため曲がりきれずに柵にいつも激突していたが、のちに克服する。モンゴル遠征を経て、左右の脚で同時に地面を蹴り込んで走る「マスタングスペシャル」を修得[注釈 3]するが、体への負荷が高いため使用する局面は限られている。さらにダービー前には菅助がマキバオーの頭を引き起こして前後運動を助けマスタングの負荷を減らす「きつつき戦法」も使用するようになった。2歳のころにカスケードと対戦、惨敗したことにより打倒カスケードを目指して3歳夏にデビューし勝利を収めた。アンカルジア、ニトロニクスなどの強敵と戦いつつ、同じく打倒カスケードを目指すアマゴワクチンとともに朝日杯3歳S、そして皐月賞日本ダービーでカスケードと戦う。皐月賞ではアクシデントにより2着に敗れるが、ダービーでは大接戦を繰り広げて初の1着同着となる。ダービー同着直後、チュウ兵衛を失ったことに伴うトラウマにより走れなくなる[注釈 4]。しかしのちに復活し、菊花賞を経て有馬記念でライバル、カスケードに引導を渡しついに日本一となる。(ここから、アニメ版と異なる)有馬記念優勝後、カスケードとの約束を果たすべく、ドバイワールドカップ[注釈 5]に参戦、第5レースで世界最強馬エルサレムと戦うが、事故により両前脚を骨折。安楽死も検討されるが、手術により一命を取りとめる。その後、地方ダートを転戦するもかつての勢いはなく、「すでに終わった馬」とみなされていたが、第一回ジャパンチャンピオンシップ[注釈 6]に出走。かつての強敵たち、そして最強馬であり弟のブリッツに挑み「挑戦する心」を伝える。続編の『たいようのマキバオー』では、「その後はドバイで競走馬兼トレーナーとして活躍した後、モンゴルで余生を送っている」と記載されている。レーススタイルは差しを得意とし、最後の直線での末脚と持ち前の勝負根性で競り合いを制することが多いが、ダービーでは逃げて勝ち、山本菅助は続編で「どちらかというと先行馬」と述べる。一般的な競走馬とほぼ同じ大きさの心臓を持ち[注釈 7]、そこから強靭な馬力を生み出すが、周囲の器官や筋肉に圧迫され続けているため、常に心房細動の危険を伴う。


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