ひまわり_(1996年のテレビドラマ)
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1981年にTBS系列で放送されたテレビドラマ「ひまわりの歌」あるいは2023年8月現在日本海新聞ほかで連載中の新川帆立の小説「ひまわり(小説)」とは異なります。

ひまわり
ジャンルテレビドラマ
脚本井上由美子
演出望月良雄 ほか
出演者松嶋菜々子
夏木マリ
寺泉憲
三宅裕司
川島なお美
上川隆也
大鶴義丹
浅野ゆう子
寺脇康文
中原丈雄
蟹江敬三
安達祐実
佐々木すみ江
藤村志保
奥田瑛二
ナレーター萩本欽一
音楽山下達郎
難波弘之
オープニング山下達郎「DREAMING GIRL
時代設定平成3年 - 現代
製作
制作NHK

放送
放送国・地域 日本
放送期間1996年4月1日 - 10月5日
放送時間月曜日 - 土曜日 8:15 - 8:30
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数162

番組年表
前作走らんか!
次作ふたりっ子
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『ひまわり』は、1996年平成8年)4月1日から10月5日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第54作目[1]。全162回[2]
概要[ソースを編集]

主演・松嶋菜々子の出世作。

バブル崩壊により会社の業績が悪化、同時に結婚し家庭を持つことを阻まれて会社を辞めることになる主人公の南田のぞみが、家族関係の中において弟の窃盗事件をきっかけに弁護士の世界を志し、司法試験司法修習生を経て、一人前の弁護士に成長していく物語。

主人公の修習先は福島地方裁判所とされている(劇中、被告人の住所に福島市腰浜町とある)。そのとき使われた法廷のセットは、現在、法学指導学科がある福島大学行政社会学部に模擬法廷として使用されている。そのため、福島県が主な舞台の1つになるのは『はね駒』(1986年度前期)以来、10年ぶり2度目となった[3]

ナレーションには萩本欽一を起用(南田家の飼い犬・リキという設定)。

連続テレビ小説リニューアル版に伴い、本番組より次週予告[注釈 1]が始まった。本番組は『君の名は』(1991年度)以来のサブタイトル導入である。また、オープニングの枠タイトル「連続テレビ小説」と、本作のオープニングタイトルの合間の「DREAMING GIRL」のイントロダクションの個所で、のぞみの行動を描写した簡易的なアバンタイトル(大抵はセリフなし)があった。

1996年の平均視聴率は25.5%、最高視聴率は29.6%(ビデオリサーチ調べ)[4]

放送ライブラリーでは第1回が公開[5]

2023年9月現在、NHKオンデマンドで全話配信されており、半年体制・全話配信としては最も古い作品になっている[6][注釈 2]
再放送[ソースを編集]

本番組は2003年9月29日から2004年3月27日までBS2にて再放送された。

2022年5月23日から12月19日までNHK総合で再放送(月曜日から金曜日 16時30分から17時に原則として1日2本立てペースで放送された[注釈 3]

また全編再放送に先駆けて、2022年のゴールデンウィークに「松嶋菜々子ヒロイン・ひまわりの魅力」(15分バージョンと5分バージョン)と題したプレビュー特番が放送され、松嶋と赤松元基役の奥田瑛二に対するインタビューが放送された。

なお福島県向けには、5月2日と5月6日の、本来この時間帯(18時10分 - 19時)に生放送されている『はまなかあいづTODAY』が連休中の短縮放送(18時45分 - 19時)[8]となり、この2日間の18時25分 - 18時40分に第1・2回(2日:第1回=第1章その1、6日:第2回=同その2)先行放送が行われた[9]。その直前の18時10分 - 18時25分に上記プレビューの15分版も併せて放送された。また他地方で10月14日に放送された第108・109話(第9章その12と第10章その1)は、関西地方のみ特別テレソン「めっちゃ関西 1ch感謝祭」[注釈 4]のため、10月16日 13時5分 - 13時35分に振り替え放送された。
あらすじ[ソースを編集]
第1章『出るクイは打たれるの?』[ソースを編集]

平成3年秋、バブルが崩壊する3ヶ月前。一部上場食品メーカーでOLとして働く南田のぞみは、自分が所属する営業部の撤退を聞かされる。女性課長の春日ひとみは新しく立ち上げる開発課にのぞみを誘う。

のぞみは恋人の関口純一郎と結婚し、仕事と家庭を両立させたいと考えていたが、上司の春日からは「社運を賭けた大事な部署の立ち上げなので結婚は3年待て」と言われる。

福島郊外の乳牛牧場に住むあづさの母・うららが体の不調を訴え電話をしてきたが、実は仮病で本当は娘や孫と一緒に暮らしたいと言って上京し南田家で一緒に暮らすことになる。のぞみの営業第2部は解散し、会社から異動先の辞令が降りる。「結婚する女性は必要ない」と考える上層部の思惑により福島工場への転勤を命じられ、のぞみは退職を決意する。
第2章『旨い話にゃ毒がある?』[ソースを編集]

次の仕事を探しに職業安定所ハローワーク)へ登録に行ったのぞみは、そこで能力開発センターの人事という犬飼サチと出会い、自分の会社に興味があれば電話してくれと誘われる。

土曜日の午後、恋人の純一郎が両親を連れて結婚の挨拶に訪れる。純一郎の母は南田家や父親の行方を単刀直入に質問すると、あづさは「のぞみと達也には20年間嘘をついていた」と告白する。自分の出生を知った達也は以降無断外泊をするようになり心配したあづさを激怒させる。祖母のうららはあんな話をした後だから結婚の破談は覚悟しておけとのぞみに言う。

犬飼サチがのぞみの家に来て講師の仕事に誘うが、あづさは慎重に考えるよう助言。迷うのぞみは犬飼を訪ね、講師の話は保留したいと伝えるが、犬飼は60万円の高額セミナーの受講を勧め生徒の勧誘が必要と説明。のぞみはカモにされたことに気づき悔し泣きする。

のぞみは優のレストランで失踪中の父親・徹と出会うがのぞみは気づかない。あづさは優が徹の居場所を知っていると感づく。犬飼が薫乃とうららを勧誘しお金を騙し取ったことを知ったのぞみは激怒し、犬飼のマンションに押し掛けるがもぬけの殻だった。忘れ物を取り戻った犬飼はのぞみにお金を返し、悪びれることなく去っていった。
第3章『人は見かけによらぬもの?』[ソースを編集]

達也がアルバイト先の売上金を盗んだ容疑で逮捕される。達也は黙秘を続けており、のぞみとあづさは警察へ面会に行くが許可は下りず、アルバイト先のカラオケ店へ謝罪に行く。店長の田中によれば、達也は接客態度も悪くトラブル続きだったという。落ち込むあづさに優は3年間黙っていた徹の住所を教える。薫乃とうららは田中に謝罪に行き田中はお金が戻れば示談にすると提案。二人は言われるまま示談にしてしまう。二日後、のぞみとあづさは警察でようやく達也と顔を合わせ話をしようとすると達也は示談金を支払ったことに怒り拒絶する。

なすすべない南田家は弁護士に頼ることを決め、あづさの旧友・赤松の事務所を訪れる。のぞみはそこで弁護士を目指す星野と出会う。

弁護士の赤松に達也はようやく自分の無実を打ち明け始める。薫乃はうららにあづさと赤松の過去を話す。赤松は田中を訪ね、独自調査で田中が金に困っていたこと、靴修理店でロッカーのスペアキーを作っていたこと、売上金を盗んで一部を達也のロッカーに入れて罪を被せたと推測し、真犯人は田中と言い切る。全てを見抜かれた田中は自首し、達也は釈放される。赤松が達也を救った姿を見てのぞみは家族に弁護士になると宣言する。
第4章『二兎を追うもの一兎も得ず?』[ソースを編集]


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