ねこ娘
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この節には、過剰に詳細な記述が含まれているおそれがあります。百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。内容の整理ノートで検討しています。(2020年12月)

猫娘
ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクター
鳥取県境港市の猫娘像
登場(最初)『ゲゲゲの鬼太郎』
「猫娘とねずみ男」
作者水木しげる
声優#キャストを参照
プロフィール
性別
種類半妖怪
生年月日1953年
身長136cm
体重29kg
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猫娘(ねこむすめ)は水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』(旧題:『墓場の鬼太郎』)に登場する妖怪。主人公・鬼太郎のガールフレンド。ねずみ男と同じ人間と妖怪との間に生まれた半妖怪だが、彼の天敵。水木しげるが創作した妖怪キャラクターである。

通称は「ゲゲゲの鬼太郎」と「ビビビのねずみ男」に対して、「ニャニャニャの猫娘」。「ニャニャニャの?」の通り名はの鳴き声が由来と言われる。ねこ娘、ネコ娘とも表記される。
プロフィール

身長:136cm

体重:29kg

※身長・体重共に原作設定。アニメ版は第3作以降(特に第3、5、6作)それ以上のより成人に近い体形となる。詳細は後述。

年齢:鬼太郎より1歳年上(
昭和28年生まれ)。

出身地:日本東京都

居住地:初登場時、東京都調布市の下石原八幡神社の縁の下(中華そば屋・「八幡」の隣)[1]→化け猫長屋(2階に下宿)→ゲゲゲの森→妖怪横丁→再びゲゲゲの森

概要

普段は人間と変わりない容姿だが、ネズミねずみ男を含む)や魚を見たり怒ったりして興奮すると、眼が金色に染まり[注釈 1]、耳まで裂けた口に鋭い牙をむきだした化け猫の形相になる。魚、鰹節、ネズミが大好物[2]。鬼太郎・目玉おやじ・ねずみ男同様に、水木しげるが創作したキャラクターでありつつ妖怪としても認知されている。鬼太郎にしおらしい恋心を抱いている。アニメ第5作から「ゲゲゲの鬼太郎」と「ビビビのねずみ男」に対して「ニャニャニャのネコ娘」という通称ができた[注釈 2][注釈 3]。一人称は「私」(原作、第1・5・6作)、「あたし」(第3・4作、稀に第2・5・6作)、「あたい」(原作初期、第2作、異聞妖怪奇譚、稀に第3作)と作品によって異なるだけでなく、その時の気分で変わる場合もある。

出自は人間と妖怪との間に生まれた半妖怪[注釈 4]、水木プロ監修の書籍等でも公式に「ねずみ男と同じ半妖怪」と解説されている[3]が、ねずみ男のように作中本編でその設定に触れられる描写は滅多にない[注釈 5][注釈 6]

原作の初期ではねずみ男の天敵として複数の猫娘タイプの妖怪、猫女系妖怪が登場しているが、ほとんどが1話限りのゲストキャラクターだった。鬼太郎の友達として、おかっぱ頭にワンピース姿の猫娘が原作で初登場したのは『週刊少年マガジン』版第1シリーズの「猫娘とねずみ男」から[4][注釈 7]

鬼太郎のガールフレンド的な立場として猫少女がレギュラー化するのは『週刊少年サンデー』版から。この時は和服姿のボサボサ頭で、マガジン版の猫娘とは容姿が大きく異なり、「猫子」(ねここ)という名前であった[4]。ただしこのころから釣り目や円い頬などのデザインは確立している。この猫子はねずみや魚を見て化け猫と化す奇病を持つ人間であり、妖怪ではないと解説されるが[5]、自身は「妖怪の一種」「人類には興味ない」など、本編内で人間ではないと言及しているため、純粋な妖怪か人間か曖昧になっている(ねこ娘やねずみ男の様な「半妖怪」とはされていない)[注釈 8]

アニメ版においては第1作20話「猫娘とねずみ男」でゲストとして初登場、第2作では1話より登場しレギャラーに加わる[4]。赤を基調にした衣装にリボン、鬼太郎に恋心を抱く描写などの要素が確立する[4]

アニメ版と同様の大きなリボンを結んだ猫娘が原作で登場して定着したのは1980年代のアニメ第3作の頃に連載していたシリーズからであり、アニメ版からの逆輸入キャラクターといえる。この時初めて上記の身体サイズが設定され、当時の講談社などで発行された鬼太郎百科関連で発表された[6]。水木が昭和33年6月に「東真一郎」名義で発表した『怪奇猫娘』に登場する、サンマの匂いで思わず猫顔に変貌してしまう主人公の猫娘が、後の鬼太郎シリーズに登場する猫娘の前身的存在とされている(このときの猫娘はみどりという名前で、出生は彼女の父が巨大な烏猫という猫を殺したため、そのたたりで猫のような性質を持ってしまった。生まれる時は埋葬した母の墓から這い出してくるという鬼太郎の生い立ちとよく似ている)。

服装は原作でもアニメでも白いブラウスに赤?ピンクの吊りスカート姿が基本だが、第2作だけは白い襟の付いた赤に黄色の大きな水玉模様のワンピースを着ている。「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語」第1部ではゴスロリ調の漆黒ドレスを着用、髪は肩ほどの長さのセミロングだったが[7]、第2部からはアニメ第5作同様のショートカットとなった[8]

後述の寝子についてのものを除けば、鬼太郎と猫娘の出会いが描かれた公式作品は講談社刊『小説 ゲゲゲの鬼太郎』第1話「鬼太郎の誕生」のみ。鬼太郎が育ての親の家を出た直後、猫娘は魚を横取りしたねずみ男を追って来たところを鬼太郎と出会う。鬼太郎のことは砂かけ婆などから予め聞いており、この時点から彼の力を高く評価していた。

ねずみ男が悪事を働いた時に彼を懲らしめることが多く、その鋭い爪でねずみ男をボロボロにするまで引っ掻き回す。時には片腕を食いちぎることもあり、ねずみ男からは「我が生涯の天敵」「猫は猫娘だけでコリゴリ」と言われるほど恐れられている。しかし、ケンカするほど仲がいいという面もあり、ねずみ男とコンビで行動することも多い。

鬼太郎の青年期を描いた『続ゲゲゲの鬼太郎』の「猫娘の巻」では、鬼太郎が高校に通う一方で、怪奇女子大の不思議学科に在籍する女子大生として登場。両頬にねずみ男のような髭を生やし、豪華なコートを着込み、かなり高慢な性格となっていた[注釈 9]。鬼太郎の家に住み込むため、ねずみ男を鬼太郎のもとから追い払うが、逆にねずみ男の罠にはまり、古書の中に吸い込まれて姿を消した[9]。しかし、さらにその後の『新ゲゲゲの鬼太郎』で、鬼太郎の母校・墓の下高校の生徒として再登場。『続』とは外見が大きく異なり、マガジン版と同じワンピース姿で、前髪を左右に分けて後ろ髪をおさげにしている[10]。この容姿の猫娘は、原作『ゲゲゲの鬼太郎挑戦シリーズ』第3話「地上絵の秘密」でも見られる[11]。同じ猫娘と称するキャラクターでも著しく容姿が異なることから、これらをすべて別人とする解釈もある[5]。ただし、 1980年7月12日に上映されたアニメ第2シリーズの第37話の劇場用ブローアップ再編集版『ゲゲゲの鬼太郎 地相眼』(第2シリーズDVD-BOXに収録)用に描き下ろされたカットや、同年小学館より刊行の『鬼太郎大百科』でも一部おさげ髪のねこ娘のイラストがあることから[12]、原作者の水木しげるは、こちらを原作マガジン版とアニメで現在まで定着して認知されているおなじみの「ねこ娘」と同一人物として据えていたらしきことも示唆されている[注釈 10]

松竹製作の実写映画版は、出演した田中麗奈に合わせて身長158cmと設定されている。他にも年齢設定が鬼太郎ファミリー全員が江戸時代以前に誕生したこととなっており、猫娘は400歳である(鬼太郎350歳、ねずみ男1000歳、目玉おやじや砂かけ婆たちはそれ以上とされている)。なお、映画版が猫娘の実写初登場であるが、「月曜ドラマランド版」にもシナリオ準備稿段階では登場が予定されていた[13]。オムニバスドラマ『水木しげるのゲゲゲの怪談』においては鬼太郎不在の鬼太郎の家で目玉おやじの話を猫娘が聞く体裁でストーリーテラーとして登場している。


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