株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
Fukuoka Financial Group, Inc.
本社
(ふくおかフィナンシャルグループ大手門ビル)
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証プライム 8354
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(英: Fukuoka Financial Group, Inc.)は、福岡県福岡市中央区に2007年(平成19年)4月2日に設立された金融持株会社である。略称はFFGだが、上場銘柄としては「ふくおかFG」を用いている。日経平均株価の構成銘柄の一つ[2]。 2006年(平成18年)12月27日開催の福岡銀行と熊本ファミリー銀行の臨時株主総会で株式移転が決議。その後翌年3月に金融庁の認可を受け、両社による共同の株式移転により新設の完全親会社となった。 十八銀行との経営統合については、次節の「十八銀行の経営統合」を参照。
概要
沿革
2006年(平成18年)
5月12日 - 福岡銀行と熊本ファミリー銀行が資本・業務提携並びに将来的な経営統合に向けた検討に関して基本合意したことを発表[3]。
5月22日 - 両行の経営陣で構成される経営統合準備委員会を設置[4]。
9月29日 - 両行が経営統合に関する基本合意書を締結[5]。
10月26日 - 両行の取締役会において、株式移転計画の策定を決議し、共同株式移転契約を締結したことを発表[6]。
12月27日 - 両行の臨時株主総会において、株式移転を決議。
2007年(平成19年)
3月2日 - 東京証券取引所・大阪証券取引所・福岡証券取引所より新規上場が承認される[7]。
3月23日 - 金融庁より設立認可を取得[8]。
4月2日 - 両行の共同株式移転により設立し、両行を当社の完全子会社とする。また、既に上場を廃止していた両行に替わり新規上場される[9]。
4月4日 - 当社へ承継される予定だった福岡銀行の第2回劣後特約付無担保転換社債(以下、転換社債)が承継されなかったことを受け、転換社債の転換によって交付される福岡銀行の普通株式の全てを当社の普通株式に交換して福岡銀行を当社の完全子会社化することを目的とした簡易株式交換に基本合意したことを発表[10]。
4月17日 - 福岡銀行を完全子会社とする簡易株式交換に係る株式交換条約を締結したことを発表[11]。
9月28日
簡易株式交換により福岡銀行を完全子会社化する[12]。
第三者割当増資による新株式の払込完了に伴って親和銀行を連結子会社化する[13]。
10月1日 - 九州親和ホールディングスからの株式取得に伴い、親和銀行を完全子会社化する[14]。完全子会社化に伴い、親和銀行のロゴマークが変更される[15]。
2008年(平成20年)6月16日 - 本社を福岡市中央区大手門の「ふくおかフィナンシャルグループ本社ビル」へ移転(同時に子会社の福岡銀行の本部機能も同ビル内へ移転、一部の部署は先行で同年6月9日に移転)[16]。
2009年(平成21年)1月5日 - 子会社の熊本ファミリー銀行が「システムバンキング九州共同センター(SBK)」を離脱して「福岡銀行・広島銀行の共同利用型基幹システム」へ参加するシステム統合を完了し、事務処理等も同じ子会社の福岡銀行と統一化される[17]。
2010年(平成22年)
1月4日 - 子会社の親和銀行が共同利用型基幹システムへの参加によるシステム統合を完了し、事務処理等も同じ子会社の福岡銀行・熊本ファミリー銀行と統一化。これらにより、グループ3行が同じシステムに統一される[18]。
9月21日 - ATM相互入金サービスを開始。グループ3行のキャッシュカードを利用したATMでの入金(預入)について、銀行の垣根なく相互利用が可能となる[19]。
10月18日 - 子会社の親和銀行の本店所在地である長崎県佐世保市に「ふくおかフィナンシャルグループ佐世保ビル(FFG佐世保ビル)」をオープン[20][注 1]。