ぼくらシリーズ_(宗田理)
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ぼくらシリーズ
ジャンル学園
小説
著者
宗田理
出版社角川書店
徳間書店
ポプラ社
レーベル角川文庫
徳間文庫
ポプラ文庫ピュアフル
刊行期間1985年4月 - 2013年12月
巻数全45巻
その他無印:全36巻
新:全4巻
横浜開港編:全3巻
番外編:全2巻
小説:ぼくらシリーズ(ポプラ社版)
著者宗田理
出版社ポプラ社
刊行期間2007年1月 -
巻数既刊26巻(2019年7月現在)
小説:ぼくらシリーズ(角川つばさ文庫版)
著者宗田理
イラストはしもとしん
YUME
出版社角川書店
KADOKAWA
レーベル角川つばさ文庫
刊行期間2009年3月 -
巻数既刊37巻(2024年3月現在)
その他ぼくらシリーズ 34巻
怪盗レッドコラボ 1巻
アラビアン・ナイト 1巻
早咲きの花 1巻
2A探偵局 8巻
東京キャッツタウン 3巻
角川短編集 3巻 (ぼくら収録作品)
テンプレート - ノート
ポータル文学

『ぼくらシリーズ 』は、宗田理による日本の小説シリーズ。角川書店より1985年4月から刊行され、徳間書店ポプラ社への移籍を経て、2009年3月からは角川つばさ文庫 (KADOKAWA) より刊行。既刊分の再刊とともに、新たな書き下ろし作品も追加されている。
概要

1985年4月に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は、映画化されるなど成功を収め、宗田理は以後25年間にわたって続編を次々と発表した。これらの作品は「ぼくらシリーズ」と称されており、2020年6月時点で累計発行部数は2000万部を突破している[1]。なお「新・ぼくらシリーズ」以降は、タイトルの冠に「ぼくら」がつくものの、1-2作品毎に登場人物や舞台が一新されている作品が多数存在する。

2007年3月には、ポプラ社より『ぼくらの七日間戦争』から『ぼくらの最終戦争』までの11作を再録し、ヤングアダルトとして書き下ろしのイラストにしたB6版ソフトカバーの新装版が出版され、重版が続けられている。2008年に久々の書き下ろしとなる「横浜開港編」シリーズが開始され、2010年12月刊行の3作目で完結を迎えた。また、2010年7月に高校生編の「―『最強』イレブン」までの選り抜き3作が刊行されており、2011年4月にはこれら17巻のセット販売された(.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-591-91250-8)。更に、高校生編の残りも2018年7月までに全て刊行され、2019年7月には青年編の第1作の「ぼくらののら犬砦」が刊行された。

角川つばさ文庫での2009年からの再刊にあたっては一部サブタイトルが改題されている他、書き下ろし作品もシリーズとして出版されている。

また、角川文庫では何度か表紙がリニューアルされており、1度目は映画化前に変更、2度目は映画化による変更、3度目は2014年に行われた。なお角川文庫の2014年版では冒頭の「相原の両親の日大全共闘時代回想」に関する部分が削除されている。

高校生編以降の作品及び角川つばさ文庫における書下ろしの中学編の作品において同作者作品である『2年A組探偵局』(仮面学園)シリーズとのクロスオーバーが成されており、同シリーズと設定を共有している。また番外編として本シリーズ主人公の後輩たちを主人公とした『ぼくんちの戦争ごっこ』、小学生智也を主人公とする『ぼくらとスーパーマウスJの冒険』がある。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2021年8月)

中学生編
ぼくらの七日間戦争
1学期の終業式の日、東京下町の中学校に通う、菊地英治ら1年2組の男子生徒達全員が突如行方不明となる。親たちは懸命に英治たちを探すが全く見つからない。実は英治たちは、荒川河川敷の廃工場に立てこもって、外にいる橋口純子たち女子生徒と、体罰によって大怪我を負った谷本聡と協力し、廃工場を日本大学全学共闘会議をまねた「解放区」とし、校則で抑圧する教師や勉強を押し付ける親に対し、反旗を翻していたのだ。だが、1年2組の男子生徒の柿沼直樹は、それに参加する前に誘拐されてしまう。英治たちは廃工場で出会った老人・瀬川卓蔵と共に彼を救出しに奮闘すると同時に、突入してきた教師に様々な仕掛けで対抗し、隣町の市長の談合を生中継するなど、悪い大人たちをこらしめる。
ぼくらの天使ゲーム
1年生2学期、解放区の影響で校長・教頭が変わるとともに1年生のクラス替えが行われる。クラスがばらばらになった英治たちは、煙草を水浸しにする、酒を水で薄めるなど、世の中のためになる「一日一善運動」を始めた。そんな中、女子の先輩が望まぬ妊娠をしたのち自殺する。その死に疑問を持った英治たちは、独自で捜査を開始。ヤクザの地上げを阻止するため、朝倉佐織の家族が運営する寂れた幼稚園を「老稚園」にしたり、ヤクザが陣取る石坂さよが住むアパートを幽霊アパートにしたりしながら、七日間戦争で知り合った瀬川や、TVリポーターの矢場勇らに協力を仰ぎ、死の真相を突き止める。
ぼくらの大冒険
3学期、アメリカから転校生の木下吉郎がやってくる。UFOを呼ぶことができるという木下に誘われ、英治たちが見物に行くと、宇野秀明、安永宏の2人が消えてしまう。やがて、木下が新興宗教団体「アルラ」に洗脳され、2人を拉致するために利用されていたことが発覚する。2人を救出するため、矢場や瀬川、さよに応援を頼み、アルラの総本山に乗り込む。
ぼくらと七人の盗賊たち
春休み、英治たちはハイキング先の丹沢の山中で「福祉法人七福神」と称し、マルチ商法で稼ぐ泥棒集団「七福神」のアジトを見つけてしまった。アジトに隠してあった盗品の山を貧しい老人たちにばらまいていくうち、七福神と英治たちは攻防戦を繰り広げていくようになる。やがて完全に降伏した七福神は、英治たちと結託し、政治家に宝石を売り付けたり、アルコール依存症の父を持つ友達を助けたりしていく。やがて心を入れ替え、子供向けコンサルタント会社を開くと宣言した七福神は、心のクリーニングのために旅に出る。
ぼくらのデスマッチ (角川つばさ文庫では『ぼくらのデスゲーム』)
2年生に進級した英治たち。新たに赴任した校長の大村と担任真田の教育方針は、「手本は二宮金次郎」だった。厳しい校則で生徒を取り締まる教師たちに反発する英治たちだったが、突如真田に脅迫状が届き、その後殺害される。さらに純子の弟光太、石坂さよが誘拐されてしまう英治たちは、様々な手がかりをもとに、光太らを救出、犯人を確保する。さらに、真田を殺害したのは大村だったことが判明し、英治たちはますます大人たちへの不信感を募らせる。
ぼくらの学校戦争 (角川つばさ文庫の書下ろし新作)
2年のゴールデンウイーク。ぼくらの出身の小学校が廃校になりまもなく取り壊しになる。そこでぼくらは、取り壊し前に廃校舎を幽霊学校にすることにした。スーパー迷路、おばけ屋敷を作る!ところが本物の死体と遭遇。ぼくらはイギリス帰りのスーパー小学生の有季と凶悪犯と対決!
ぼくらのオンライン戦争 (角川つばさ文庫の書下ろし新作)
中2の夏休みの初め、柿沼の別荘に子供だけで過ごすことになった。ここをあの七日間戦争を超える秘密基地にすることにしたぼくら。ところがとなりの別荘にきた柿沼の幼なじみの俊介が家出、行方不明になる。どうやらあやしいゲーム制作集団に監禁されたらしい。秘密基地におびきだし、いたずら満載のからくりで撃退だ!
ぼくらの秘島探検隊 (角川つばさ文庫では『ぼくらの南の島戦争』)
2年生の夏休み、英治たちは沖縄へと渡った。銀鈴荘の金城まさから「故郷の美しい自然がリゾート開発業者の手に渡り、骨が埋められない」と聞いたのが始まりだった。現地では、建設会社の桜田組が、住民を無理矢理追い出していた。島に残った現地の中学生と協力し、桜田組を少しずつ追い詰める。そこに殺し屋まで加わるが、英治たちは廃校を改造し、まとめて撃退。完全に戦力を失った桜田組は、島から退散する。
ぼくらの怪盗戦争 (角川つばさ文庫の書下ろし新作)
2年の夏休み、有季の提案で、ミステリーツアーに出発。幽霊船が出るという死の島で国際的怪盗団と遭遇。つかまった久美子たちを奪還するため怪盗団と大戦争!
ぼくらの危(ヤ)バイト作戦
2年生2学期。安永は、交通事故による怪我で療養中の父に代わり、労働基準法に違反していると知りながら、高校生と偽り、きついアルバイトで家計を支えていた。それを知った英治たちは、安永のために金儲けをしようと考える。占い師になって親を騙すなど、色々な危険なバイトをこなしていくが、やがて本物の殺人事件に遭遇してしまう。その事件は、政財界を巻き込む「黒い手帳」に繋がっていた。英治たちは、殺人犯を自らの手で捕まえ、黒い手帳を手に入れる。
ぼくらの東京革命 (角川つばさ文庫の書下ろし新作)
2年の夏休み最終日、巨大地震の前触れかも知れない地震が起こる。


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