ぼくたちと駐在さんの700日戦争
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『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(ぼくたちとちゅうざいさんのななひゃくにちせんそう、通称:ぼくちゅう)は、2006年3月から、一般ブログ中のエッセイとして書かれた同タイトルの作品が、同年7月よりFC2ブログにて独立公開されたもの。作者はくろわっで、作品中のイラスト、音楽も彼が手掛けた。2007年、英語版は、米国のワールド・トップ・ブログでユーモア部門の1位を獲得。

映画化され、市原隼人主演で、2008年に全国公開された。
概要

1970年代の田舎町(山形県、映画は栃木県)で繰り広げられた高校生グループと警察官との悪戯(イタズラ)戦争。つまりイタチごっこ。

心温まる青春コメディ小説で、半フィクションとされているが、どこからフィクションであるかは「公表すると書きづらくなる」とのことで不明。

開始と同時にネット中の口コミだけで広まって、独立した月にはブログランキング小説部門で1位。お笑い部門でも1位となり、開始から1年もたたずに500万HITを超え、同年の10月に1000万HIT、2012年8月には1億HITを超えた。

2007年4月に高陵社書店より書籍化。1 - 4章までを収めた1巻と、5、6章を収めた2巻が同時発売され、特に2巻に収められた5章『花火盗人 (はなびぬすびと)』が、読者の高い評価を受け売上げランキング入り。同年5月フジテレビ系の『めざましテレビ』で取り上げられ、爆発的なファン増加へとつながった。なお1巻には書き下ろしの『Side by Side』がブログとは別に追加されている。

2008年4月には小学館によりコミック化文庫化。文庫は、2017年までに26巻+総集編1巻が発売され、売上累計は145万部(2017年8月現在小学館。電子書籍版、単行本分はカウントされていない)。2009年には、コミック、単行本ともに中国語韓国語に翻訳され、日本国外でも発売されている。

コメディ主体でありながら、人情話や、社会問題、アクション、推理、恋愛などの様々な要素を巧みに融合させた巧妙なストーリーは、そのなじみやすい語り口と相まって、幅広い年代に受け入れられ、小学生から90代の人までが連日コメントを残す人気ブログとなる。

FC2への独立から、ほぼ毎日更新されるという異色の作品で、前日に入れられたコメントによってストーリーが変化するばかりでなく、コメントを入れた読者をそのまま登場させるなど、次々に「ネット」という特色を生かした展開を広げ、書籍の小説と一線を画している。10章「神様への挑戦状」(文庫15巻-16巻)では白血病になった読者の子供をそのまま物語に登場させて励まし続け、この子供が病から治癒したことで、さらに話題となる。

また一方で、外伝の章タイトルであった「スイートピーロード」が実際に現地に再現されるなど、独自の社会現象を起こしている。

2014年1月現在、卒業による物語終了を先延ばしにするために、時間を遡ってサイドストーリーを執筆するなどにより、いまだ更新が続いており、すでに18章全3000話を超える大作。書籍化後も「主体はブログ」として全話が公開され続けているが、文庫版は大幅に改稿されているため内容が異なる。

この映画の途中に、ジュディ・オングの「魅せられて」、石野真子の「狼なんかこわくない」、桑江知子の「私のハートはストップモーション」、FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」が使われている。

2008年3月からは、人気携帯サイトモバゲータウンでも、加筆修正版が公開された(モバゲーの小説部門がE☆エブリスタに移行され中断)。

2008年4月5日、5章「花火盗人」までを基盤とした映画公開。主演は市原隼人。

2009年1月、国外上映第一弾として台湾で公開(字幕)。

2009年3月、山形放送ラジオ、隔週15分番組として『ママチャリラジオ』放送を開始。

2009年5月、グリーンスタンダード社によりCDドラマ化。映画版でのブログ読者の不評を受けて、作者自らが脚本を担当している。

2009年8月、日本テレビ系列で、「キッズウィーク」のトリとして初の映画地上波放送。

2010年4月、韓国で映画が公開。

2011年3月、BSジャパンの「シネマクラッシュ」にて初の映画BS放送。

2012年8月、1億アクセス突破。

ぼくちゅう「悪戯の定義」
相手に怪我を負わせてはならない

しかけられた相手も笑えなくてはならない

相手が弱者であってはならない

償いができないものは悪戯ではない

登場人物

この節の加筆が望まれています。

心霊研究会 (主人公グループ)
実行部隊
ママチャリ
本作の
主人公。悪戯を考えることに関しては素晴らしい能力を発揮する。しかし、その頭脳は学業には活かされない。色々な人を引き付ける不思議な魅力を持つが、それが災いして、和美と付き合いはじめても、たびたび彼女を泣かすことになる。「ママチャリ」というあだ名の由来は駐在さんへの初めての悪戯の際、ひとりだけママチャリに乗っていたからである(映画版では駐在さんと出会う前からずっとママチャリと呼ばれている)。文庫、単行本ともに作者と同名となっているが、これはブログネームの「くろわっ」さんというライターがすでに存在したためで、あくまでも作者そのものではない、とことわっている。なお、本作の主人公でありながら原作と映画版と共に本名は明かされていない。
西条くん
他校の生徒や先輩が道をあけるほどの悪ガキ。空手、柔道、ボクシング、少林寺などの武道に長けており「瞬殺西条」の異名を持つ。孝昭とは異なり、喧嘩は対集団戦が多い。高校入学直後は同級生が寄り付かず孤立していたが、ママチャリに誘われて一緒に弁当を食べたのがきっかけで親友となった。子供にはとても好かれるが女性にはモテない。中学で父親を亡くし、やさしく母思いだが、老人は嫌い。非常にスケベで、恥ずかしい題名の本をたくさん持っている。なお、原作者はコメント欄などで数回、西条が主人公であると明言している。映画版ではミカちゃんを雨降る中で病院に連れて行くために傘をさしたママチャリを誘い出し、それがきっかけで彼と仲良くなり仲間となった。小説版では、グループ内で喧嘩の強さ・身体や格闘能力はダントツの1位とされているものの凶暴度は低いそうで妹がらみの井上に何度も袋叩きに合っている。
孝昭くん
西条とは違う中学で番をはっていた不良で、ケンカの強さもスケベ度合いも西条と並ぶ猛者。ただし、孝昭のケンカは「勝てばいい」というもので、西条とは異なり凶器を使ったり、勝つためならば手段を選ばない。また、西条と異なり、勝った相手にも最後までダメージを与える。さらに、1対1で戦うことが多い。井上の妹、夕子ちゃんの熊のぬいぐるみ(デートリッヒ)を欲しがっている。スケバンの姉(早苗さん・お蘭)には異様なほど弱い。12巻ではナナという名の犬を保健所から引き取って飼い始めている。映画版では子だくさんの9人兄弟(ヤンキーの姉1人と弟3人、妹4人)であり、偏差値ゼロと言われるほど学力が低い。また原作のように喧嘩が強い描写もなく、第5章の「花火盗人」の際には夏祭りでチンピラに絡まれて袋叩きにされてしまう(花火を盗んだママチャリと千葉くんとジェミーはそれがきっかけで駐在から逃げることができた)。苗字は原作と映画版と共に明かされていない。
グレート井上(井上俊隆→清十郎)
名家の生まれで成績優秀、顔も性格も良いモテ男だが、ママチャリたちの悪戯に加わる。第5章の「花火盗人」から駐在さんの義妹である美奈子さんに恋をしてしまう(映画版では花火盗人より少し前から美奈子さんに出会って恋をする)。強度のシスコンで、いつも夕子ちゃん(井上の妹)を心配する。映画版では診療所である井上医院の息子となっており、両親は登場しておらず、下の名前も明かされていない。小説版では、夕子ちゃんがらみになると凶暴度が高くなり、孝昭くんに匹敵するとされている。
ジェミー(丹下くん)
ママチャリたちより1学年下の後輩。メンバーいち小柄だったため第4章ではママチャリたちから「女装してパンティーを買ってくる」という任務を託され、このあとから女装が癖になる。性格は天然。怖いもの知らずなのか度々先輩(主にママチャリ)をナメた発言をしてお仕置きをされることがある。実在する理容店の息子で、無制限のおこづかいを持つ。映画版では西条の中学時代からの後輩となっており、本名は明かされていない。小説版では、花火盗人作戦において「退学になろうが、家業には関係ない」と進んで作戦への参加を表明したり、カトリック系の小学校の出身やギターやベースなど楽器関連に明るいなどの多彩な描写が描かれている。
村山くん
グループ1のトールボーイで、3年では男子バレーボール部のキャプテン。「そのままドラマに出られそうなほど」のイケメンで、親友であるグレート井上くん以上にモテまくるが、性格はいたって真面目で寡黙。メンバーでいち早く車の免許を持ち、無免許時代から運転はプロ並みの腕前。実はママチャリたちより1年年上だが病気により小学生の時に留年したことによりママチャリたちと同じ学年になった。いたずらでは、主に女子の説得に活躍している。映画版には登場していない。
久保くん
ママチャリと同じ中学出身のワル。情報通でガセネタがないので、メンバーでも信用されている。緊張すると腸にくるタイプで、数々の失敗談を生む(ハウドゥユドゥなど)。グループの武闘派の一人で孝昭と並ぶ実力を持っているらしいが、腸が弱いためその強さを披露する場面は少ない。実家では牧場をしている。釣りが得意。映画版には登場していない。
河野くん
中学時代は孝昭の手下。「カナリ屋食堂」の息子で料理が得意。メンバーで2番目に自動車免許をとるが運転は下手で、制限速度でしか運転ができない。グループでは武闘派の一人だが、久保と同様その強さを発揮する場面はほぼない。親に「生徒会長になった」と嘘をついたことから、あだ名は会長。映画版には登場していない。
千葉くん
水泳部のエースで長身・筋肉質。そのため重たいものを持ち上げたり振り回したりできる。甘いマスクと天真爛漫な性格で、男女問わない人気者。モノマネが得意で、ビジネス用語にも通じ、特に工藤先生(生活指導の先生)の声まねで数々のイタズラに加担する。


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