「あさぎり (列車)」はかつて小田急電鉄と日本国有鉄道(のちJR東海)が運行していた列車について説明しているこの項目へ転送されています。かつて日本国有鉄道が九州で運行していた列車については「日田彦山線#歴史」をご覧ください。
ふじさん
ふじさん(2022年4月9日)
概要
国 日本
種類特別急行列車
現況運行中
地域東京都・神奈川県・静岡県
前身記事内解説
運行開始1968年7月1日(「あさぎり」として)
運行終了2012年3月16日(御殿場 - 沼津間)
運営者小田急電鉄
東海旅客鉄道(JR東海)
旧運営者日本国有鉄道(国鉄、「あさぎり」時代のもの)
路線
起点新宿駅
停車地点数7 - 8駅(起終点駅含む)
終点御殿場駅
営業距離97.1 km
運行間隔3往復
列車番号小田急線内
0400M+号数
JR線内
号数+M
使用路線小田急:小田原線
JR東海:御殿場線
車内サービス
クラス普通車
身障者対応5号車
座席全車指定席
技術
車両60000形電車
(小田急喜多見検車区)
軌間1,067 mm
電化直流1,500 V
ルート番号OH(小田急線新宿 - 新松田間)
CB(松田 - 御殿場間)
備考
1968年7月1日から2018年3月17日までは「あさぎり」の名称で運転。
テンプレートを表示
ふじさん(英: Mt. Fuji)は、小田急電鉄小田原線と東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線を直通運転する特急列車(ロマンスカー)である。2018年3月18日に「あさぎり」から改称された。
本項ではかつて運行されていた小田急線・国鉄線(現在のJR)直通の優等列車の沿革についても記述する。 1955年に小田急から日本国有鉄道(国鉄)御殿場線への直通列車として、新宿駅と御殿場駅を結ぶ特別準急2往復の運行が開始されたのが始まりである[1]。1959年には4往復に増発されたが[2]、1968年に行われた御殿場線の電化と同時に、それまで4種類あった愛称を「あさぎり」に統一し[3]、同年10月には列車種別も連絡急行に変更された[4]。1991年3月16日からは特急列車に変更され[5]、小田急とJR東海の相互乗り入れに変更されたが[5]、2012年3月17日からは再び小田急の車両のみによる運行に変更されることになった[6]。 本項では、以下必要に応じて、小田急小田原線を「小田急線」、鉄道省・日本国有鉄道など、国が直接関与していた鉄道事業をまとめて「国鉄」、小田急3000形(初代)は「SSE車」、20000形は「RSE車」、60000形は「MSE車」、JR東海371系電車は「371系」と表記する。 片乗り入れという形ではあるが、JR東海に直通運転をしており、関東の大手私鉄の特急列車では唯一JR東海に乗り入れる列車である。 2022年3月12日現在の運行概況は次の通り。 新宿駅 - 御殿場駅間で3往復運行される。新宿駅 - 御殿場駅間を約1時間30分で結んでいる。 交通系ICカードについては、小田急線内はPASMOエリア、御殿場線内はTOICAエリアであり、両エリアに跨る利用はできないため、本列車を利用した小田急線秦野駅以遠と御殿場線東山北駅以遠の相互間でのICカード乗車はできない。
概要
運行概況