ふたりっ子
ジャンルテレビドラマ
作大石静
演出長沖渉
安原裕人
西谷真一
鈴木圭
東山充裕
椰川善郎
出演者岩崎ひろみ
菊池麻衣子
三倉佳奈
三倉茉奈
手塚理美
段田安則
尾上寛之
伊原剛志
内野聖陽
河合美智子
三林京子
岸部一徳
桂枝雀
中村嘉葎雄
高島忠夫
丹阿弥谷津子
ナレーター上田早苗
音楽梅林茂
オープニングNOKKO「Natural」
時代設定1966年(昭和41年)[1] - 2005年(平成17年)[注釈 1]
製作
制作統括二瓶亙
製作NHK大阪放送局
放送
放送国・地域 日本
放送期間1996年10月7日 - 1997年4月5日
放送時間15分
放送枠連続テレビ小説
回数150
番組年表
前作ひまわり
次作あぐり
テンプレートを表示
『ふたりっ子』(ふたりっこ)は、1996年(平成8年)10月7日から1997年(平成9年)4月5日までNHK連続テレビ小説の第55作として1996年度後期に放送された日本のテレビドラマ[2]。大石静作。岩崎ひろみ、菊池麻衣子主演。作・脚本の大石静は、この作品で第15回向田邦子賞を受賞した。 大阪市の南側にある下町・天下茶屋と新世界を舞台にした作品。1966年(昭和41年・丙午)7月4日生まれの全く性格の違う双子のヒロイン、姉・麗子と妹・香子の挑戦と、それを取り巻く人間関係をほのぼのと描いた[3]。本編では放送時から8年後となる未来までを描いている[注釈 2]。 ヒロインの幼少期(2週分)[1]を演じた三倉茉奈・佳奈のデビュー作であり、銀じい(佐伯銀蔵)や、1997年の紅白歌合戦に出場することになる劇中の歌手・オーロラ輝子など、個性豊かな脇役も人気となった。特に三倉茉奈・佳奈は視聴者からの反響が大きく、末期にヒロイン・麗子の双子の娘役として再登場を果たした。また、朝ドラの放送が半年体制になり、第1週をヒロインの幼少期編とした初めての作品である[注釈 3]。 オープニング画面の噴水の絵の下には、“On dit des jumeaux qu’ils sont l’incarnation des anges”と書かれている(フランス語で、「双子は、『天使の生まれ変わり』といわれている」)。 1996年から97年の平均視聴率は29.0%、最高視聴率は31.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[5]。全150回[6]。直近の連続テレビ小説(『走らんか!』など)が不評で視聴率的にも苦戦していた中、久々の大ヒット作となった。脚本を基に小説化および漫画化(作画・みすみさこ)も行われた。 前作『ひまわり』でも作品構成に実験的な試みが図られていたが、従来作と比べて台詞付きの端役が細切れにたくさん出演し、有名人も本人役でスポット出演するといった特徴がある。『ひまわり』以後、一部作品を除いて朝ドラでは週タイトルを付けるようになったが、『ひまわり』では原則2週(12話)1セットだったのを、この作品以後は1週(6話)1セットとした。 放送終了からわずか1年後の1997年10月6日から1998年4月4日までBS2でアンコール放送され、2021年4月5日から10月4日まで、BS12 トゥエルビで放送された[7]。 2013年3月より、NHKオンデマンドで総集編が配信されている[8]。 放送ライブラリーでは第1回[9]と総集編が公開。
概要
ロケ地
天滝 - オープニングに登場する滝。