はばタン
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はばタン
Habatan
神戸まつりに登場したはばタン
対象 日本兵庫県
分類都道府県のマスコットキャラクター
モチーフフェニックス
デザインJUNBOw
指定日2006年10月11日
性別男
備考のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会の公式マスコット、2006年から環境施策のキャラクター、「ひょうご観光大使」
公式サイト ⇒はばタン プロフィール
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姫新線のラッピングディーゼルカー

はばタン(2003年1月17日- )は、のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会の大会マスコットであり、大会終了後2007年4月より、兵庫県のマスコットである。フェニックスをモチーフにしたキャラクターである。スポーツ万能な男の子という設定。現在は、「ひょうご観光大使」「ひょうご農(みのり)大使」など多様な分野で県政をアピールしている。
目次

1 誕生の経緯

2 PR活動

3 兵庫県内での人気

4 はばタンカーニバル

5 エピソード

6 脚注

7 関連項目

8 外部リンク

8.1 公式サイト

8.2 ニュース関連

8.3 ブログ関連


誕生の経緯

阪神・淡路大震災発生から8年後にあたる2003年1月17日が誕生日とされている。

2002年9月9日、第61回国民体育大会兵庫県準備委員会は、マスコットキャラクターを公募することを発表した[1]

2003年1月27日、応募総数3,069点の中から神戸市在住のデザイナー、JUNBOw(本名:金成俊(キム・ソンジュン))のデザインが採用され表彰式が行われた[2][3]

同日、キャラクター名(愛称)を公募することを発表した[4]。2003年3月26日、応募総数24,143件(12,044種類)の中から赤穂市在住の小学5年生(当時)の命名が採用され「命名式」が行われた[5][6]

2004年4月6日には「はばタン」をモチーフとした国体キャンペーンソング「はばタンカーニバル」が発表された。

兵庫国体の女性キャンペーンスタッフ10名は「はばタンレディ」と呼ばれ[7]、はばタンダンスの指導などにも当たっている。

友達に、とさかが緑色でちょっと細身の「ぱなタン」と、とさかがオレンジ色でちょっとふくよかな「ぷくタン」がいる(2004年4月21日に名称決定[8])。
PR活動

プロ野球都市対抗野球[9]での井戸敏三兵庫県知事石見利勝姫路市長による始球式に応援ゲストとして登場したり、同年7月3日の兵庫県知事選挙で投票した人にはばタンのステッカーが贈られたりといったPRが行われた。2006年6月25日に神戸市内で「国体100日前イベント」が開催され、三宮センター街にてはばタン43体のパレードが行なわれた。[10]

尼崎市交通局(当時)のバス車両(2006年3月14日?10月14日)やJR姫新線ディーゼルカー(2006年5月から1年契約にてラッピングの上で1年間のみ運行の予定であったが、その後も姫新線電化促進運動の一環として、2012年まで運行)やそれに播磨新宮駅で接続する神姫バスの山崎-新宮駅間の快速バスなど、県内の交通機関にもラッピングされていた。

国体終了後の2006年11月に行われた尼崎市長選挙においては、選挙管理委員会が投票率向上のためのPRを目的にマスコットとして採用。めいすいくんとともに投票日まで啓発活動を行った。

2009年4?6月の『あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン』 ⇒[1]のキャラクターとしても活躍し、ロゴマークのはばタンは新たにデザインし直されたものである。
兵庫県内での人気

丸っこく愛嬌のあるデザインから、兵庫県内では、子供たちを中心に圧倒的な人気を博している。人気のあまりイベント等で使用する県所有の着ぐるみが不足していたほどで、現在では自治体ごとに所有しているケースも多い。国体開催前の時点で総数80体を超えていることからもその人気が窺える。人気の高まりを受けて、2005年6月から、はばタンの着ぐるみは民間団体にも貸し出されるようになった。

豊岡市でははばタン人気にあやかり、国体とともに同市の魅力もPRしようと、「ご当地はばタン」を作成している。コウノトリに運ばれたり、特産のシルクを身に着けたはばタンなどが描かれている。

国体開催前は、はばタンの人気だけが独り歩きしていて、国体の認知度が低かった。事実、猪名川町の国体のWebページでは「決して、ひよこと呼ばないでください」と呼びかけているほどであった[11]。また、はばタンの誕生の異説として、「ひょうご」から「ひよこ」を導き、県の南北が海に面していることから港を意味するharborを導いているという都市伝説が生まれた。

はばタンのあまりの人気ぶりを受けて、井戸敏三兵庫県知事は記者会見で、はばタンを大会終了後は県のマスコットにする可能性があることと、これについて県民から意見を聴く必要があることを表明した。この結果、2007年4月1日に兵庫県広報課の県政PRのマスコットに就任した[12][13]

2006年10月11日に兵庫県は「はばタン」を環境施策のキャラクターにすることを決定し、また同年11月20日には「ひょうご観光大使」にも任命された。
はばタンカーニバル

「はばタンカーニバル」
こいみどり の
シングル
リリース2004年
規格CD
デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POP
作詞・作曲山本茂之

テンプレートを表示

はばタンカーニバルは、のじぎく兵庫国体のキャンペーンソングとして、2004年4月6日に発表された楽曲[14]。当時、1万枚のCDがプレスされ、 学校や各種団体に配布された[14]。同時に県の公式サイトで着メロが配信された[14]

楽曲のJASRAC登録を行わず、また著作権フリーという扱いになっている[14]

同年7月16日には本曲を使った踊り「はばタンダンス」が発表された[15]

2008年5月21日にはドワンゴから着うた着うたフル・着メロが配信された[16]

作詞・作曲:山本茂之(のじぎく国体局職員)[14]

編曲:パパダイスケ[14]


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