ぷよぷよフィーバー
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ぷよぷよフィーバー
Puyo Pop Feverジャンル落ち物パズルゲーム
対応機種アーケード(AC)
PlayStation 2(PS2)
ドリームキャスト(DC)
ニンテンドーゲームキューブ(GC)
Xbox
iアプリ(i)
Mac OS X(Mac)
S!アプリ(S!)
ゲームボーイアドバンス(GBA)
EZアプリ(EZ)
Microsoft Windows XP(Win)
Windows CE(CE)
Palm OS(POS)
[1]
ニンテンドーDS(DS)
PlayStation Portable(PSP)
東芝gigabeat一部機種
CLUB AIR-EDGEアプリ
EMnetアプリ
iOS
Android
Windows Phone
開発元セガ ソニックチーム
マイルストーン(開発協力)
発売元セガ
プロデューサー中裕司
ディレクター湯田高志
美術竹浪秀行(キャラクターデザイン)
人数1 - 2人
1 - 8人(DS)
メディアDVD-ROM(PS2, Xbox)
GD-ROM(DC)
光ディスク(GC)
ROMカートリッジ(GBA)
発売日2003年11月26日(AC)
2004年2月4日(PS2)
2004年2月24日(DC)
2004年3月24日(GC)
2004年4月24日(Xbox)
2004年5月24日(i)
2004年6月24日(Mac, S!)
2004年7月24日(GBA)
2004年8月24日(EZ)
2004年9月24日(Win)
2004年10月24日(CE)
2004年11月24日(POS)
2004年12月24日(DS, PSP)
2009年1月22日(iOS)
2010年4月1日(Android)
2010年7月21日(Windows Phone)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
エンジンRenderWare
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『ぷよぷよフィーバー』は、2003年11月にセガ[注 1]より開発・発売されたアーケードゲームNAOMI基板)であり、落ち物パズルゲーム、ぷよぷよシリーズのひとつ。後に、多数のコンシューマーゲームや携帯電話アプリに移植された。
概要

ぷよぷよシリーズ第5作目であり、フィーバーシリーズの初作となる作品。タイトルの「フィーバー」の由来は、ぷよぷよの伝統に基づき「5」作目の「Five」と「Fever」を捩って付けられている[2]。日本国外でのタイトルは 『Puyo Pop Fever』。

従来のぷよぷよシリーズを開発していたコンパイルの倒産に伴い、本作ではソニックチームがぷよぷよ全般の権利を引き継ぎ、マイルストーンが開発に協力した。

旧作より世界観やキャラクター、絵柄の大幅変更が行われ、メインの主人公はこれまでのアルルから新キャラクターのアミティに変更され、さらに新システム「フィーバーモード」が搭載された。

アーケード版は対人戦の専用モードが無く、「とことんフィーバー」以外のいずれかをプレイ中に乱入することによって対戦することが可能となっている。

単純に内容の一新を行ったわけでなく、旧シリーズにあった特徴も参考にして受け継いでいる。たとえば、骨キャラはぷよを回転しないことや、『ぷよぷよSUN』に存在していた複数のキャラクターによる互いにリンクするシナリオ、連鎖時のカットイン演出などが引き継がれており、「フィーバーモード」も『ぷよぷよ?ん』の一発逆転システム「特技」を別の形で継承したともいえる。

『よ?ん』で上がったキャラクターの頭身は再び低くなり、絵柄も平面的でポップな色使いのものに一新されている。さらに、『SUN』以降は減少気味だった「人間型以外のモンスター」も増加された。

発売当時はプロモーションにも非常に力を入れており、松浦亜弥がキャンペーンガールとして起用された[1]

2005年には続編として『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』が発売され、2006年には本シリーズの流れを汲む記念作品として『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』が発売された。
制作
背景

かつて、ソニックチームはソニックカフェというウェブサイト内で『ぷよぷよ』のiアプリ版の配信を行っていた[1]。その後、セガは分社化の準備を進めるにあたり、各社の個性を出す方針を立てる。同時に、コンパイルから権利を取得した『ぷよぷよ』の開発・販売はどこが行うのかという話になり、中裕司率いるソニックチームが立候補し、ゲームボーイアドバンス用ソフト『みんなでぷよぷよ』の開発・販売に乗り出した[3]。同作の経験を生かして、ソニックチームが本作を開発することとなり[3]、元コンパイルのスタッフによって設立されたマイルストーンも参加した[注 2]
開発

開発当時は落ち物パズルのブームはすでに終息していたものの、ソニックチームはシリーズの魅力の再発掘に力を注いでいた[3]。また、当時のソニックチームは幅広い世代のゲームソフトを全世界に向けてマルチプラットフォームで展開するという方針を立てており、本作は初めてこの方針に沿ったタイトルとして開発された[3]

中は連鎖が不得意だったため、誰でも簡単に連鎖ができるシステムがあるとよいと考えていた[1]。また、これまでのナンバリングタイトルでは太陽ぷよといった新しい試みが行われていたため本作でも変化が求められ[1]、その結果誰でも簡単に連鎖が組めるフィーバーモードが導入された[1]。それでも、中にとってはまだ物足りなかったため、L字の3つ組みのぷよを増やすという施策が取られた[1]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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