ひぐらしのなく頃に 祟殺し編
ジャンルサスペンス、ミステリー
ゲーム
ゲームジャンルサウンドノベル
対応機種Windows 95/98/Me/XP
(NEC PC-98シリーズ除く)
S!アプリ・EZアプリ・iアプリ
推奨環境CPU:Pentium II 400MHz 以上
メモリ:128MB 以上
HDD空き容量:400MB以上
DirectX 8.0a 以降
ゲームエンジンNScripter
開発元07th Expansion
発売元[Win] 07th Expansion
(s・i) タイトー
(ez) デジマース
監督竜騎士07
キャラクターデザイン竜騎士07
メディアCD-ROM 1枚
プレイ人数1人
発売日[Win] 2003年8月17日
(コミックマーケット64)
携帯アプリ版は配信日一覧参照
レイティング未審査
画面サイズ640×480
キャラクターボイスなし
漫画
原作・原案など竜騎士07
作画鈴木次郎
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊Gファンタジー
レーベルGファンタジーコミックス
発表号2005年6月号 - 2006年6月号
巻数全2巻
話数全13話
ドラマCD
発売元HOBiRECORDS
販売元WAYUTA
(協力・ジェネオンエンタテインメント)
発売日2006年6月28日
枚数4枚
小説
著者竜騎士07
イラストともひ
出版社講談社
星海社(文庫版)
レーベル講談社BOX
星海社文庫(文庫版)
発売日(上巻)2007年8月1日
(下巻)2008年1月7日
巻数全2巻
テンプレート - ノート
『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』(ひぐらしのなくころに たたりごろしへん)は、同人サークルである07th Expansionが製作した同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』の第3話目の表題である。 サブタイトルは「?最短のシナリオ?」 主人公が前原圭一である点は前2作「鬼隠し編」「綿流し編」と同様で、時系列的な連続性が無く「同時間軸の別展開」の物語が展開される点も前2作と同様である。ただし、シナリオの分量は前2作よりも多く、事件へ突入するまでの展開も3作品中で最も早い。 本作品では、今まで被害者の立場であった圭一が加害者に立場に変化して本編(昭和58年)より3年前に事故死したダム計画推進派夫婦の遺児・北条沙都子を中心に話が展開する。叔父による児童虐待という非常に重いテーマを扱っている反面、終盤の展開は一種のデウス・エクス・マキナ的手法である。前2作と同様、クリア後には登場人物が客観的推理を披露する「お疲れ様会」が追加される。 PS2版「祭」に「第肆章・祟殺し編」として収録。DS版「絆・第一巻」に「第参章 祟殺し」として収録。 Windows版でクリア後に「お疲れ様会」と共に追加されるミニゲーム。略称「DDD」。 エンジェルモートを襲うデビロット・ド・デスサタンIX世(カプコン「サイバーボッツ」)率いるジャックフロスト(女神転生シリーズ、また同シリーズの発売元・アトラスのマスコットキャラクターとしても知られる)軍団をブロック崩しの要領で撃退する。 このミニゲームも綿流し編の「スフィー DE ボンバー」同様、二次創作であるため「鬼隠し編」の「れなぱん」や「暇潰し編」の「お散歩☆梨花ちゃん」(携帯アプリ版は本編と別売)とは異なり携帯アプリ版への移植は行われていない。 時代は1983年(昭和58年)[1]。 圭一はある日、部活動メンバー・北条沙都子が様々な逆境にめげずに生きていることを知り、彼女の力になりたいと思う。 しかし、沙都子が村に帰ってきた叔父に虐待されているらしいという話を学校で耳にする。沙都子の両親は、3年前に旅行先で事故死しており、村人はダム計画推進派であった沙都子の両親が、「オヤシロさまの祟り」に遭ったのだと噂を立てていた。 その上、沙都子にとって最大の拠り所であった兄・悟史は、1年前に失踪。普段は、明るく振る舞っている沙都子が、叔父の理不尽な仕打ちに必死で耐える姿を目の当たりにした圭一は、沙都子を救済したい一心である計画を立てる。しかしその決断はいつしか最悪の展開へと物語を運び・・・!? 今回のシナリオは今まで被害者的だった圭一の視点を加害者的に転換させるというのが今までのシナリオとの最大の相違点である。その布石として欝から躁、静から動といった演出が数多く見られる。その最も顕著な例が沙都子の「目」である。例えば劇中前半で沙都子の明るさ・たくましさにスポットを当てて、叔父が帰ってきた中盤で「光の無い目」にして最後には狂乱させる。その悲壮感を直後に圭一が叔父殺害を決意して高揚感に反転させる、という展開がとられている。 叔父殺害後の翌日に学校で感じる違和感・疎外感は今までのシナリオで圭一が体験したことを知っているからこそ余計に引き立てられるという説もある。 物語最後の「取材テープ」で圭一が発言する「俺如キニ祟リ殺サレルナ?」は祟殺し編を象徴する台詞でもある。 この事件は「北条鉄平の同居人の間宮リナの蒸発、もしくは死亡して鉄平が雛見沢に戻る」ことが発端となり始まる。違う世界でも、この「鉄平の帰還」さえあれば同様の事件が起こるとされている。そうした違う世界では、圭一の代わりに、詩音やレナが鉄平殺害を行うこともあるという。 スクウェア・エニックス刊『月刊Gファンタジー』で2005年6月号から2006年6月号まで連載された。 作画・鈴木次郎。 第1期「ひぐらしのなく頃に」第9 - 13話。 CD4枚組。発売:HOBiRECORDS、販売:WAYUTA キャスティングはアニメ版と同じ。 著者:竜騎士07 イラスト:ともひ
概要
でびでびでびるず
ストーリー
登場人物「ひぐらしのなく頃にの登場人物」を参照
以下の人物は個別項目を参照。
前原圭一
北条沙都子
竜宮レナ
園崎魅音
古手梨花
園崎詩音
演出
漫画
ISBN 4-7575-1592-8 2006年1月22日 初版発行
ISBN 4-7575-1712-2 2006年7月22日 初版発行
アニメ
第9話 祟殺し編 其の壱 兄
第10話 祟殺し編 其の弐 キズナ
第11話 祟殺し編 其の参 境界
第12話 祟殺し編 其の四 失しモノ
第13話 祟殺し編 其の伍 謝罪
ドラマCD
2006年6月28日発売 WACD-004
小説
講談社BOX版
ひぐらしのなく頃に 第三話 ?祟殺し編?(上) ISBN 978-4-06-283653-1
ひぐらしのなく頃に 第三話 ?祟殺し編?(下) ISBN 978-4-06-283655-5
星海社文庫版
ひぐらしのなく頃に 第三話 ?祟殺し編?(上) ISBN 978-4-06-138911-3
ひぐらしのなく頃に 第三話 ?祟殺し編?(下) ISBN 978-4-06-138913-7
脚注^ 最終部分のみ1995年(平成7年)。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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