のたり松太郎
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のたり松太郎
ジャンル相撲漫画
漫画
作者ちばてつや
出版社小学館

その他の出版社
東立出版社

掲載誌ビッグコミック
発表期間1973年 - 1998年
巻数ビッグコミックス/1 - 36集
小学館叢書/全8巻
小学館漫画文庫/全22巻
OVA
原作ちばてつや
監督竹内啓雄
キャラクターデザイン金山明博
アニメーション制作虫プロダクション
発表期間1990年11月22日 - 1991年4月25日
話数VHS全5巻(10話収録)
アニメ:暴れん坊力士!!松太郎
原作ちばてつや「のたり松太郎」
シリーズディレクター貝澤幸男
シリーズ構成大和屋暁
キャラクターデザイン小泉昇
音楽矢野立美
アニメーション制作東映アニメーション
製作テレビ朝日、東映アニメーション
放送局テレビ朝日系列
放送期間2014年4月6日 - 9月28日
話数全23話
テンプレート - ノート

『のたり松太郎』(のたりまつたろう)は、ちばてつやによる日本相撲漫画作品、およびOVA作品。2014年に『暴れん坊力士!!松太郎』のタイトルでテレビアニメ化。
概要

人並み外れた怪力を持つ暴れん坊の大男・坂口松太郎が相撲部屋に入門し、一人前の力士に育つというストーリーを中心に、相撲部屋の日常や力士達の一喜一憂を描いた作品である。

小学館のビッグコミックにおいて、1973年8月 - 1993年6月、1995年10月 - 1998年5月と合計20年を超えて連載され、ちばの作品の中では他に類を見ない超長編である。しかし、完結したとの告知はない。

1977年小学館漫画賞青年一般部門受賞。同年、日本漫画家協会賞特別賞受賞[1]
ストーリー

物語は、大きく3つの部分に分かれており、本編、後日談、番外編とも言える構成となっている。
本編

主人公・坂口松太郎が角界入りして力士として出世し、ついに幕内で優勝を成し遂げ、さらに憧れであった教師・南令子と結婚するまで[2]
後日談

結婚から数年後、年齢は既に30歳代半ばを迎えて体力的に全盛期を過ぎながらも、後輩の面倒をみながらマイペースに相撲を取り続ける姿を描く[3]
番外編

松太郎の弟弟子・田中清の幕内初優勝・結婚への道のりを描く[4]

その他に、読み切り短編も存在し、単行本の巻末等に収録されている。
登場人物

※キャストはテレビアニメ版のもの。
全編を通じた登場人物
坂口 松太郎(荒駒 松太郎)
- 松平健(テレビ版)、屋良有作(OVA版)本作品の主人公で、四股名は「荒駒(あらこま)」。長崎県のある廃坑の街で生まれ、3年も留年(アニメでは「すでに成人」とされている)した中学校で出会った女教師・南令子に憧れる。見かねた担任の島田が松太郎を連れて就職活動のため街へ出るが、その途中で立ち寄った食堂で巡業に来ていた力士(アニメでは巖の国(声 - 檜山修之))と喧嘩を繰り広げた。松太郎は力士に叩かれるが、巡業会場まで追いかけて仕返しした。その並外れた怪力と恵まれた体格を見た多くの親方がスカウトするが、令子が教師を退職して東京の実家へ引っ越していたため、その近くに住みたいがためだけに相撲部屋「雷神部屋」に入門する。相撲未経験者としては前代未聞の幕下付け出しでデビューするが、傍若無人な性格のため、何度も兄弟子相手にトラブルを起こす。松太郎にとって初めてとなる大阪場所を控えて過ごしていた宿舎では、泥酔した田中を擁護して暴れ、兄弟子全員を敵に回して大乱闘を起こす。兄弟子は全員が重傷を負って大阪場所に出場できず、雷神親方は持病の心臓病が悪化して入院、松太郎と田中も重傷を負って入院し、雷神部屋を破門になる。入院を機に改心した松太郎は、ケガの完治を待ってから田中と共に伊勢駒部屋へ移籍する。伊勢駒部屋では怠けながらも出世し、十両・幕内に昇進。懸賞の付く対戦には強さを発揮するものの、懸賞が付かないと消極的な相撲を取ることから「万年三役」「ごっちゃん力士」、勝ち越しと負け越しを交互に繰り返すことから「ムラ駒」、さらに相撲協会からは「100年経っても三役」と皮肉を言われる。ある意味「無気力な天才」タイプである[5]。血を見るのが苦手で対戦相手の流血を見た際に気が動転し、9割方勝っていた相撲を逆転され落としたこともある。優勝回数6回(幕下3回、十両1回、平幕2回)。新入幕ながら初優勝の記録を持ち、蔵前国技館における最後の優勝力士でもある。
田中 清(駒田中 清)[※ 1]
声 - 塩屋浩三(テレビ版、OVA版共に)秋田県大仙市刈和野出身、四股名は「駒田中(こまたなか)」。松太郎より先に雷神部屋へ入門していたが、体と気が小さいことが災いして出世できずにいた。極度の酒乱で、普段は内気・無口だが酒を飲むと人柄が豹変し松太郎ですら手に負えないほどである。大阪場所を控えたある日の夜に大阪市内で松太郎と飲酒し、宿舎の門限を破ったために締め出されたことに腹を立て、松太郎と騒ぎを起こす。翌朝、竜ノ川から事実を知って茫然自失となったが、これに激高した松太郎と兄弟子の大乱闘に巻き込まれ、重傷を負う。その後、雷神部屋を破門されたことから病院で自殺未遂を起こすが、松太郎に説得されて松太郎とともに伊勢駒部屋に移籍。その後、何度か酒が原因で失敗しながらも松太郎の後を追うように出世していく。特技は将棋で、伊勢駒部屋移籍後は同部屋の力士が苦手とする対戦相手との取組を録画したビデオを多数所有しているほどの研究熱心。これをもとに松太郎にアドバイスをする。優勝回数2回(序ノ口、平幕)。
南 令子(坂口 令子、旧姓:南)
声 - 水谷優子(テレビ版)、佐久間レイ(OVA版)松太郎が通っていた中学校の女教師。松太郎より5歳年上。酒に酔った松太郎に狼藉を働かれ、出身地で実家の材木店がある東京・両国に帰る。その後第三者と婚約するが破局となり、数年後に松太郎と再会。その場所(名古屋場所)で松太郎が優勝したのを機にプロポーズされ、結婚。元教師らしく松太郎を上手く操っており、南の実家においては松太郎も禁煙を余儀なくされている。
西尾 留次(西尾 勝也)
声 - 島田敏(テレビ版)、槐柳二(OVA版)松太郎と同じく長崎県の廃坑の街に住んでいた初老の男。戦前から炭鉱労働者として働くが、原子爆弾投下で妻子を失う。炭鉱の閉鎖後は松太郎とともに廃坑から集めた屑炭を金に換えて暮らしていたが、足を痛めてからは生活保護を受けながら生活していた。角界入りした松太郎を頼って上京し、雷神部屋で居候として暮らし始める。松太郎の移籍後は一度故郷へ帰るものの、再び伊勢駒部屋に居候して雑用係を務める。博打・酒・女好きのだらしない性格で、よく松太郎と競輪・競馬へ出かける。7巻では名刺に「(株)栄光社 西尾勝也」とあるが、26巻では西尾留次と紹介されている。
阿久津 五郎(駒ヶ嶽五郎)
神奈川県横浜市出身。松太郎と田中の後に伊勢駒部屋へ入門した弟弟子で、伊勢駒部屋の生え抜き力士。父親は漁師、兄は暴力団幹部、自身も少年院上がりで、通っていた中学校では停学・非行の常習犯だった。中学校を追われたことを機に相撲での更生を誓い、松太郎に激しい稽古を受けつつ、十両に昇進した田中の付き人を務めて、自身も順調に出世する。周囲への気配りも上手だが、入門当初は松太郎の暴虐無人ぶりに散々振り回された。松太郎が右足骨折によって十両陥落後は、積年の恨みを晴らすかのように、稽古でしごいている。伊勢駒親方の娘と仲が良く、将来伊勢駒部屋を継ぐのではと言われている。
青木 春夫
伊勢駒部屋の元力士。松太郎の十両昇進時に付き人となったが、体に恵まれなかったため三段目の上位で廃業。しかし好きな相撲界から去れなかったため、雷神部屋の床山から手解きを受け、伊勢駒部屋に床山として所属している。


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