ぼくらの七日間戦争
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ぼくらの七日間戦争
著者
宗田理
発行日1985年4月
発行元角川書店
ジャンル小説
日本
言語日本語
ページ数38
次作ぼくらの天使ゲーム
コード.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-04-160201-7
ISBN 978-4-04-160201-0(文庫本)

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『ぼくらの七日間戦争』(ぼくらのなのかかんせんそう)は、1985年4月に発行された宗田理文庫書き下ろし小説。『ぼくらシリーズ』の第1作。

映画化もされ、映画の続編『ぼくらの七日間戦争2』も製作された。

この項目では、実写映画・アニメ映画など原作を元にした関連作品についても述べる。

第2作の『ぼくらの天使ゲーム』以降、通称『ぼくらシリーズ』全45作が刊行された。詳細は「ぼくらシリーズ (宗田理)」を参照
ぼくらの七日間戦争(角川文庫)

1学期の終業式の日、東京下町の中学校に通う、菊地英治ら1年2組の男子生徒達が突如として行方不明となる。親たちは懸命に英治らを探すが、彼らの消息はつかめず全く見つからない。

実は英治らは、荒川河川敷の廃工場に立てこもって、外にいる橋口純子ら女子生徒と、体罰によって大怪我を負った谷本聡と協力し、廃工場を日本大学全学共闘会議をまねた「解放区」とし、校則で抑圧する教師や勉強を押し付ける親に対し、反旗を翻していたのだ。

だが、1年2組の男子生徒の柿沼直樹は、それに参加する前に誘拐されてしまう。英治たちは廃工場で出会った老人・瀬川卓蔵と共に彼を救出しに奮闘すると同時に、突入してきた教師に様々な仕掛けで対抗し、隣町の市長の談合を生中継するなど、悪い大人たちをこらしめる。
主な登場人物

『ぼくらの七日間戦争』以後の続編の状況も記述している。
菊地英治
詳細は「
菊地英治」を参照本シリーズの主人公。奇抜な発想で、いたずらを考える。思いやりとアイディア豊富で行動的。サッカー部(一時期は剣道部)所属。中学卒業後にひとみに告白する。
相原徹
詳細は「相原徹」を参照「解放区」をやろうと提案し、その後もリーダーとして仲間をまとめる。英治とは中1からの親友。クールで思慮深い。サッカー部(菊地と同じく、一時期は剣道部)所属。
天野司
大のプロレス好き。古舘伊知郎を尊敬し、将来はアナウンサー志望で、実況の天才。実家は化粧品屋。角川つばさ文庫版では、名前が「司郎」となっている。
柿沼直樹
産婦人科医院の息子で、あだ名は「カッキー」。キザな性格。ミステリー好き。医者を目指している。佐織と交際している。
安永宏
大工の息子。友情に熱い、ケンカの達人。久美子と交際している。中学卒業後は就職。その後大学検定を取り、大学に入った。
宇野秀明
小柄ですばしっこい。臆病な性格で、当初は「シマリスちゃん」と呼ばれていたが、「七日間戦争」を経て勇敢になり、「コブラ」というあだ名になった。が、今でも暗がりは苦手だそうだ。電車や路線に詳しい。
日比野朗
食いしん坊で料理も得意な肥満児。おっとりとした性格。将来の夢はコックで、高校入学後は、後輩の足田貢の家であるレストラン『フィレンツェ』でアルバイトをする。
立石剛
花火師の息子。星にも詳しい。あだ名は「星の王子様」。いたずらに使う火薬の調達、設営を行う。
中尾和人
メガネが目印。学習塾には通っていないが、成績が抜群に良い。サッカー部に所属しているが、運動神経は決してよくない。頭の良さを活かし、暗号の解読やいたずらの考案に力を貸す。
谷本聡
電気工作ならまかせろの、エレクトロニクスの天才。あだ名はエレクトロニクスの天才という意味の「エレキング」。いたずらの仕掛けには欠かせない存在。「七日間戦争」前に、体育教師の酒井敦から体罰を受け骨折。外部でFM放送を担当した。その後も、機械が関わってくる問題で力を発揮する。
佐竹哲郎
剣道部。弟の俊郎、愛犬のアメリカン・ピット・ブル・テリアのタローと共に、ぼくらを助ける。
橋口純子
中華料理屋「来々軒」の娘。明るくおおらか。兄弟が多く、面倒見が良い。英治のことが好き。
堀場久美子
スケ番。得意技は蹴り。姉御肌で頼りになる。父親は建設会社の社長でPTA会長だったが、後に逮捕される。
中山ひとみ
料亭「玉すだれ」の娘。水泳で学校一の実力を持つ美少女。実はけっこうお転婆。英治とは両想い。
三矢麻衣
父親がアルコール依存症だったのを仲間に助けてもらう。後に交通事故で死亡。リメイク版では生存している。
朝倉佐織
おとなしいが大胆なところもある。実家は「銀の鈴幼稚園」。経営難から「銀の鈴老稚園」に改める。
滝川ルミ
優しい性格。父親・為朝は元プロの泥棒。銀鈴荘でさよと暮らしていたことがある。相原に憧れて妹にしてもらう。
瀬川卓蔵
ぼくらの最大の味方となる、浮浪者の老人。『ぼくらのコブラ記念日』で死去。息子がいるらしい。リメイク版では生存している。
石坂さよ
いたずらが大好きな老婆。銀の鈴幼稚園の隣にある永楽荘アパートの住人。『ぼくらの修学旅行』で死去。


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