ひとつ屋根の下
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藤こよみの漫画「ひとつ屋根の下の」とは異なります。

ひとつ屋根の下
ジャンルテレビドラマ
脚本野島伸司
演出永山耕三
中江功
武内英樹
高丸雅隆
出演者江口洋介
福山雅治
酒井法子
いしだ壱成
大路恵美
山本耕史
山本圭
製作
制作フジテレビジョン

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

ひとつ屋根の下
プロデューサー大多亮
出演者内田有紀
村上里佳子
辰巳琢郎
寺脇康文
鈴木ほのか
河合美智子
千葉麗子
オープニング財津和夫サボテンの花?ひとつ屋根の下より?
放送期間1993年4月12日 - 6月28日
放送時間月曜日21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12

ひとつ屋根の下2
プロデューサー杉尾敦弘
出演者松たか子
黒田勇樹
宇梶剛士
伊藤裕子
森田剛
渡辺由紀
オープニングチューリップサボテンの花
放送期間1997年4月14日 - 6月30日
放送時間月曜日21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12
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『ひとつ屋根の下』(ひとつやねのした)は、フジテレビ系列で放送された日本のテレビドラマ。主演は江口洋介

第1作(以下、パート1)は、1993年4月12日より6月28日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、「月9」枠で放送。

第2作『ひとつ屋根の下2』(以下、パート2)は、1997年4月14日より6月30日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、「月9」枠で放送。
概要
パート1
数々の高視聴率
月9ドラマの常連であり人気絶頂期であった江口洋介を筆頭に人気役者を多数起用し、この年最もヒットしたドラマとなった。主人公のセリフ「そこに愛はあるのかい?」は流行語ともなった。第11話で記録した視聴率37.8%は1990年代の全民放ドラマの最高視聴率であり、2024年現在のフジテレビドラマの歴代最高記録でもある。1993年にパイオニアLDCからVHSで映像ソフト化された。2015年3月18日にパート1とパート2をセットにした「ひとつ屋根の下 コンプリート Blu-ray BOX」が発売された[1]。2019年5月6日までFODTVerで【タイムスリップTVer】と題して、全話無料配信。2020年にDVDボックス発売。(パート1と2をセットにしたもの)
パート2
1997年にフジテレビからVHSで映像ソフト化され、2020年にDVD化された。(権利上の都合によりFODで配信はされていない。)2009年8月7日、出演者の酒井法子に逮捕状が出され、当時再放送を行っていた北海道文化放送テレビ新広島は放送を途中で打ち切り、別作品の再放送に切り替えた。
ストーリー
パート1
かつて実業団のマラソン選手だったが、アキレス腱の故障で引退した主人公・柏木達也(江口洋介)は、自身の
婚約を報告するために、7年前の両親の交通事故以来生き別れになった兄弟達を訪ね歩く。妹の小雪以外最初は達也を拒絶していた兄弟達も徐々に理解を示し、話が進むにつれてやがて達也の下で兄弟皆が暮らすようになる。毎日喧嘩ばかりしながら少しずつ絆を深めていくが、やがて家族が崩壊の危機に瀕する出来事が何度も訪れる。パート2パート1から2年後、小梅が大学に進学する事になり、柏木家には「贅沢禁止令」が出される。また、雅也がドイツへ留学する事を機に居候を取る事となった柏木家。兄弟+居候の計7人で楽しく、時に喧嘩をしながら暮らしていたが、小雪が悪性白血病である事が発覚。果たして小雪は助かるのか?
登場人物
柏木家

柏木家の年齢は「パート1」時点でのもの。
柏木 達也〈26〉→<28>
演 -
江口洋介柏木家の長男。高校卒業後、企業の実業団マラソンランナーとして世界選手権に入賞するなど活躍。予定では退社後に結婚し、クリーニング店を経営する為に戻って来るが、文也を引き取ったことと身勝手な性格を理由に婚約が破談になり、兄弟達と暮らすことになる。愛称は「あんちゃん」。ちょっと気が短いところがあり、直情家でお調子者の面が見られるが、人情味あふれる性格で、幼稚園時代の先生からの教えが人生の指針となっている。好物はプリン。口癖は「そこに愛はあるのかい?」。自称:一家の電信柱。[注 1]
パート2
「1」と変わらず、平凡な毎日を送っており、相変わらずきょうだいのことに首を突っ込む。小雪にお見合いを勧め、和也にマラソンランナーになる事を勧める。口癖は「心にダムはあるのかい?」に変わっている。
柏木(木内) 雅也〈25〉→<27>
演 - 福山雅治柏木家の次男で冷静沈着な性格。文京大学医学部の研修医。愛称は「チイ兄ちゃん」。両親の死後、望まれたこともあり、父(開業医)の友人である木内家の養子となる。実子がいるにもかかわらず、後継ぎになることが約束されており、会いに来た達也に札びらを切って怒らせたこともあるが、次第に兄弟への想いを募らせ達也の下で暮らすことを決意。血の繋がらない妹・小雪に恋心を抱いている。小雪には高校生の頃プロポーズした過去も。最終回で心臓外科医になることに決めた。
パート2
初回で貧しい子供たちに医療を受けさせたいという思いから海外へ赴任。小雪の白血病が発覚し、逹也から電話をもらい帰国。以後は小雪を助けるために奮闘する。小雪の病気が治り、再度海外へ飛び立つがその際に、きょうだい達が小雪と雅也の結婚式を開き、結婚した。
柏木 小雪〈22〉→〈24〉
演 - 酒井法子柏木家の長女でおっとりした性格。高校1年生の頃に、子供のなかった親戚の家に居候として引き取られるが、短大で就活中、離婚した養父母と絶縁し自活を開始。そこで知り合った日下部の紹介で卒業後、大手企業OLとなり、日下部と不倫を続けていた。しかし達也の出現などで日下部との関係を終了、同時に退社して達也の家に引っ越す。その後はクリーニング店を手伝いながら、母親代わりをつとめるしっかり者。他の兄弟と血の繋がりがないのを(達也たちの父が経営していた病院で産まれた小雪の実の親がいなくなってしまったのでそのまま柏木家で育てることになった)下の弟妹達に知られ、距離を置かれた時は悩んで家出したこともあるが、そこで実母と異父妹の恵の姿を見てショックを受ける。そして自販機の前で接触を持った恵に対して(事実を名乗らないまま)「私のお母さんは7年前に亡くなったの」と話して聞かせている。幼少期にたびたび実母から手紙をもらったりしていた為、自分自身が養女だと知っており、小学生の頃に「私はひとりぼっち」と作文に書いてしまい、号泣した柏木の父に殴られたことがある。
パート2
前園から猛アプローチを受け婚約するが、達也への気持ち、雅也からの想いに心揺れる。終盤付近で白血病を発症し、一時は生死の境を彷徨うが復活。その後、雅也と結婚。
柏木 和也〈20〉→〈22〉
演 - いしだ壱成柏木家の三男。性格は達也同様、直情的で怒りっぽいところがある。高校生の頃、引き取られていた親戚の息子を庇い、傷害事件を起こし少年鑑別所に収容され、高校を中退。不良じみた言動も見られるが、昼間は寮付のおしぼり工場で地道に働いていた。窃盗の疑いを掛けられた際に、身柄を引き受けに来た兄達に心を開き、同居。その後、自動車修理工場に勤め、兄の為に中古のワゴンを用意したこともある。クリーニング店を手伝うようになってからは、夜遊び・不良仲間との接触などはなくなっていった。[注 2]
パート2
ドラム缶工場で働いており、マラソンランナーを目指す。実希と真澄が家に来たことから、庭のテントで寝起きする羽目になる。のちに元の不良仲間に再会。ジャージ姿を笑われたこともあるが、実希を弟と再会させる時には皆で協力しあった。
柏木 小梅〈16 → 17〉→〈19〉
演 - 大路恵美柏木家の次女。両親の死後、親戚の高橋家に引き取られていた時には自分を疎む由佳里の気持ちを理解していたこともあり、意地っ張りでやや暗めの性格だったが、達也たちと暮らすようになり、次第に本来の明るさを取り戻していく。真面目で学業成績も良好だが、大学への進学資金のためにキャバクラでアルバイトを試みるなど、大胆な面もある。料理は苦手。17歳の誕生日にレイプに遭い、心に傷を負ってしまうが、達也がマラソンを走っている所を見て、告訴することに。高校2年生。
パート2
横浜学芸大学に進学し、テニスサークルに入会。男性恐怖症を乗り越えてテニスサークルで知り合った大学生・南雲俊平と交際する。
柏木 文也〈15〉→〈19〉
演 - 山本耕史柏木家の四男。


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