ふしぎ遊戯_玄武開伝
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この項目では、渡瀬悠宇のファンタジー漫画シリーズ『ふしぎ遊戯』の第2作について説明しています。

シリーズ全般については「ふしぎ遊戯」をご覧ください。

ふしぎ遊戯 玄武開伝
ジャンル異世界ファンタジー漫画
漫画
作者渡瀬悠宇
出版社小学館
掲載誌少女コミック増刊
→渡瀬悠宇パーフェクトワールドふしぎ遊戯
凛花
増刊フラワーズ
レーベルフラワーコミックス
発表号少女コミック増刊:2003年4月15日号 - 2004年
パーフェクトワールド:2004年 - 2008年
凛花:2010年10号 - 2012年16号
増刊フラワーズ:2012年冬号 - 2013年春号
発表期間2003年3月15日 - 2013年2月14日
巻数全12巻
話数全40話
ゲーム:ふしぎ遊戯 玄武開伝 外伝 鏡の巫女
ゲームジャンル女性向け恋愛ADV
対応機種ニンテンドーDS
発売元アイディアファクトリー
プレイ人数1人
関連作品


ふしぎ遊戯

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画コンピュータゲーム
ポータル漫画コンピュータゲーム

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』(ふしぎゆうぎ げんぶかいでん)は渡瀬悠宇による少女漫画作品。『少女コミック増刊』にて連載をスタートしたものの、数々の掲載誌変更を経て、最終的には『増刊フラワーズ』に連載され完結する。コミックス全12巻。略称は『玄武』または『玄武編』。2015年11月時点で全シリーズの累計発行部数は2000万部を突破している[1]目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 北甲国(ほっかんこく)

3.2 倶東国(くとうこく)

3.3 紅南国(こうなんこく)

3.4 現実世界

3.5 ゲームのオリジナルキャラクター


4 用語

5 書誌情報

5.1 単行本

5.2 小説


6 ドラマCD

7 ゲーム

7.1 主題歌

7.2 ゲームについて

7.3 DS版


8 脚注

9 関連項目

10 外部リンク

概要

本作は1992年から『少女コミック』(小学館)で連載された「ふしぎ遊戯」(以下「前作」)や「ふしぎ遊戯 白虎仙記」(以下「次作」)と世界観を同じくした作品である。登場人物は一新され、前作でその存在が少しだけ触れられていた玄武の巫女及び玄武七星士を主とした物話となる。

本作は次作同様に前作の続編と位置付けられているが、前後二作より過去の世界を舞台とする始まりを描く作品。その為、既に大まかな顛末は前作で明かされており、前後二作読者向けに後世に続く細かな伏線も多数用意されている[2]。作者によれば本作は独立した別の物語であり、この点から前作とは別物である事を示すよう『ふしぎ遊戯』のタイトルは取ってしまうか、小さくサブタイトルにすれば良かったとコメントしている[3]。また、前作で触れられていた玄武の巫女の悲惨な最期[4]を受けてか、前作よりも大幅にギャグ要素が減ったシリアスな作品となっている。尚、前作では明記されていなかった本作の舞台を盛岡市としたのは、アニメ版ふしぎ遊戯のオリジナル設定を取り入れたものである[5]
あらすじ

時は大正12年。17歳の女学生―奥田 多喜子(おくだ たきこ)は、母―美江(よしえ)の結核療養の為、東京から美江の実家の岩手県盛岡市に越して来ていた。好奇の目や嫉みを向ける地元の人々にも負けない快活な彼女であるが、仕事一筋で自分達母娘を顧みない小説家の父―永之介(えいのすけ)を嫌っている。そんな永之介がとうとう支那(現代の中国)での取材を終え、経典―四神天地之書の資料を携えて帰宅した。余命幾許もない美江の看病どころか、日本語訳版の執筆にがむしゃらな永之介に嫌気が差す多喜子だったが、程なくして美江が他界。悲しみのあまりに多喜子は、見舞いに訪れていた幼い頃からの想い人―大杉 高雄(おおすぎ たかお)に思いを打ち明けるが妻子持ちの大杉に受け入れられる筈もなく、直後の永之介との口論の末に零されたのは『お前が息子だったら…』という残酷な一言だった。自棄になった多喜子は、永之介から取り上げた完成したての四神天地書を破り捨てようとするものの、突然の銀色の閃光に包まれ、本だけを残して姿を消してしまう。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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