はじまりさえ歌えない
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「はじまりさえ歌えない
(CAN'T SING EVEN THE BEGINNING)」
尾崎豊シングル
初出アルバム『十七歳の地図
B面「愛の消えた街」
リリース1984年8月25日
規格7インチレコード
録音ソニー信濃町スタジオ
ジャンルロック
ポップス
時間4分26秒
レーベルCBSソニー
作詞・作曲尾崎豊
プロデュース須藤晃
尾崎豊 シングル 年表

十七歳の地図
1984年)「はじまりさえ歌えない」
(1984年)「卒業
1985年

十七歳の地図』 収録曲
A面

1.「街の風景」

2.「はじまりさえ歌えない」

3.「I LOVE YOU

4.「ハイスクールRock'n'Roll」

5.「15の夜
B面

6.「十七歳の地図

7.「愛の消えた街」

8.「OH MY LITTLE GIRL

9.「傷つけた人々へ」

10.「僕が僕であるために


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「はじまりさえ歌えない」(はじまりさえうたえない)は、日本シンガーソングライターである尾崎豊の3枚目のシングル。英題は「CAN'T SING EVEN THE BEGINNING」(キャント・シング・イーヴン・ザ・ビギニング)。

1984年8月25日CBSソニーからリリースされた。作詞・作曲は尾崎が行い、プロデュースは須藤晃が担当している。

ファーストアルバム『十七歳の地図』(1983年)から2枚目のリカットであり、イベントライブ出演時における尾崎の骨折事件による活動の空白を埋めるためにリリースされた。ブルース・スプリングスティーンに影響され、尾崎のアルバイト経験を基に制作された労働者をテーマとした楽曲である。
背景

アルバム『十七歳の地図』およびシングル「15の夜」でデビューした尾崎は、2枚目のシングル「十七歳の地図」(1984年)をリリース。その後「六大都市ライブハウス・ツアー」として、6月15日札幌ペニーレインから6月28日福岡ビブレホールまで6都市全6公演が行われた[1]。このツアーでは当初は通常に演奏するだけであった尾崎であるが、ツアー途中からはPAスピーカーによじ登る、照明にぶら下がるなどステージアクションが激しいものになっていき、聴衆の反応も同時に激しいものに変化していった[2]

8月4日には日比谷野外大音楽堂にて開催されたイベントライブ「アトミック・カフェ・ミュージック・フェスティバル'84」に参加したが、「Scrambling Rock'n'Roll」の間奏中に尾崎は7メートルの高さがある照明のイントレの頂上に登り、間奏の終了と共にイントレから飛び降りた直後に苦悶の表情を浮かべステージ裏に退場する事態となった[3]。7メートルの高さから飛び降りた尾崎はスタッフ二人に担がれる状態でステージに戻り、演奏が続けられていた「Scrambling Rock'n'Roll」を床に這いつくばったまま歌い終えると、続いて「十七歳の地図」および「愛の消えた街」を歌い出番が終了した[4][5]。ステージを終えた後、尾崎は自身の希望により世田谷区にある自衛隊中央病院に運び込まれ、「右蹠捻挫、左踵骨圧迫骨折で全治3か月」と診断され、左踵の骨が一部陥没していた事から2週間入院する事となった[5]
録音、制作

アルバム『十七歳の地図』のレコーディングに向けて、1983年7月5日頃に本作は制作された[6]。レコーディング開始前に制作されていた曲は「街の風景」「15の夜」「十七歳の地図」「愛の消えた街」「OH MY LITTLE GIRL」「僕が僕であるために」の6曲[7]。本作は尾崎が学校を停学となり、時間が出来たためにレコーディング開始に向けて新たに制作された曲であった[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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