この項目では、1995年に放送されたテレビアニメについて説明しています。2016年のテレビアニメ作品については「ぼのぼの (2016年のテレビアニメ)」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ぼのぼの > ぼのぼの (1995年のテレビアニメ)
ぼのぼの
ジャンルギャグアニメ・動物
アニメ:ぼのぼの(1作目)
原作いがらしみきお
監督難波日登志
シリーズ構成やすみ哲夫
キャラクターデザイン保谷有香
音楽三宅一徳
アニメーション制作グループ・タック
製作テレビ東京、アミューズ
放送局テレビ東京系列
放送期間1995年4月20日 - 1996年3月28日
話数全48話
ぼのぼの
シマリスくん
アライグマくん渡辺久美子
吉田古奈美
藤原啓治ほか
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『ぼのぼの』は、いがらしみきおによる同名の4コマ漫画を原作とするテレビアニメである。
1995年4月20日 - 1996年3月28日にテレビ東京系列『アニメ缶』(木曜19:00-19:30)[注 1]にて放送された。1話15分、全48話の作品。平均視聴率8.0%。『ぼのぼの』の初めてのテレビアニメ化作品である本作は、原作者の意向により純粋なギャグアニメーションとして製作されている。また、原作の哲学的な要素や教訓的な話は、時折見られるものの基本的には抑えられている。なお、本作のキャスティングは、『ぼのぼの』の初めてのアニメ作品である映画『ぼのぼの』(1993年)とは大幅に異なる。
過去にテレビ東京の平日8時台のアニメ再放送枠(時期不明)、2004年4月5日からアニマックスで再放送され、GyaOでも配信された(2005年10月、2006年4月、2012年2月配信)。2012年3月13日からはtvkにて、月 - 木曜の夕方5時半に再放送された。2017年5月17日から10月25日までテレ玉にて、2話連続放送として毎週水曜18:00 - 18:30(テレ玉アニメ☆パレード枠内)に再放送された。またテレビ東京では、本放送終了後の1997年1月から1998年12月の祝日に総集編が放送された。また、DVD-BOXも2007年4月20日に発売され、レンタルも同年4月27日からスタートした。
本作のSNSにおける再評価により、主題歌を歌った須賀響子の作品も再評価されている。 本作の世界観は、いがらしの意向により、原作とは異なるものとなっている[1]。いがらしは、提出されたシナリオに目を通し、原作をなぞっていることに気づき、スタッフに「無理をせず、もう少し違うものを作ってほしい」と依頼したと、2016年のおたぽるとのインタビューの中で明らかにしている。その際、『トムとジェリー』のように、子どもが楽しめるよう躍動感を持たせてほしいと説明していたと話している[1]。 原作を初出とするキャラクターや、原作をもとにしたエピソードに何らかの改変が行われているケースもある。たとえば、原作におけるしまっちゃうおじさんはぼのぼのの空想上の存在であると同時にぼのぼのの思考の暴走を防ぐ存在としても描かれており、彼の思考が成熟するにつれて出番が減っていった[2]。一方、テレビアニメ第1作におけるしまっちゃうおじさんは、なまはげのようなおどろおどろしい存在として描かれている[2]。また、第44話「ボーズくんの小さな冒険」の場合、原作エピソードでは、物知りリスさんと子持ちリスさんが登場していたが、テレビアニメ第1作には登場していない。 テレビアニメ第1作のキャスティングは、1993年に公開されたアニメ映画から変更があった[3]。音響監督を務めた明田川進は、2020年のコラムの記事の中でどうしてそうなったのかわからないと述べ、選定後に自分が音響監督として呼ばれたのかもしれないとしている[3]。 ぼのぼのを演じた渡辺久美子について、明田川は「変に演技をしない自然体のスタイルがとても印象的です。」と話しており、シマリスくん役の吉田古奈美やアライグマくん役の藤原啓治の声が入ることでバランスが取れ、面白さが出たと述べている[3]。 監督を務めた難波日登志とプロデューサーの松崎澄夫、そして明田川による話し合いの結果、第1作の作風から沖縄の島歌のような楽曲がふさわしいということになり、沖縄出身の三宅一徳を起用した[3]。 「近道したい」のアニメーションは3種類あり、製作のクレジット部分で転ぶキャラクターが異なる。「LOVE, TWO LOVE」のアニメーションは4種類あり、第24 - 28話のものは第1 - 23話のシーンを使用。第29 - 47話については原作 第11巻「木に登ってみたいなぁの巻」にあるぼのぼのが木登りに挑戦するストーリーを使っており、なおかつ最後のカットでしまっちゃうおじさんが画面手前・右端・存在しないの3種類がある。須賀響子の楽曲は1995年の発売から再発売されておらず入手困難であったが、後にダウンロード販売やサブスクリプションが解禁された。
制作
キャスティング
音楽
スタッフ
原作 - いがらしみきお
企画 - 櫻井尚、田代敦巳
シリーズ構成 - やすみ哲夫
キャラクターデザイン・総作画監督 - 保谷有香
美術監督 - 渡部孝
色彩設計 - 斉藤裕子
撮影監督 - 吉田光伸
編集 - 古川雅士
音響監督 - 明田川進
音楽 - 三宅一徳
音楽プロデューサー - 松崎澄夫
音楽制作 - ビクターエンタテインメント
音楽協力 - テレビ東京ミュージック
プロデューサー - 岩田圭介(テレビ東京)、兼坂勝利
アニメーションプロデューサー - 川人憲治郎
アニメーション制作 - グループ・タック
監督 - 難波日登志
特殊効果 - 前川孝
音響効果 - 倉橋静男
録音調整 - 上林信芳
録音助手 - 高坂隆
録音スタジオ - アオイスタジオ
音響制作 - マジックカプセル
選曲 - 明田川仁
タイトル - 片山悟
ネガ編集室 - 松尾編集室
現像 - IMAGICA
広報担当 - 久保夏実
制作担当 - 平田ユタカ
製作協力 - B2プロダクション、竹書房
製作 - テレビ東京・アミューズ
主題歌
エンディングテーマ(第1話 - 23・48話) - 「近道したい」
作詞・歌:須賀響子 作曲・編曲:山川恵津子
エンディングテーマ(第24 - 47話) - 「LOVE, TWO LOVE」
作詞・作曲・歌:須賀響子 編曲:米光亮
声優詳細は「ぼのぼのの登場人物」を参照
ぼのぼの - 渡辺久美子
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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