はっち
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八戸ポータルミュージアムはっち

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情報
用途アートプロジェクト、観光、市民活動(集会場、興行場等)
設計者針生承一建築研究所・アトリエノルド・アトリエタアク設計共同体
建築主八戸市
構造形式鉄筋コンクリート造免震構造
敷地面積3,387 m²
建築面積1,653 m²
延床面積6,480 m²
階数地上5階建
高さ24m
着工2009年
竣工2010年
開館開所2011年(平成23年)2月11日
所在地031-0032
青森県八戸市三日町11-1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度30分36秒 東経141度29分26秒 / 北緯40.51000度 東経141.49056度 / 40.51000; 141.49056 (八戸ポータルミュージアムはっち)座標: 北緯40度30分36秒 東経141度29分26秒 / 北緯40.51000度 東経141.49056度 / 40.51000; 141.49056 (八戸ポータルミュージアムはっち)
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はっちは、青森県八戸市三日町にある公立の文化観光交流施設。2011年2月11日開業。正式名称は八戸ポータルミュージアムはっちである。はっちは公募による愛称である。施設開館準備の段階では、八戸市中心市街地地域観光交流施設、または正式名称を略したHPMと呼ばれていた。
概要[ソースを編集]

交流の拠点を設けることにより、空洞化が進む八戸市中心市街地を活性化することを目的として建設されている。また、イメージポスターでは「ソウゾウ開化」を謳っており、三八地域の資源を大事に想いながら、まちの新しい魅力を創り出す総合文化施設である。

館内に入居する、クラフト系のクリエイターや、レジデンスプログラムで招聘するアーティストと、商店街や観光資源、地域文化、市民活動が相互に連携・展開し新たな活動や文化を創造することを通じて、総合的な地方創生を目指す新しいコンセプトによる憩いの場となっている。

これまでに類型のないユニークな施設として、地域創造大賞(総務大臣賞)やグッドデザイン賞など多数の受賞、設置した八戸市が文化庁長官表彰(文化芸術創造都市)部門)を受彰するなど多方面から注目を集めている。

建設に当たっては国土交通省まちづくり交付金事業や、合併特例債を活用して建設が行われている[1]

シンボルマークは八戸の8の字をモチーフにデザインされた。旧南部藩地域に偏在する一戸?九戸の数字を冠した自治体と、八戸市中心市街地の三日町、十三日町、六日町といった市日町の数字をもとに、デザイナーの古平正義が制作したもの。
愛称の由来[ソースを編集]

愛称は全国公募され、2009年8月に「はっち」と決定された。

八戸の「はち」やhatch(ハッチ。扉や、卵の孵化を意味する)から来ている。
構想[ソースを編集]

開館前の構想では「つながり、うみだし、ひろげる」をキーワードに「人と人との交流の場」「新たな魅力の創造の場」「活きた情報の発信の場」の3つの機能を待たせるとしている。

開館後の ⇒基本コンセプトとして、「地域の資源を大事に想いながら、新しい魅力を創り出す」を掲げている。

施設は2008年に八戸市で策定され、国の認定を受けた「八戸市中心市街地活性化基本計画」でも活性化事業の一環として位置づけられている。計画の中では文化交流の中心地として、八戸の魅力の発信地とすることを挙げている。計画での来館者数想定は65万人であったが、開館以来、大きく上回る90万人以上の来館を続けている。
施設概要[ソースを編集]

はっち開館後の運営については、当面の間八戸市直営とすることとされ、現在も市直営となっている[2]

建物構造

地上5階建て、約6,480m2、鉄筋コンクリート造(免震構造)


外観 - ガラス張りに加え、夏期は60cm間隔で壁面緑化されている[3]

館内施設・テナント[ソースを編集]

階施設
1階

はっちひろば(八戸三社大祭の山車も展示可能で3階まで吹き抜けのエントランスホール)

「KANEIRI museum shop」金入) - 八戸・青森県内や東北の伝統工芸品、雑誌専門書、デザイン雑貨を販売。2号店として、せんだいメディアテーク内のミュージアムショップも運営している。ネット通信販売でも商品購入は可能である[4]

ギャラリー1 - 4方向に入り口があるはっちの1階壁面を活用したギャラリー。

放送スタジオ(サテライト放送可能)-コミュニティラジオ局BeFMサテライトスタジオとして『びびすた』を公開放送。[5]そのほか、録音番組もはっちスタジオで収録するものもある。BeFM以外の媒体も収録で利用する場合がある。

屋台型の観光展示ブース - 2階、3階へ続く地域資源を紹介する観光展示の象徴として、可動式で開館当初は8台のテーマ展示が行われていた。現在は「女子レスリングオリンピックメダリスト顕彰コーナー」が9台目のブースとして設置され、八戸出身の伊調千春伊調馨小原日登美らの実績を紹介している。

からくり獅子の時計 - 毎正時に8体の獅子が歯打ちをする仕掛けのオブジェ。郷土芸能である法霊神楽の一斉歯打ちを再現。高橋みのる作。9時・12時・15時・18時・21時は3回・1分30秒間のロングバージョンの歯打ちを行い、それ以外の定時は1回のみ歯打ちをする仕掛けであったが、平成30年10月からは通常時2回の歯打ちとなった。イベントによっては鳴らさない場合もある。

シアター1(100人収容) - 各種展示会や講演会に適したスペース。入口壁面は全て引き戸のため、ライブ等には不向きだが、全開にするとはっちひろばからシアター1まで連続した空間となるフレキシブルなスペース。

市営バス南部バス十鉄バスはっち乗車券販売所[6][7][8]

2階

食のものづくりスタジオ(販売・展示可。食のインキュベートショップ)

「CHEESE DAY」 - 青森県初の熟成チーズ専門店。世界のチーズを取り扱っている。八戸ブイヤベースフェスタ、八戸ワインフェスとも連携した事業を展開。


観光展示スペース - 八戸の祭礼、漁業・海、方言などを映像や展示で紹介。また郷土料理、朝市のミニチュアなどを展示[9]。展示されている一部の郷土食のミニチュアは「KANEIRI museum shop」でも販売されている。

シアター2(120人収容) - 音楽イベント、ダンス、小演劇に適した黒壁のシアター。ベヒシュタイン製のピアノを設置。

ギャラリー2 - 37uのホワイトキューブ。

3階

食のものづくりスタジオ(販売・展示可。食のインキュベートショップ)

「たまに庵MA-MA」 - 和カフェ。ボサノバライブ等も開催。はっち2階に2012年4月11日オープン。その後1階に移転、「たまに庵のーぼ」としてリニューアルオープン。市民公募によるライブイベント「投げ銭ライブ」を、はっちひろばを利用して開催している。2018年4月に3階に「たまに庵MA-MA」としてリニューアルオープン。

「very berry +」 - ウェイバックマシン(2013年10月6日アーカイブ分) - 野菜ソムリエによる地元野菜・フルーツを使ったジュースやスイーツを販売。


ギャラリー3 - 44uのホワイトキューブ。

リビング(図書閲覧スペース付)

観光展示スペース - 国宝合掌土偶のレプリカ、長谷川藤次郎ら八戸の先人を紹介したコーナーや、八戸の産業を紹介した展示。八戸市の地サイダーである三島シトロンの無人販売コーナーが設置されている。

和のスタジオ(32畳。8畳に仕切りも可) - お茶会、舞踊発表会など。利用に当たっては戸襖を開放した公開稽古・練習を推奨している。隣接した、掘りごたつ式の和の空間「八庵」も利用可能。

音のスタジオ - バンド等の練習スタジオ。音楽・映像編集可能なスタジオと隣接している。

4階

ものづくりスタジオ(クラフト作家のアトリエショップ)

「工房『澄(ちょう)』」 - 南部裂織を使用したグッズ販売や裂織教室を開催。前主宰の井上澄子は青森県伝統工芸士。

「箱庭Ayu」 - ハーバリウムのお店。ハーバリウム制作体験もできる。

「モザイクスタイル」 - 海外輸入品、国内製品など多数セレクト。クラフト向けタイルやDIY 向けタイルの製作のお手伝いをするお店。

「おもちゃハウスくれよん」 - 後述のこどもはっちと提携した、木や布のおもちゃなど、こども向けの良質な玩具を販売。


「まちぐみ」ブース - 八戸市中心市街地活性化に取り組むボランティア集団の活動展示。


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