なさけ坂旅館
ジャンル連続ドラマ
ホームドラマ
脚本大藪郁子、北村篤子
なさけ坂旅館(なさけざかりょかん)は、1980年(昭和55年)3月21日から同年9月26日まで朝日放送(制作)・テレビ朝日系で放映されたテレビドラマ。全28話。 舞台は東京の神楽坂にある、「一泊三食人情(なさけ)つき」が売り物という[1]小さな旅館『丸川』。そこの女主人のきくゑ、その娘の月子、孫娘のみどりという女系家族の暮らしの中に、きくゑのかつての旦那の出身である伊達家の二男でいわく付きの青年・正清が絡み、展開していく人情ホームコメディ。 毎回、劇中で違う種類のスパゲッティが登場し、そのレシピも併せて紹介していた[2]。 なお、正清(林隆三)が病床に就く秋子(宇津宮雅代)を見舞うシーンで流れていたフォークソング調の曲は、白季千加子の『あいらぶゆう』(作詞:阿久悠、作曲:三木たかし)という曲である[3][4]。 各話放送日サブタイトル脚本演出ゲスト
概要
キャスト
伊達正清:林隆三
丸川きくゑ:山田五十鈴
藤木月子:市原悦子
藤木みどり:石野真子
藤木豊:柳生博 - 彫刻家で月子の夫
高津秋子:宇津宮雅代
竹田竜子:藤山直美
風間風太郎:森本レオ - 三流の漫画家
野崎:犬塚弘
遠山:内藤武敏
勤吉:河原崎建三
田村:花沢徳衛
井口あけみ:早乙女愛
金魚(芸者):梶三和子
つた代:藤代佳子
長谷蜜子:久保にしき
山根民子(看護婦):浅野亜子
哲:峰竜太 - チンピラで正清の弟分
ミネ:野村昭子
スタッフ
制作:山内久司
プロデューサー:大熊邦也、佐久間博
脚本:大藪郁子、北村篤子、松田暢子
音楽:三木たかし、高田弘 オープニングは軽快なインストルメンタルである(作曲者クレジットなし) なお、三木は当時裏番組となった日本テレビ系「欽ちゃんのちゃーんと考えてみてネ!」の音楽も手掛けていた。
タイトル画:舟崎克彦
演出:中山三雄、大熊邦也、桜井秀雄
協力:渋谷ビデオスタジオ
制作:松竹芸能、朝日放送
放映リスト
第1話1980年3月21日一泊三食人情(なさけ)つき大藪郁子中山三雄杉井:大林丈史
第2話1980年3月28日一泊三食仕事つき
第3話1980年4月4日一泊三食大繁盛
第4話1980年4月11日珍客騒動
第5話1980年4月18日復縁騒動
第6話1980年4月25日求婚騒動渡辺:山本麟一
第7話1980年5月2日誘惑騒動花枝:南風洋子
第8話1980年5月9日わてがお母ちゃんや!北村篤子大熊邦也黒沢(暴力団幹部):石橋蓮司
第9話1980年5月16日ヒャ! 危機一髪桜田(暴力団組長):芦屋雁之助
第10話1980年5月23日正清さん帰って!
第11話1980年5月30日正清さん逃げないで!
第12話1980年6月6日みどり誘拐事件忠助:内田朝雄
第13話1980年6月13日さようなら正さん忠助:内田朝雄
第14話1980年6月20日二十三年ぶりの再会松田暢子桜井秀雄
第15話1980年6月27日ヤケボックイに火が!?
第16話1980年7月4日合格!!200点満点
第17話1980年7月11日絶対、ないしょ北村篤子
第18話1980年7月18日親子ゲンカも親孝行
第19話1980年7月25日竜子を養女に大藪郁子竹田章三:汐路章
第20話1980年8月1日袖ふれあうも他生の縁百合子(きくゑの友人):宮園純子
第21話1980年8月8日みどりが舞妓に!竹彦:川上伸之
第22話1980年8月15日お盆に来た客
第23話1980年8月22日本日休業北村篤子
第24話1980年8月29日正清を返せ!大熊邦也伊達正和(正清の兄):菅貫太郎、
伊達ふさ子(正和の妻):大山のぶ代
第25話1980年9月5日オフクロは赤の他人!
第26話1980年9月12日大ショックで失神!?桜井秀雄坂田:小鹿番
第27話1980年9月19日秋子よ安らかに…涙の結婚式
最終話1980年9月26日良縁求む当方59歳
脚注[脚注の使い方]^ 1980年3月21日 読売新聞テレビ欄の本番組の紹介記事より。