ひぐらしのなく頃に祭
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ひぐらしのなく頃に祭ジャンルサスペンスアドベンチャーノベル
対応機種PlayStation 2
開発元フロンティアワークス
アルケミスト
ヒューネックス
(原作:07th Expansion
発売元デジタル・ゲイン(後の加賀クリエイト
美術rato(キャラクターデザイン)
人数1人
メディアDVD-ROM 1枚
発売日2007年2月22日
2007年12月20日(カケラ遊び)
対象年齢CEROD 17歳以上対象
コンテンツ
アイコン暴力
売上本数112,859本[1]
51,666本(カケラ遊び)[2]
その他限定版:#初回限定版を参照
カケラ遊び・アペンド版は初回起動時に
『ひぐらしのなく頃に祭』が必要
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『ひぐらしのなく頃に祭』(ひぐらしのなくころに まつり)は、同人サークル07th Expansionが製作した同人ゲームひぐらしのなく頃に』を原作とするPlayStation 2サウンドノベル2007年2月22日アルケミスト/デジタル・ゲイン(後の加賀クリエイト)より発売された。略称は「ひぐらし祭」。

同年12月20日には、ユーザーからの要望を取り入れて大幅にリファインされた『ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び』及び既存ユーザー向けの『ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び・アペンド版』が発売された。

タイトルは「な」及び「祭」を赤文字で表記する。
発売までの経緯.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "ひぐらしのなく頃に祭" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年6月)

2005年同人ゲーム初の家庭用ゲーム機(発表の時点では機種未定)への移植が発表された際、史上初の試みとして注目を集めた。

しかし、移植先の機種が(2006年8月に)PS2に決定するまで長らく「機種未定」の状態が続き、その間に同人ゲームを原作とする『花帰葬』(プロトタイプ)・『MELTY BLOOD Act Cadenza』(エコールソフトウェア)が相次いで発売されたため、移植発表は先んじていたにもかかわらず正式な「第1号作品」にはなれなかった。

当初の発売予定から大幅に延期された理由については作品の性質上、暴力・ホラー表現が多くコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)が2006年に新設した「Z 18歳以上のみ対象」の区分に指定される恐れがあったからではないかと噂されていたが、後に公式サイトで「作品全体の倫理調整に時間がかかっているため」と説明された。

結局、2007年1月に「D 17歳以上対象」(コンテンツアイコン/暴力)と発表され、18歳未満販売禁止(及び、禁止と連動する一部自治体の青少年保護育成条例に基づく有害図書指定)は回避されている。恐らく、先述の倫理調整により「Z」区分に指定されるのを避け、1段階低い「D」区分の範囲で許容される限界まで持ち込むために、時間がかかったものと思われる。血の色が赤から青になっている他、残酷と思われる箇所の演出が変更されている。

キャラクターデザインは原作とは大幅に変更されているが、これは竜騎士07のデフォルメされた立ち絵が非常に癖が強く、万人受けしづらいと思われる事や、手の中指と薬指の境目が省略されたオリジナルのデザインに倫理的な問題があるからとされている(→「四つ」を参照)。シナリオについても選択肢をつけた都合上、一部変更がある。
発売予定の変遷

当初の発売予定は2006年12月21日であったが一旦、発売日未定(「今冬」発売予定)となった後、2007年1月28日開催のイベント「ひぐらしのなく頃に祭×祭」において正式な発売日が2007年2月22日と発表された。
発売後

読者が選ぶエンターブレイン広告大賞2007にて、週刊ファミ通部門で銅賞[3]を受賞した。
スタッフ

原作:
竜騎士07

シナリオ:叶希一(シナリオ監修:竜騎士07)

キャラクターデザイン:rato(キャラクター原案:竜騎士07)

BGM:5zizz

主題歌プロデュース:志倉千代丸

開発:フロンティアワークス/アルケミスト

発売:デジタル・ゲイン(現:加賀クリエイト

オープニングムービー製作:RMG

背景デザイン:メディア・ビジョン

主題歌
オープニングテーマ「
嘆きノ森
作詞・作曲 - 志倉千代丸 / 編曲 - 磯江俊道 / 歌 - 彩音
澪尽し編 オープニングテーマ「コンプレックス・イマージュ
作詞・作曲 - 志倉千代丸 / 編曲 - 上野浩司 / 歌 - 彩音
罪滅し編 エンディングテーマ「escape
作詞・作曲 - 志倉千代丸 / 編曲 - 磯江俊道 / 歌 - いとうかなこ
目明し編 エンディングテーマ「you」(カケラ遊び)
作詞・歌 - 雪野五月 / 作曲 - dai / 編曲 - OdiakeS
エンディングテーマ「Friend
作詞・作曲 - 志倉千代丸 / 編曲 - 川越好博 / 歌 - いとうかなこ
登場人物「ひぐらしのなく頃にの登場人物」を参照
シナリオ

原作(Windows版)が各編とも基本的に選択肢の無い一本道のストーリーであるのに対し、本作ではオーソドックスなアドベンチャーゲームの形式を採用しており、序盤にプレイヤーが選択した行動によって中盤以降に10通りの展開へシナリオが分岐する。これは原作のシナリオがすべて同時間軸上にあるので、一本のソフトにまとめる為にアレンジをされたためである。

中盤以降に分岐するシナリオは以下の通り。新シナリオ以外の7編は原作とほぼ同じであるため、各編の項目も参照。
盥回し編

“たらいまわしへん”。

「第壱章」。

本作の新規書き下ろしシナリオの一編。最初からプレイ可能。これといったフラグを立てていない場合に進むルート。圭一が事件の情報を知りながら、目先の平和に気を取られ目を背け続ける。つまり、圭一が事件に巻き込まれる要因となった好奇心を出さなかった場合どうなるかという一例である。ちなみに各問題編のキーワードが含まれているので、PS2版から入る人が最初からプレイするには向いていないとされる。クリアすると主人公に赤坂が追加。

「盥回し」というタイトルは、逃げずに立ち向かうべき場面で逃げ出してしまうところから取っている。
ストーリー
綿流し祭の後に発生した殺人事件の捜査で、興宮署の刑事・大石は圭一を含む部活メンバー達が何か事情を知っていると見てか村の至る所で執拗に聞き込みを始める。


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