また逢う日まで_(尾崎紀世彦の曲)
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「また逢う日まで」
尾崎紀世彦シングル
B面帰郷
リリース1971年3月5日
ジャンル歌謡曲
時間2分55秒
レーベルフィリップス・レコード/
日本フォノグラム
作詞・作曲阿久悠(作詞)
筒美京平(作曲)
ゴールドディスク


第13回日本レコード大賞・大賞

第2回日本歌謡大賞・大賞

チャート最高順位

週間1位(オリコン

1971年度年間3位(オリコン)

尾崎紀世彦 シングル 年表

別れの夜明け
(1970年)また逢う日まで
(1971年)さよならをもう一度
(1971年)

試聴
また逢う日まで - Universla Music Group提供のYouTubeアートトラック


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「また逢う日まで」(またあうひまで)は、尾崎紀世彦の楽曲。1971年3月5日、ソロ2枚目のシングルとして日本フォノグラム(現:ユニバーサル ミュージック合同会社)より発売。規格品番はFS-1183。
概要

もともとは1969年昭和44年)、三洋電機(現・パナソニック)のエアコンCMソングの候補曲として作られたものであった[1]。まず筒美京平が3曲書き下ろし、その中の1曲にやなせたかしが歌詞を付け、槇みちるが歌い完成。しかしこの曲はスポンサー側の方針変更により採用されなかった[2][3]

筒美の楽曲を管理していた日音村上司は、この曲を埋もれさせるのは惜しいと考え、「白いサンゴ礁」でヒットを飛ばしていたズー・ニー・ヴーの新曲として採用。曲を「白いサンゴ礁」の作詞者でもある阿久悠に渡した。阿久は「安保闘争で挫折した青年の孤独」をテーマにした歌詞を付け、1970年2月10日、「ひとりの悲しみ」というタイトルでリリースされたが、ヒットにはならなかった[2][3][4][注釈 1]

その後、メロディの良さに惹かれていた村上は、「分かりやすい歌詞にして力強い声で歌えば、必ず聴衆の心をつかめる」と考え、尾崎に「ひとりの悲しみ」をテスト録音させる。また、尾崎自身もこの曲を気に入ったことを多くのテレビ番組で言及している。これはヒットすると確信した村上は、歌詞を書き直してくれるよう阿久を説得する。当初渋っていた阿久も度重なる依頼にリメイクを承諾し[5]、尾崎のために改めて「別れ」をテーマにした歌詞に書き換え、タイトルも「また逢う日まで」として1971年にリリースされた[2][6][7][8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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