にゃんこい!
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にゃんこい!
ジャンル
ラブコメ
漫画
作者藤原里
出版社フレックスコミックス
掲載サイトFlexComixブラッドCOMIC メテオ
レーベルFlex ComixメテオCOMICS
発表期間(ブラッド)2007年8月10日 - 2012年9月5日
(メテオ)2012年9月5日 - 不定期連載中
巻数既刊6巻(2014年10月現在)
その他ブラッド連載時に約1年半の休載あり
アニメ
原作藤原里
監督川口敬一郎
シリーズ構成猪爪慎一
キャラクターデザイン森田和明
音楽大川茂伸、三輪学
アニメーション制作AIC
製作にゃんこい!製作委員会、TBSテレビ
放送局#放送局を参照
放送期間2009年10月 - 12月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『にゃんこい!』は、藤原里による日本漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ。現在は無料ウェブコミック誌COMIC メテオ』(アプリックス)にて不定期連載中。単行本は2014年現在6巻まで発行されており、累計発行部数は第6巻発売時点で60万部を突破している[1]

2009年3月12日発売の単行本第3巻帯にてアニメ化が発表され、同年10月から12月までTBSほかで放送された。
概要

著者による初連載作品にして、初単行本化・初アニメ化作品。とある事情から猫と話せることができるようになった主人公と、同じ高校の女生徒などが繰り広げるラブコメディである。

当初は無料ウェブコミック誌FlexComixブラッド』(フレックスコミックス)にて2007年8月10日より連載が開始された[2]2009年には『FlexComixブラッド』での立ち上げ作品としては初のテレビアニメが放送された[注 1]が、2010年4月16日に作者の病気に伴う休載が発表され、一時的に連載が中断された[3]。その後、約1年半に及ぶ長期休載を経て、2011年11月9日より不定期掲載ではあるものの連載が再開された[4]

2012年9月5日には『FlexComixブラッド』が、当時ゲーム関連企業・ジー・モードが運営していた無料ウェブコミック誌『COMIC メテオ』に吸収されることが発表された[5]。本作もこの吸収合併に伴って移籍し、同日配信分の第31話より不定期連載中である(9月5日配信分に限り『FlexComixブラッド』でも配信されている)[5][注 2]。なお、同誌では作者である藤原里が既に別作品の連載を持っているため、2作品同時連載となる[注 3]。ただ、新作の公開は第34話で止まっており、実質は長期休載中となっている。
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年8月)(使い方

アレルギーを持つ高校生・高坂潤平は、学校からの帰りに道端に転がっていた空き缶を蹴飛ばす。そして、その空き缶が地元で信仰を集めている「猫地蔵さま」に命中したことで、猫地蔵の首がもげてしまう。その日の晩、家で飼っている猫のニャムサスが話す言葉をなぜか理解できることに気が付いた潤平は、猫地蔵さまの首がもげてしまったことと関係があるのではないかと思い再び猫地蔵さまの所へ。

そして、潤平は猫地蔵さまを管理している寺の飼い猫・タマから自分の身に起きている異変の原因について知らされる。タマ曰く「猫地蔵さまの怒りに触れた者はやがて猫にされてしまう」とのこと。猫の言葉がわかるようになるのはその前兆であり、この呪いを解くためには100匹の猫に善行を施さなければならないが、呪いのことを他人に知られれば潤平と知った人に不幸が訪れるという。

こうして、潤平は嫌々ながら自分に掛けられた呪いを解くために100匹の猫に善行を施すことになるのであった。

しかし、潤平が猫と話しているところを水野楓に見られてしまい、呪いが進行する。その結果、潤平は頭に猫耳が生えたうえ、手が肉球になり、元々持っていた猫アレルギーによるアレルギー反応が起こる。彼の猫アレルギーの強さは命に関るほどであり、呪いの進行は自身の生命の危険を伴うのだった。
登場キャラクター
常盤高校(ときわこうこう)
高坂 潤平(こうさか じゅんぺい)
- 浅沼晋太郎[6]本作の主人公。2年生の少年。重度の不幸体質の持ち主であり、大の猫嫌い&猫アレルギーの持ち主。11年前に捨てられていたニャムサスを拾ってきたが、それにより自身の猫アレルギーが判明、帰宅後3日間生死を彷徨った過去があり、それ以来ニャムサスが近付くたびにアレルギーを発症するのが悩み。ちなみに潤平以外は家族全員猫好き。入学式で出会い、後に同じクラスになった楓に片想いしている。ツッコミ時もしくはリアクション時に敬語口調になることが多い。アクシデントにより猫地蔵さまの首をもいでしまったことから怒りに触れてしまい、100匹の猫に善行を施して呪いを解くべく奔走中。呪いの初期作用により、猫と会話することができる。基本的にお人好しであり、人(猫)から頼まれたことに対して嫌々ながらも従ってしまう傾向にある上、アレルギー持ちではあるが本質的には猫好き。そのため、人間や猫のトラブルに巻き込まれることもしばしば。アニメ版では猫と話している所を楓に見られ、呪いが発動。猫耳が生えてしまう。さらには、手にも肉球が現れる。しかも猫アレルギーの体質のために、猫耳が生えたりすると自分自身に対してアレルギー反応が現れる
ヒロイン
水野 楓(みずの かえで)
声 -
井口裕香[6]本作のメインヒロイン。陸上部所属の2年生の少女。潤平と同じクラスで成績優秀・運動神経抜群の美少女だがやや天然気味。楓以外は家族全員が好きで、家では大型犬のジャーマンシェパードバーニーズ・マウンテン・ドッグシベリアンハスキーラブラドールレトリバーの4頭を飼っているが、楓だけは大の猫好き。猫を見ると見境が無くなり、本人に悪気は無いものの虐待スレスレまで可愛がってしまう。好きなものは任侠映画で、嫌いなものはホラー系。陸上部での専攻は漫画版では明らかにされていないが、アニメ版では走り高跳びをしている。凪の発言から潤平を意識しはじめるも未だ自分の気持ちに気付いておらず、親友の加奈子に対する遠慮もあってか発展には至っていない。潤平に拾われる前のニャムサスを工事空き地で世話をしていたが、そのことには楓本人や潤平、ニャムサスも気付いていない。
住吉 加奈子(すみよし かなこ)
声 - 白石涼子[6]2年生の少女。楓の親友。潤平とは小学校時代からの腐れ縁で、事有るごとに難癖を付けて来る間柄。いわゆるギャルで、初登場時は派手なヤマンバメイクと荒っぽい性格で楓とは対照的にクラスの男子生徒からは敬遠されていた。ところが、あることが原因で髪を解いてメイクを落としたところ美人で可愛いことが判明。クラス内での評価が一変し、以降はメイク代の節約も兼ねてヤマンバメイクをしていない。なお、非常にスタイルが良く、凪曰く「Dカップ」。猫好きで人目を忍んで野良猫の世話をする優しい一面も持ち合わせているが、潤平や弟の透には容赦が無い。そんな潤平に対して好意を抱いているが、親友の楓を応援したいという気持ちもあり、一向に進展しない潤平のヘタレっぷりにやきもきしながらも、自身の想いから潤平の女絡みの話題には嫉妬心を隠せないでいる[注 4]
一ノ瀬 凪(いちのせ なぎ)
声 - 小林ゆう[6]3年生、陸上部部長。とある事情から美しいものが大好きという嗜好を持っており、楓をとても気に入っている。中性的な少女である。実家の家業は京都の極道であり、そのことが関係しているのか感情が高ぶったり焦ったりすると関西弁になる。ジョセフィーヌという猫(オス)を飼っている。幼い頃に受けた心的外傷の影響のためが苦手で、雷雨の日に付き添ってくれた潤平に好意を寄せるようになる。潤平の気持ちを知っているため、加奈子と同様に自分の気持ちに折り合いがつけられないでいる。加奈子からは「ナギー先輩」と呼ばれており、仲も良い。
桐島 琴音(きりしま ことね)
声 - 戸松遥[6]1年生の双子の姉。昇福寺の住職の娘であり退魔術が使えるらしく、潤平の呪いのことも知っている。不幸体質の潤平に好意を抱き、ストーカーまがいの行為や妄想日記をつけていたりする、いわゆる電波系である。現在は潤平の呪いを解くための手助けをしている。
桐島 朱莉(きりしま あかり)
声 - 戸松遥[6]琴音の双子の妹。昇福寺の住職の娘であり退魔術が使えるらしく、潤平の呪いのことも知っている。とても姉思いであり、姉が好意を抱く潤平に対して剥き出しの敵意を向けるも、何だかんだで気になる様子。強気な性格だが、寂しがり屋でもある。現在は潤平の呪いを解くための手助けをしている。
その他の生徒・職員
遠藤 晴彦(えんどう はるひこ)
声 -
福山潤[6]2年生の少年。通称ハルヒコ。潤平・コータとは小学校時代からの付き合いで、現在も仲が良い。爽やかな外見をした賑やかで明るい男子生徒だが、帰宅部でありメイドについて語ったりギャルゲーを発売日に買いに行ったりもする。また、起こりうる騒動やトラブルに対して鋭い嗅覚を持つ。アニメ版でフルネームが公開された。
川村 晃太(かわむら こうた)
声 - 前野智昭2年生の少年。通称コータ。潤平・ハルヒコとは小学校時代からの付き合いで、現在も仲が良い。3人の中では最も落ち着きのある性格で、周りが騒いでいる時も一歩引いて静観しているタイプ。バスケ部に所属しており、身長も3人の中で最も高い。アニメ版ではフルネームが公開され、彼女がいる設定になっている。
太田 栄子(おおた えいこ)
声 - 山口理恵2年生。楓の友人。原作では名前は登場しないが、アニメ版で新たに設定された。黒髪の少女。楓と同じく陸上部に所属。
橋本 雛子(はしもと ひなこ)
声 - 福井裕佳梨2年生。楓の友人。原作では名前は登場しないが、アニメ版で新たに設定された。茶髪の少女。ヒナちゃんと呼ばれる。
伊藤 謙(いとう けん)
声 - 川原慶久2-3担任の男性教師。プロポーズの言葉は「俺といい国作ろうぜ」。原作では名前は登場しないが、アニメ版で新たに設定された。
その他の登場人物
望月 千鶴(もちづき ちづる)
声 -
佐藤利奈[6]郵便配達のバイトをしている女子大生。しかし、極度の方向音痴なために配達中でもしばしば迷子になってしまう、困った人。とても陽気でノリの良い性格だが、軽いセクハラ発言をしてくるなどおっさん臭い面もある。胸は住吉より大きい。アニメ版ではほぼ毎回何らかの形でコンスタントに出演しており、原作よりも出番が多くなっている。
桐島 啓造(きりしま けいぞう)
声 - 小杉十郎太猫地蔵のある昇福寺の住職。琴音と朱莉の父でもある。タマ曰く「キャバクラ常連のなまぐさ坊主」とのこと。実際にキャバクラに通う資金のために幸運グッズを作って利益を得ようとしている。キャバクラへ行く際にはスーツ姿やペ・ヨンジュンの格好となり、その度に性格も変わる。
高坂 静江(こうさか しずえ)
声 - 鍋井まき子潤平、鈴の母。フルネームはアニメ版で公開された。猫好きでニャムサスを可愛がる。
高坂 鈴(こうさか すず)
声 - 中尾衣里潤平の妹。中学生。加奈子の弟の透とは仲が良い様子。
爺(じい)
声 - 矢部雅史凪の世話役の老人男性。本名は不明。右頬に大きな傷がある。凪をとても大事にしているが、彼女を守るために雷に打たれまくったことで凪のトラウマを作ることになった張本人でもある。アニメ版では常盤台遊園地のマスコットである猫の「トッキー」の着ぐるみを着込み、凪の手助けをする。
住吉 透(すみよし とおる)
加奈子の弟。中学生。潤平同様、加奈子に頭が上がらない。鈴には「ヨッシー」と呼ばれている。
一ノ瀬 龍(いちのせ たつ)
一ノ瀬組の13代目で凪の兄。妹同様に男前な顔立ちをしている。潤平を気に入り、妹の恋の応援をしている。女子高生マニアのようで、女子高[注 5]の制服をコレクションしている。
猫地蔵
声 - 藤原里潤平によって倒されてしまい頭が落ちた。その報復として潤平に呪いをかける。
作中に登場する猫
ニャムサス
声 -
田中敦子[6]高坂家で飼われている雌猫。寸胴で、赤いスカーフを首に巻いている。11年前に捨てられていたところを潤平に拾われ、高坂家の飼い猫になる。近隣の猫たちからはリーダー格として扱われており、「姐さん」と慕われている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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