この項目では、日本テレビ系で放映された1975年の刑事ドラマについて説明しています。
1988年 - 2009年にテレビ朝日系で放映された藤田まこと主演の刑事ドラマについては「はぐれ刑事純情派」をご覧ください。
2020年にテレビ朝日系で放映された原田泰造主演の刑事ドラマについては「はぐれ刑事三世」をご覧ください。
『はぐれ刑事』(はぐれでか)は、1975年に俳優座映画放送と国際放映が制作し、日本テレビ系で放映された刑事ドラマ。 東京の下町、台東署の1年生刑事・影山(沖雅也)と、胸に受けた拳銃の弾をあえて摘出しない先輩刑事・風間(平幹二朗)を中心に、人情味あふれる浅草や隅田川の風景を織りまぜて展開する刑事ドラマ。
内容
放送データ
放送期間:1975年10月7日 - 同年12月30日
放送日時:毎週火曜日 21:00 - 21:54
放送回数:全13回
カラーフィルム作品
キャスト
風間史郎:平幹二朗 - 台東署刑事(41歳?42歳)。人情派かつ思いやりのある刑事で、地元の下町育ち。右胸に銃弾が入ったままになっており、激しく動く度にそれが奥に入っていき激痛が走る。それでも摘出しない理由は...。
影山健三郎:沖雅也 - 台東署刑事(23歳)。当初はエリート意識を持っている生意気な刑事で、風間の犯人に対しても情に厚い手法に苛立ちを見せるが、風間や課長らが暖かく育て人間として成長していく。最終話にて暴行事件の被害女性を保護しようとした際、事件のフラッシュバックを起こして錯乱した被害者に自分の拳銃で撃たれて殉職。
原田美智子:夏純子 - 新藤の義妹。新藤外科で看護婦をしているシッカリ者。風間に徐々に惹かれる。
ラリパッパのお京:ホーン・ユキ - 浅草生まれの浅草育ち、焼酎のミルク割りが好物な下町娘。酔っては影山にからんでくるのは好意の現れでもある。
四谷係長:山本清 - 台東署捜査係長。昇任試験の勉強をしているが一向に出世の見込みが無く、部下から「本庁行きはぐれ鳥」と言われている。「たまんねぇよ」が口癖。
矢野刑事:阿部希郎
坂田刑事:望月太郎 - 台東署刑事。大分県別府出身、「金時」というニックネームもある。
大川刑事:片岡五郎 - 台東署刑事。風間とは同期である。
山本刑事:青木卓司 - 台東署刑事。九州弁が特徴(#9からの出演)、「山さん」と呼ばれることもあった。
大村刑事:伊東辰夫 - 台東署刑事。普段は刑事部屋で適当な憎まれ口をたたき、軽い人間像で振舞っているが、事件発生時には顔つきが変わり熱心な刑事の一面を見せる。もうすぐ三人目の子供が生まれる予定。
浅若芳太郎
各話放送日
(1975年)サブタイトル脚本監督ゲスト
110月7日銃弾尾中洋一