ひだまりスケッチ_(アニメ)
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ひだまりスケッチ
ジャンル学園美術日常系ギャグ
アニメ:ひだまりスケッチ(第1期)
ひだまりスケッチ×365(第2期)
ひだまりスケッチ×☆☆☆(第3期)
ひだまりスケッチ×SP(SP)
ひだまりスケッチ×ハニカム(第4期)
総監督新房昭之(第1期)
監督新房昭之(第2 - 4期)
飯村正之(第1期特別編の第1話)
シリーズディレクター上坪亮樹(第1期[注 1]
石倉賢一(第3期)
八瀬祐樹(第4期)
シリーズ構成長谷川菜穂子
与口奈津江(第2期)
大嶋実句(第4期)
キャラクターデザイン伊藤良明
音楽菊谷知樹
アニメーション制作シャフト
製作ひだまり荘管理組合、TBS
放送局東京放送→TBSテレビほか
放送期間第1期:2007年1月11日 - 3月29日
第1期特別編:2007年10月
第2期:2008年7月3日 - 9月25日
第2期特別編:2009年10月
第3期:2010年1月7日 - 3月25日
第3期特別編:2010年10月
SP:2011年10月29日・11月5日
第4期:2012年10月4日 - 12月20日
話数第1期:全14話[注 2]
第2期:全16話[注 3]
第3期:全14話[注 2]
SP:全2話
第4期:全12話
OVA:ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編
原作蒼樹うめ
監督八瀬祐樹
シリーズ構成長谷川菜穂子
キャラクターデザイン伊藤良明
アニメーション制作シャフト
製作ひだまり荘管理組合、TBS
発売日2013年11月27日
話数全2話
その他発売後にBS-TBSで放送
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめによる日本4コマ漫画作品『ひだまりスケッチ』を原作としたテレビアニメ作品。2007年に第1期がTBSほかにて放送され、その後第4期まで製作・放送された。
沿革

2007年1月からTBSほかで第1期全12話が放送された。また、2007年8月に開催された「TBSアニメフェスタ2007」で特別編の前編が先行公開され、2007年10月18日にBS-iで前編・後編の2話が放送された。

2007年11月18日に開催された番組イベント「超ひだまつり」において、第2期『ひだまりスケッチ×365』(さんろくご)が製作されることが発表された。「365」とは1年の365日と人間の平熱である36.5°Cとの2つの意味があり、蒼樹自身の案によるものである[1]。2008年7月より第1期と同じ放送局で全13話が放送されたほか、DVD用に特別編が一本製作されている[注 4]。また、2009年4月5日に行われたイベント「超ひだまつりZ」にて、新たな特別編の製作が発表された。同年10月17日、24日にBS-TBSで前後編が放送された。同2話は28日にDVDリリースされた。前編は2009年8月に開催された「TBSアニメフェスタ2009」にて先行公開された。

「TBSアニメフェスタ2009」において第3期シリーズ『ひだまりスケッチ×☆☆☆』(ほしみっつ)が製作されることが発表[2]、2009年10月26日に公式サイトにて放送日時が発表され、2010年1月から全12話が放送された。なお、シリーズ初のBlu-ray DiscがDVDと同時発売されている。2010年8月7日に開催された「TBSアニメフェスタ2010」において特別編の放送が発表され、前編が先行公開された。同年10月23日・30日にBS-TBSで前後編が放送ならびにDVD・Blu-ray Discが発売された。

2011年3月28日に発売された『まんがタイムきららキャラット(2011年5月号)』で、特別編が新たに製作されることが発表され、2011年8月13日に開催された「TBSアニメフェスタ2011」にて、特別編のタイトルが『ひだまりスケッチ×SP』(すぺしゃる)であることが発表、BS-TBSにおいて同年10月29日に前編・11月5日に後編が放送された。

「TBSアニメフェスタ2011」において第4期シリーズが製作されることが発表され、「アニメ コンテンツ エキスメB2012」においてタイトルが『ひだまりスケッチ×ハニカム』であることと、2012年10月より放送されることが発表され、同年12月までに全12話が放送された。「TBSアニメフェスタ2012」において2012年5月より病気療養中だったヒロ役の後藤邑子の復帰の目処が立ったことにより、続投することが発表された。TBSとBS-TBSでは第10話にて副音声で阿澄佳奈水橋かおりによるオーディオコメンタリーが実施された[注 5]

2013年3月3日に行われた「超ひだまつりin日本武道館」において、『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』(さえ・ヒロ そつぎょうへん)を製作することが発表され(同年3月8日にはアニメ公式サイトで正式な告知とプロモーションビデオが公開)、BS-TBSで11月29日(27:00 - 28:00)に前編と後編が2話連続で放送された。
特徴

内容は原作にほぼ忠実だが、各話の順番はバラバラで、また第4期以外は時系列順でもなくバラバラである[注 6]。そのため、主要登場キャラクター達がすでに知り合っていて仲良くなっている話の後に初対面の話がある、文化祭当日の話をやった後に文化祭前の文化祭準備の話がある、などといった現象が見られる。ゆのは第1・2期が1年生で、第3・4期が2年生[注 7]。原作では登場しない作者蒼樹うめ自らが声を演じるうめ先生をはじめ、智花やリリなどといったアニメオリジナルキャラクターも登場する[注 8]。原作ではあまり見られないゆのの入浴シーンが各話の最後のシーンで挿入され[注 9][注 10]、そこでその日の出来事を振り返るという構成になっている。

過去に新房昭之総監督が担当した他作品のキャラクターが含まれるなどのネタがさり気なく詰め込まれている。冷蔵庫に貼ってある写真が前と変わるなど、気付かれにくい仕込みもある。

キャラクターの作画は期を重ねていくにつれ、次第に蒼樹が執筆する原作に準拠したタッチで描かれていくようになった。番組終了時の提供バックは『まんがタイムきらら』系列の作家陣ならびに原作者・アニメ制作会社・総監督と関係のある作家による、本作のキャラクターたちのイラストである。各期最終話は原作者である蒼樹うめのイラストとなる。なお、特別編ではこれらのイラストは用いられず、本編の1シーンが提供バックに使われる。

蒼樹は上記の通りうめ先生役として出演しているが、第1期当初から脚本会議に参加したり、アニメスタッフ用に設定資料を提供するなど、アニメにも積極的に協力している。蒼樹が特に印象に残っているのは第1期2話と5話[3]
演出上の特徴

このアニメの大きな特徴として、実写取り込み画像とスクリーントーン状の背景を効果的に使用していることが挙げられる。特に第1・2期では料理の実写取り込み画像が多用されており、オーディオコメンタリーによれば、スタッフが実際に調理した物を撮影して使用している。第3期では料理の実写取り込み画像が使用されなくなっているが、所々の止め絵・アイキャッチ・背景の一部に実写取り込み画像が使用されている。

また、パートの冒頭には映画のフィルム音と併せた5秒前からのカウントダウンが流れる。このカウントダウンに使用される絵もシリーズによって異なり、1期では太陽を見立てたデザイン、2期ではヒマワリやウメなどの花を見立てたデザイン、3期では夜空に映える星座の周りに「JAN(1月)」から「DEC(12月)」の文字を並べたデザイン、4期ではゆの→宮子→ヒロ→沙英→なずな→乃莉の順に六角形に並んで表示されたデフォルメ絵のデザインのものが使われている。

次回予告では、そのエピソードで使用する原作の4コマ1作を、吹き出しを含めたほぼそのままの状態で色付けし、1コマずつスクロールする手法を取っている。

第2期第1話に限り、その場面に適した英語のことわざを挿入している。
「富士山」

第1期第10話はTBS放送分のみ止め絵をバックに音声のみでストーリーが進行するシーンが多いバージョンが放送されたが、遅れネット局ではそれらの部分に手が加えられたものが放送された。銭湯の浴室の壁を「富士山」という文字だけで表現したことから、TBS版第10話は「富士山」と呼ばれることがある。

これは、1月11日から放送開始にも関わらずその年の元旦にオープニングを作り始めるなど[4]、制作当初からスケジュールが厳しい状況が続いた末、該当話を放送局への納品期限に間に合わせるために苦肉の策として起きた現象である[注 11]。その反省から第2期の『ひだまりスケッチ×365』では制作スタッフが「ノー・モア・富士山」[5]を合言葉に制作され、「富士山」のような現象は起こらなかった[注 12]
登場人物と声の出演詳細は「ひだまりスケッチ#登場人物」を参照

ゆの - 阿澄佳奈[6][7]


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