この項目では、ドアーズの2枚目のアルバムについて説明しています。ドアーズを題材にしたドキュメンタリー映画については「ドアーズ/まぼろしの世界」をご覧ください。
『まぼろしの世界』
ドアーズ の スタジオ・アルバム
リリース1967年10月
ジャンルロック
時間34分 49秒
レーベルエレクトラ・レコード
プロデュースポール・A・ロスチャイルド
専門評論家によるレビュー
Q magazine ⇒link
Allmusic ⇒link
チャート最高順位
3位(アメリカ[1])
ドアーズ アルバム 年表
ハートに火をつけて
(1967年)まぼろしの世界
(1967年)太陽を待ちながら
(1968年)
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『まぼろしの世界』(まぼろしのせかい、STRANGE DAYS)はアメリカのロックバンド、ドアーズの2枚目のアルバム。1967年10月発売。
この年の1月に発売されたデビュー作の成功によって、バンドは自信を持ってレコーディングにのぞむことができ、より強く彼らの世界が表現されている。このアルバムに収められた曲は、華やかな曲は少ないものの、実験精神に富みながらも、アルバム全体の統一感が保たれている。
ジャケットは、曲芸師の一団が街を練り歩くというもので、他のドアーズのアルバムがメンバーの写真なのに対して、異彩を放っている。ちなみに、ジャグリングしているのはカメラマンのアシスタント、トランペット奏者はタクシー運転手を5ドルで雇って出演させた。
エンジニアはブルース・ボトニック
、プロデューサーはポール・A・ロスチャイルド。レーベルはエレクトラ。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』に於いて、409位にランクイン[2]。
収録曲
ストレンジ・デイズ Strange Days - 3:09
マンザレクのオルガンが曲全体に響き渡る中を、ジムが淡々と歌い上げる曲。後に、マンザレクの手によりミュージックビデオが撮影されている。
迷子の少女 You're Lost,Little Girl - 3:03
後にクリーガーのソロ・アルバムでも取り上げられた。
ラヴ・ミー・トゥー・タイムス Love Me Two Times - 3:16
アンハッピー・ガール Unhappy Girl - 2:00
放牧地帯 Horse Latitudes - 1:35
月光のドライヴ Moonlight Drive - 3:04 (以上LP盤のA面)
元々はデビュー作に収録される予定のあった曲だが、完成に至らず、本作に収録された。
まぼろしの世界 People are Strange - 2:12
マイ・アイズ・ハヴ・シーン・ユー My Eyes Have Seen You - 2:29
おぼろな顔 I Can't See Your Face in My Mind - 3:26
音楽が終わったら When the Music's Over - 10:59
脚注^ ⇒Strange Days - The Doors : Awards : AllMusic
^ ⇒The Doors, 'Strange Days' - 500 Greatest Albums of All Time 。Rolling Stone - 2014年10月5日閲覧
外部リンク
⇒花の絵 名盤再考 ドアーズ 『まぼろしの世界』
ジム・モリソン | レイ・マンザレク | ロビー・クリーガー | ジョン・デンズモア
スタジオ・アルバム
ハートに火をつけて | まぼろしの世界 | 太陽を待ちながら | ソフト・パレード | モリソン・ホテル | L.A.ウーマン | アザー・ヴォイセズ | フル・サークル | アメリカン・プレイヤー
ライブ・アルバム
アブソルートリー・ライヴ | アライヴ・シー・クライド | ライヴ・アット・ハリウッド・ボウル | イン・コンサート | ライヴ・イン・デトロイト | ライヴ・アット・ザ・アクエリアス・シアター:ファースト・パフォーマンス | ブライト・ミッドナイト:ライヴ・イン・アメリカ | ライヴ・イン・ハリウッド | ライヴ・イン・フィラデルフィア '70 | ライヴ・イン・ボストン | ピッツバーグ・シヴィック・アリーナ| ライヴ・イン・ニューヨーク | ライヴ・アット・ザ・ボウル '68