はみだし刑事情熱系の登場人物
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はみだし刑事情熱系の登場人物(はみだしけいじ じょうねつけいのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日系でシリーズ化された刑事ドラマはみだし刑事情熱系』に登場する主な架空の人物について解説する。

※キャストを記載する際は、キャストの記載基準を参照してから記載してください。
警視庁広域特別捜査隊
高見兵吾
演 -
柴田恭兵(少年期:中川魁崇〈最終章 第4話・第11話・最終話〉)経歴:警視庁広域特別捜査隊捜査課(PART1 - PART7)→ 広島県警福山警察署(クリスマス2時間スペシャル)→ 警視庁広域特別捜査隊捜査課(最終章)警視庁西新宿署刑事課出身。静岡県出身。階級は巡査部長。「はみだし刑事」の代名詞であり、「広域」一の熱血刑事。遅刻・単独捜査・命令無視の常習犯であり、時には怒りを爆発させて事件の犯人等に手を上げることもあるため減俸・始末書は数えきれない。しかしながら、犯罪を憎む心は人一倍強く、また犯罪者の心をも救えると信じて孤高に捜査に臨む。ちなみに、女性に対してはどんなに怒り狂っても手を出さない主義であり、後述の玲子が事件関係者を裏切るような判断を下したことで関係者を危うい状況へ追い込んだ際には怒りを露わにしながらも「あんたが男だったら!」と悪態を吐き、実際に殴ることはしなかった(PART1 第1話)。服装は、主に革ジャンにチノパン(番組のイメージチェンジのため、PART6のみスーツメイン)。上司である根岸玲子は元妻であり、根岸みゆきは実の娘である。そのことで上層部や「広域特別捜査隊」を快く思わない人間から顰蹙を買っている。また、所轄署時代に刑事だった松尾菊枝と共に捜査を行ったこともある。なお、玲子との離婚やそれに伴うみゆきとの離別は彼なりに衝撃だったようで、離婚が成立した当日に追っていた犯人が彼の子供と遊んでいる姿を見て、「何でこいつは俺と違って、子供と笑顔で触れ合っているんだ?」と嫉妬心を抱いた揚句、子供の目の前で犯人を逮捕した末、それから年月が経った末に刑務所を出所した当の犯人から復讐されたことがある(PART2 第10話)。玲子が広域隊に赴任したことで、離婚以来会っていなかったみゆきと偶然再会する(PART1 第1話)。自分が父親であることを告げられず、しばらくの間、みゆきとは「親友」として接していたが、PART3最終話にて告白を決意する。PART4 第1話で父親であることを告白。それまで築いてきた関係が変わってしまった事で苦悩するが、自分なりに精一杯父親として接する事で最終話にてようやく「お父さん」と呼ばれる。みゆきがカナダに留学を決めた際、本心では留学を反対したいところを、物分かりのいい父親を演じて留学を応援してしまう。そのことで玲子とけんかになったところをみゆきに聞かれ、一時は関係がギクシャクするが無事に修復して留学に送り出した(PART5 第2?3話)。内心では寂しく、みゆきから送られてくるビデオレターをくり返し見返しており、そのことをしばしば菊枝にからかわれている(PART5 第8話)。PART7 最終話のホスゲンテロ事件の捜査にて、警視庁上層部の命令を無視し続けた結果、広島県警管内の派出所に異動させられてしまった(クリスマススペシャル)。最終章第1話で広域特別捜査隊に復帰し、兵吾が幼い頃に父親が失踪しているが、捜査の最中、失踪した父・甲介と偶然再会する(最終章 第7話)。
西崎駿一
演 -
風間トオル(小学生:佐藤勇輝〈最終章 第10話〉)警視庁特殊捜査班出身。階級は巡査部長(PART1 - PART3) → 警部補(PART4 - )。血液型はAB型(PART2 第2話)。ノンキャリアではあるが本庁からも一目置かれる優秀な刑事。射撃や武術、ドライビングのエキスパートであり、冷静沈着にして頭脳明晰。一時期口ひげを生やしていた時期があり、ある事件をきっかけにひげを剃る。ひげを剃った後の彼はかなりの二枚目になり、高見とデートの約束をしていたみゆきが西崎に乗り換えてしまうほどで、女性の証人や容疑者から指名されることも。高見が最も信頼する相棒である。幼い頃に両親を事故で一度に亡くした心の傷を抱え、高見とは対照的に、心情を一切排除し事件の事実だけを見据えて捜査に当たる。特殊班時代からそうした捜査方法で犯人を無慈悲に圧倒していた為に恨まれたことも多く、シリーズ全般的にかつて逮捕した犯人から逆怨みされている事件もいくつかある。当初はそうした捜査理念から高見の信念や玲子と高見の関係を拒否していたが、高見と付き合うことで徐々に考えを改めるようになり、次第に二人の関係を「悪くない」と思うようになっていく。
PART2
的場今日子と相思相愛の仲になる。婚約指輪を購入するが、現れた元夫、心から二人を想う気持ちに討たれて自ら身を引いた。(詳しくは的場今日子の項にて後述)
PART4
「警部補という立場から高見さんの単独行動を抑える」という名目で、昇任試験にパスして警部補となる。(真実かは不明)
PART6
新たに配属された武田太郎の教育係となる。
PART7
網膜剥離を起こしてしまい、失明の危機に陥る(第2話)。しかし、心配をかけたくないからか、みんなにもその事実を伏せていたためにしばしば足を引っ張る部分も目立ってしまう。手術当日、偶然からエレベーターに閉じ込められてしまい、緊張状態から病状が進行してしまう。かろうじて助けられたものの、状態が悪化してしまったために一時離脱を余儀なくされる(第5話)。第9話にて無事に復帰し、高見と再びコンビを組む[1]
杉浦克也
演 -
平泉成(高校生:伊藤友樹〈PART5 第17話〉)所轄署刑事課、および鑑識班出身。階級は警部。クリスマススペシャルでは捜査課長代行。広域の刑事たちからは「杉さん」の愛称で親しまれており、主に事件現場での指揮を取る(玲子が不在の場合は、玲子に代わり本部内で指揮を取る)。元々は刑事として活躍していたが、娘・幸恵が盲目となった事をきっかけに同僚・松坂治彦の助言で鑑識に移動した過去を持つ。優しい風貌ながらも冷酷な犯人には厳しい態度で望み、体術や剣道を駆使して立ち向かう頼もしい存在である。課長としての玲子を心から信頼し、高見と玲子の事も理解を示し、父親の先輩として高見にアドバイスをしている。
PART3
犯人に捕まった後に様子がおかしくなった玲子の様子を心配して高見に声をかけて聞き出すよう促している。その後も捜査指揮を怠り、勝手な行動をしたにもかかわらず、彼女を信じ、玲子を信じられなくなった広域の面々に「俺たちは根岸玲子を筆頭とする広域捜査隊」と言って、それでも課長根岸玲子を信頼している。※出演が決まっていた井川比佐志が負傷したため代役で出演が決まったことを、2020年発売のDVDボックス「はみ出し刑事情熱系 最終章」付録の冊子に記載されたインタビューにて明かしている。
麻生たまき
演 -
黒谷友香(PART1 - PART3 第1話 / PART7 最終話)経歴:警視庁広域特別捜査隊捜査課(PART1・PART2)→ 警視庁監察係(PART3 第1話)→ 警視庁警備課(PART7 最終話)警察署少年課出身。階級は巡査。配属されたばかりの若手の為、工藤とそろって高見からはよくバカにされたりしている。女性ながらも男勝りな部分があり、工藤とは「工藤」・「たまき」と呼び捨てにする間柄で、喧嘩もしたりはするが、わりと仲は良い様子。当初は工藤ともども足を引っ張る事も多く、秀でた能力もあまりなかった。しかし、経験を重ねるにつれて一人前に成長。中学生の時に両親が離婚(PART1 第18話)。その後は父親小山隆一を憎みながら成長し、事件の関係者として突然の再会を果たす。犯人を庇う為に嘘をつき続けた彼を更に憎み、自分と変わらない年頃の妊娠中の恋人がいることを知って怒りが爆発。憎しみから捜査にも支障をきたすまでになってしまう。しかし、その女性は恋人ではなく彼の同僚の奥さんだった。同僚はトラックで事故を起こして入院しており、更に会社からはトラックの修理代を請求される事態となった夫婦に父親は貯金をはたいただけでなく、借金をしてまで助けていたのだった。そして、同僚の奥さんに離婚の真相を聞いたたまきは父親と無事に和解している。
PART3
第1話にて広域特別捜査隊から警視庁監察係へ異動していった。
PART7
最終話では、警視庁警備課の刑事として登場。そのたたずまいはかつてのたまきとは打って変わって凛とした姿であった。
秋本篤志
演 -
梅垣義明(PART1 - PART5 第7話・第21話・最終話 / PART7 最終話)経歴:警視庁広域特別捜査隊捜査課(PART1 - PART5 第7話)→ 所轄署地域課(PART5 第21話・最終話)→ 池袋中央警察署マル暴(PART7 最終話)元マル暴刑事。階級は巡査長 → 巡査。37歳独身。アパートで寂しく一人暮らしをしている。風貌がゴツイため兵吾や菊枝、工藤などからからかわれており、本人もそのことは気にしている。1度、ネット掲示板の書き込み事件のせいで「俺は暴力ゴリラ刑事」という貼り紙を背中にされてしまった。元マル暴出身の為、取り調べはわりと荒っぽく、ヤクザ相手の対応やガサ入れでは活躍の場が多い。さらにはそのマル暴で鍛えた観察眼で人の僅かな反応を見逃さない能力も持つ。
PART5
第7話「死ぬな秋本!! 男の涙と意地・最後の闘い」では、昔ある事件で薬物中毒にさせられ記憶を無くした女性、矢野好美を守る為に、彼女を薬物中毒にした新藤に対して市街地で拳銃を乱射。彼女の存在を隠す為、自分が怨みがあったと上層部に思わせようと藤波管理官に「殺意があった」と訴える。そんな理由に到底納得出来ない高見たち広域の面々は好美と新藤の事件の真実にたどり着き、新藤を逮捕するに至るが、不運にも好美は現れた新藤のせいで記憶が戻ってしまい「死にたい」とまで言い出してしまう。しかし、秋本たちの説得のおかげで無事に立ち直る。だか、秋本の気持ちを酌んだ広域の仲間たちはその真実を報告しないままに彼は査問を受けて巡査に降格。謹慎一ヶ月の後、所轄署地域課の交番勤務となり広域を去った。
PART7
最終話で刑事として再び古巣のマル暴への復帰が決まった。
工藤丈彦
演 -
志村東吾警察署交通課(交通機動隊、白バイ隊員)出身。階級は巡査。白バイ警官出身の若手刑事。着任当初は空気が読めない発言をしたり失敗を繰り返していたが、シリーズを重ねる毎に刑事として、もちろん人間的にも成長する。主に秋本と組むことが多いが、シリーズ全般的に女性刑事とのコンビも多い。中でも同年代である麻生たまきとは仲がよく、お互いに呼び捨てで呼んでいる。白バイ出身なだけあって、バイクの運転は優秀で、シリーズ中盤ではバイク通勤をしており、捜査でもバイクを使って捜査や犯人追跡を行うようになる。シリーズ後半になると朝子や武田の先輩として面倒を見ることも増えている。
PART3
今村愛子と出合い、高見と秋本に気付かれてしまい無理やり紹介する事になるが、実は彼女が悪かった時期に秋本に逮捕されていた過去が露見する。愛子には別れを告げられてしまうがその場で「過去は関係ない」と彼女を留まらせる。ところが、彼女が強盗事件の容疑者となってしまう事件が発生。真実を知らない工藤は殴り倒された事で彼女への気持ちが揺らぎ、彼女と決別して刑事として逮捕する事を決めるが、高見のキツい1発と杉浦の叱咤激励、事件の真実を知った事により再起。


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