はたらく細胞BLACK
ジャンル青年漫画、科学、擬人化、ディストピア
漫画
原作・原案など原田重光(原作)
清水茜(監修)
作画初嘉屋一生
出版社講談社
掲載誌モーニング
レーベルモーニングKC
発表号2018年27号 - 36・37合併号
(以上第1部)
2018年45号 - 2019年36・37合併号
2019年45、50号、2020年4・5合併号
2020年10、15、20、26・27合併号
2020年33号 - 35号
(以上第2部)
2020年52号 - 2021年8号
(以上第3部)
発表期間2018年6月7日 - 2021年1月21日
巻数全8巻
話数全48話+出張版(前後編)+特別編(2話)
その他出張版掲載:
『月刊少年シリウス』2019年2月号・3月号
アニメ
原作原田重光、初嘉屋一生、清水茜
監督山本秀世
シリーズ構成森ハヤシ
脚本森ハヤシ
キャラクターデザイン安彦英二
メカニックデザイン氏家嘉宏
音楽菅野祐悟
アニメーション制作ライデンフィルム
製作アニプレックス、講談社
ネットイース、TOKYO MX
放送局TOKYO MXほか
放送期間2021年1月10日 - 3月21日
話数全13話
関連作品
はたらく細胞(本編)
はたらく細胞BABY(『モーニング』連載のスピンオフ)
はたらく細胞LADY(原田重光原作のスピンオフ)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ・医学・生命科学
ポータル漫画・アニメ・医学と医療・生物学
『はたらく細胞BLACK』(はたらくさいぼうブラック)は、原田重光(原作)、初嘉屋一生(作画)による日本の漫画。『モーニング』(講談社)にて2018年から2021年まで連載された。清水茜による漫画『はたらく細胞』(以下「本編」と呼称)のスピンオフ作品であり、清水が監修を務める。
細胞が働く不健康・不摂生な成人男性の体内環境をブラック企業に喩えて取り上げており、全編を通してシリアスかつ殺伐とした雰囲気、少年漫画誌で発表された本編と比較して青年漫画ならではの題材と描写が特徴である。
本編とは別にテレビアニメ化され、2021年1月から3月まで放送された。
2021年5月15日に、『世界一受けたい授業』でこの作品が紹介されている[1]。 本作の『モーニング』での連載は断続的に行われ、2018年27号から36・37合併号まで第1部(第1話 - 第10話、単行本1 - 2巻)が連載された後[2][3]、その好評を受けて同年45号から[4] 2019年36・37合併号までほぼ隔号(第11話 - 第31話、3 - 5巻)、2019年45号から2020年35号までほぼ5号に1話ペース(第32話 - 第41話、6 - 7巻)で第2部、2020年52号から2021年8号まで第3部(第42話 - 最終話、8巻)と続いた[5]。 また、本編の連載誌である『月刊少年シリウス』2019年2月号と3月号に第1話の前日譚が「出張版」前編・後編として掲載され[6][7]、単行本4巻、5巻の各巻末に収録された。 なお、『モーニング』ではもう1作のスピンオフ『はたらく細胞BABY』も不定期連載され、発表期間が一部重なるが、『BLACK』が5号に1話ペースだった時期に開始しており、『BLACK』第3部開始時に2作同時掲載となった他は全て掲載号が異なっている。 細胞が働く劣悪な環境(不健康・不摂生な成人男性の体内)をブラック企業に喩え、喫煙・飲酒・カフェインがもたらす影響やED・円形脱毛症・水虫・淋病・胃潰瘍・狭心症・痛風・心筋梗塞・痔・糖尿病・うつ病・がんなどを取り上げている。本編では稀にしか登場しない薬剤や抗生物質(細胞たちからすればロボット兵器)が対応策として頻繁に投与される。また、いわゆる「外の人」(細胞たちの職場となる体内の人間)の状況についても、登場するキャラクターによってある程度言及されている。コミカルな本編や他のスピンオフ作品に比べ、レギュラーキャラクターでさえ途中で死んでいくなど全編を通してシリアスかつ殺伐とした雰囲気、青年漫画ならではの題材と描写が特徴である。 第1部は心筋梗塞を乗り越えたことを機に外の人の生活が改められ体内環境も改善していき、一応のハッピーエンドを迎える。第2部では、第1部とは別の世界(体)に(輸血によって)舞台を移す形式を取る。
発表形態
内容・作風