ばいきんまん
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ばいきんまん
アンパンマン・シリーズのキャラクター
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バイキンUFOで空を飛ぶ ばいきんまん

作者やなせたかし
声優中尾隆聖(1988年10月3日 - 現在)
プロフィール
性別男性
種類黴菌
出身地バイキン星
テンプレートを表示

ばいきんまん(ラテン文字表記:Baikin-man[1]、Baikinman[2][3][4])は、アンパンマン・シリーズに主要なメンバーとして登場する架空のキャラクター[5]

悪さをする黴菌(ばいきん)で、シリーズ中最も重要な敵役となっている。常にの側にいてブレることの無いばいきんまんは、相棒とも言えるドキンちゃんトリックスター振りに翻弄されっぱなしだが、それでも特にテレビアニメでは共に物語の発端となるトラブルを引き起こし続け、毎度毎度最後には正義ヒーローに負けて「バイバイキーン」の捨て台詞と共に去ってゆく。アニメ版声優中尾隆聖

片仮名表記の「バイキンマン」は間違い。ただし、原作者のやなせたかしは『アンパンマン伝説』等、自著でよく片仮名表記していた。
キャラクター
基本情報拡大
Clip ばいきんまん(上)
ドキンちゃん(下)

バイキン星出身の自称「天才科学者[6][5]。本作において、正義のヒーローであるアンパンマンの向こうを張る敵キャラクターで、宿命のライバル。アンパンマンを倒すために、バイキン星から赤ちゃんの時に卵の状態で地球にやってきた黴菌。映画『いのちの星のドーリィ』では、バイキン星から落ちてきたのエネルギーで生まれたことになっている。一人称は「おれさま」。

自ら発明したメカ(バイキンメカ)でアンパンマンに戦いを挑むが、いつも返り討ちに遭う[5]。作者の著書によるとモデルは蠅(はえ)[5]で、蠅の翅(はね)様の小さな翅が背中に生えていて、空を飛翔できる。しかしバイキンUFOに乗る頻度が増えたため不要になり、翅は意味を持たなくなった。

劇中での役目を終えて退散する際は、「バイバイキーン」という捨て台詞を決まって吐く[5]。後になってバイキン星からやってきて相棒のように一緒にいる女の子ドキンちゃん(■右に画像あり)にはめっぽう弱い[5]。バイキン城を根城としており、当初は一人暮らしだったが、やがては、ドキンちゃんや、かびるんるんなどの手下と生活するようになった。ホラーマンは居候で、いたりいなかったりする。

ばいきんまんが登場することになったのは、やなせたかしが「アンパンマンに“何か”が足りない」と思い悩んでいた頃、やなせの友人だったいずみたく演出したミュージカル「怪傑アンパンマン」が上演された時に、その観客の様子を観察していたやなせが「悪役が必要だ」と思い至ったことによる[7]

自身の顔を分け与える自己犠牲のアンパンマンに対して、ばいきんまんは自己の欲求を満たそうとする利己主義的行動原理を担っている。人間にも良い心と悪い心の両方がバランスを保って存在しているように、両者は「光と影」「プラスとマイナス」のような関係で片方だけでは存在できなくなっているといわれている(「#アンパンマンとの関係」を参照)。やなせは、ばいきんまんの人気について、「怠けたい、いたずらをしたいなどという人間の欲求不満を表現している。」「ばいきんまんは時にはいいこともする。悪に徹しきれないところがある。」「決してばいきんまんは死ぬことはない。人間が風邪を一度ひいて、またかかるように、やられても平気な顔をして次に出てこられる。」などと語っている[8]
外見

悪魔のような黒い体に2本の角[注 1]、胸に紫のボタン、矢印のような尻尾を持ち(先端は鋭利で、ロープを切ることができる。また、避雷針のように雷を寄せ付ける[9])、白目は薄いピンク色[注 2][注 3]、歯はギザギザの形状で、舌は青く長い[注 4]。手足や鼻、唇は紫色。背中にハエのような小さなライトブルーの羽があり、アニメ初期では主にこの羽を使って飛行していたが、現在は1人乗りのUFO型の乗り物「バイキンUFO」に乗っているため、ほとんど使用しない。本人もたまに羽があること自体を忘れている時があるが、飛び方を忘れてはいない様子で、現在でもバイキンUFOが無い状況などで飛行することがある。身長は角を含めてもアンパンマンより低い。

胴の黒い部分は服、胸のボタンはマイクロフォン、手足は手袋ということになっている[10]が、その上から服を着ることも多い。冬の季節になるとコートを着る。コートの色は初期は紫系のコートだったが途中から黄緑に変更されている。例外として、TV第7話B「アンパンマンとかぜこんこん」では、青いコートを着ていた。また、『アンパンマンとらーめんてんし』『アンパンマンとたんこぶまん』等では別の赤い防寒具を身に着けていた。

ばいきんまんのモチーフはハエであり、絵本に登場する初期のばいきんまんは頭部と翅が非常に大きく[注 5]、角には毛が生えており、ギザギザした歯はまだ存在せず、体は痩せており、胸にボタンが2つあった[11]
性格

いたずらや悪さが大好きで、いつもみんなを困らせることばかりする。「卑怯はオレさまの得意技」と公言し、他人に変装もしくは騙したり人質を取ったりなど、後述するような汚い手を好んで使うことが多い。不潔を好み、風呂掃除など清潔に関連することが嫌い。アニメ第一話で罠にかかりアンパンマン達に捕らえられ洗濯機に入れられてしまった際には非常に弱体化し、身長が縮んでしまった。また、アニメ版における『アンパンマンのマーチ』、『勇気りんりん』や『アンパンマンたいそう』等、アンパンマンに関連する主題歌も嫌っており、ひどい場合には曲を聞いただけでじんましんが発症したこともあった[注 6][注 7]。花や宝石などの綺麗な物も「大嫌い」と発言しているが、満天の星やオーロラ姫のオーロラに見惚れる描写もある。そのほかに嫌いなものとして雷を挙げているが、バイキン城の周辺では頻繁に落雷が発生しており、TV第2話A「アンパンマンとばいきんまん」では雷からパワーを得ている描写まである。

単純で間抜け、短気な面もあり、そこを指摘されると大声で「うるさい、うるさーい!」と言って激怒し、指摘されてばかりいると理性が切れ、冷静さを失ってアンパンマンたちに襲いかかってくる。他人を騙すことが多いが、ばいきんまん自身も騙されやすく、映画『キラキラ星の涙』ではドロンコ魔王にあっさり騙され彼に協力してアンパンマンたちを倒そうとしており、アンパンマンたちとドキンちゃんの説得にも全く聞く耳を持たなかった。相手の挑発や煽動に乗せられやすい傾向にあり、あざみちゃんの悪口にも人一倍反応しやすい。

その一方でかなりの努力家でもあり、アンパンマンを倒すためにはどんな苦労も惜しまず、幼少より密かにトレーニングに明け暮れている。

可愛い女の子や美しい女性が大好きで、彼女らの前では紳士的に振る舞ったり、悪事を控えることもある。悪役らしからぬ面も多いが、彼自身は自分が悪であり「正義の敵」であることに誇りを持っている[注 8]。アンパンマンたちにいたずらしたことを謝ったことがある(もちろんばいきんまんの策略である場合が多い)。しかし本人は謝ること、謝られることを拒む傾向がある[注 9]

アンパンマンと同様、極度の上がり症で、大勢の前で舞台に立つと緊張してしまい、まともな演技ができない[12]が、しらたまさんには「悪役専門の俳優」だと思われており気付かれていない(ばいきんまんが本気でアンパンマンたちと戦っているのを、演技だと勘違いしているため)。
悪さ

普段は暇または空腹を持て余して町をバイキンUFOでうろついていたり、パン工場でのアンパンマンたちの会話を蜘蛛型の盗聴器で盗み聞きしたりしており、その中で数々のいたずらを思いついては実行に移している。いたずらの内容としては、登場する2人のゲストキャラクターの一方に変装してもう一方に対して悪さを行い本物のキャラがその犯人だと疑わせる、自分やアンパンマンの事を(あまり)知らないゲストキャラ(新キャラ)に対してアンパンマンが悪者だと嘘を吹き込んで敵視させる等がある。 [注 10]

だが、いたずらは一旦成功しかけるも最後は必ず失敗に終わる。失敗のパターンとしては、ストーリーの序盤でゲストキャラの何らかの攻撃によって一旦退けられ、その後ゲストキャラから攻撃手段を奪ったり、拉致監禁したりしてピンチに陥れるも、アンパンマンによって再び敗れる、といったものが見られる(初めのゲストキャラの攻撃がない場合や、ゲストキャラではなくアンパンマンがアンキックなどで撃退する場合もある)。アンパンマンについても、顔を濡らす等して弱体化させることに成功することがあるが、新しい顔が用意されることで必ず形勢が逆転する。そうするとばいきんまんは自暴自棄になって、「勝負はこれからだー!」などと言って主に体当たりを実行するがアンパンチ[注 11]で確実にやられてしまう。また、逃げたりすることはほとんどない(アニメ初期は退却することも多かった)。初期では変装でごまかして難を逃れようとすることもあったが、アンパンマンの目の前で変装してしまうことで正体がばれてしまう[13]。ただし、必ずアンパンマンにやられるわけではなく、自身の発明したメカが暴走して自身のUFOと激突した爆発で吹っ飛ばされるなど、自身の間抜けな性格で自滅してしまうこともある。

第一話におけるばいきんまんの悪事はてんどんまんの天丼を食い逃げしたことで、当時まだ自己愛が強くプライドの高かったてんどんまんの怒りを買って追い回されている。

まれに、いたずらをするわけでもなく他のキャラクターと特別に絡んだりもせずに、第三者的な立場で登場するだけで終わる場合もある[14]。また、いたずらをする話の場合でも必ずしも本人の意思でいたずらをしているとは限らず、単にドキンちゃんのわがままに振り回されて使い走りにされ、渋々ゲストキャラを拉致してくることも少なくない。キャラクターの過失に被害を受け、しかえしすることもしばしばある(ホラーマン、にんにく小僧等)。そのしかえしをのぞけば、悪さを全くしていない話も存在する(『ばいきんまんとクレープマン』等)。いたずらをしても、結果的にアンパンマンたちと打ち解けて仲良く踊ったり、食べ物を分けてもらえる、お願いを受け入れてくれるなどの彼にとってプラスな結果になる回もある。


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