ど根性ガエル
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ど根性ガエル
ジャンルギャグ漫画
漫画
作者吉沢やすみ
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号1970年31号 - 1976年24号
巻数全27巻
アニメ
原作吉沢やすみ
監督岡部英二→長浜忠夫
キャラクターデザイン小林おさむ芝山努
音楽広瀬健次郎
アニメーション制作Aプロダクション
製作朝日放送東京ムービー
放送局TBS系列
放送期間1972年10月7日 - 1974年9月28日
話数全103話
アニメ:新・ど根性ガエル
原作吉沢やすみ
監督芝山努
キャラクターデザイン小林おさむ
音楽小六禮次郎
アニメーション制作東京ムービー新社
製作東京ムービー新社
放送局日本テレビ
放送期間1981年9月7日 - 1982年3月29日
話数全30話
映画:新・ど根性ガエル ど根性夢枕
原作吉沢やすみ
監督芝山努
脚本川島あきら
音楽小六禮次郎
製作東京ムービー新社
配給東宝東和
封切日1982年3月20日
上映時間37分
ドラマ
原作吉沢やすみ
脚本岡田惠和
演出菅原伸太郎、狩山俊輔
丸谷俊平、鈴木勇馬
音楽サキタハヂメ
制作AXON(協力)
製作日本テレビ
放送局日本テレビ
放送期間2015年7月11日 - 9月19日
話数全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメテレビドラマ
ポータル漫画アニメテレビドラマ

『ど根性ガエル』(どこんじょうガエル)は、吉沢やすみによる日本漫画作品。1979年2月23日に再放送されたアニメは日本アニメ史上歴代4位となる世帯視聴率34.5%を記録した[1]
概要

週刊少年ジャンプ』(集英社)に、1970年7月27日号から1976年6月14日号まで連載された。1970年17号に掲載された読切版は読者アンケートで3位を獲得し、編集長の勧めで7本描きだめし連載開始に至った[2]。その後、続編として『新・ど根性ガエル』が『月刊少年ジャンプ』1981年9月号から1982年8月号まで連載された。2018年10月時点で累計発行部数は300万部を突破している[3]

単行本はジャンプコミックス 全27巻、集英社漫画文庫 5巻(未完)、集英社文庫コミック版 全2巻、わんぱっくコミックス 全8巻。わんぱっくコミックス版は『スーパーど根性ガエル』の題名で『わんぱっくコミック』(徳間書店)に再掲載されたものを収録している。当時の流行などについて、一部の絵が修正されているが、完全新規のエピソードは単行本化されないまま刊行が打ち切られている。

また、ジャンプコミックス版 全27巻がコミックパークより復刻されている。近年の名作の電子書籍化に伴い、単行本未収録だった作品が単行本未収録作品集全3巻として出版されている。とりいかずよしの『トイレット博士』との合作や、2001年度版『ど根性ガエル』、本編最終回後に書かれた梅さんとヨシコ先生の後日談などが収録されている。

1972年と1981年の2度テレビアニメ化が行われた。アニメは新旧ともに頻繁に再放送が行われているほか、アニメ版を基にしたCMキャラクターとしての起用も多く、現在も知名度の高い作品となっている。

2015年7月11日から9月19日まで、初めて実写テレビドラマ化され放送された[4]

2015年8月にアニメ傑作選『昭和カルチャーズ ど根性ガエル DVDブック』(KADOKAWA)が発売された。
あらすじ

カエルのピョン吉が公園(東京都練馬区石神井公園がモデル[5][6])にほど近い原っぱにいたところに、地元の中学生・ひろしが小石につまずき倒れ込んで来て潰されてしまうが、なぜかピョン吉はひろしのシャツに張り付き、「平面ガエル」として生きていくことになる。

東京の下町を舞台に、ひろしのガールフレンドの京子、後輩の五郎、番長のゴリライモ、教師生活25年の町田先生、美人教師のヨシ子先生、寿司屋の職人・梅さんや、その恋のライバル・南先生ら、多彩な登場人物を巻き込んでのドタバタ劇を繰り広げる人情ギャグ漫画
登場人物

声優の「(旧)」は1972年版、「(新)」は1981年版、「(CM)」はソルマックCM、「(パチスロ)」はロデオから発売したパチスロより。無表記は新旧同じ声優。なお、2015年のドラマ版キャスト・人物設定については#テレビドラマの項を参照。
貝塚 ひろし(ひろし)
声 - 野沢雅子本作品の主人公。転んでピョン吉をトックリシャツに張り付けてしまった、元気だがあわてん坊な中学生(最終回以外は2年生[注 1])。勉強は苦手であり、授業中の居眠りやイタズラ、さらには遅刻の常習犯でもあるため、その都度南先生などから出席簿で叩かれたり、廊下に立たされたりしている。一方で喧嘩が強く、番長のゴリライモに引けをとらないほどだが(勝ったり負けたり、またはピョン吉の加勢で勝ったり)、母ちゃんには敵わない。寿司が好物で宝寿司の若い職人梅三郎と親しい。トレードマークである頭にかけた大きなサングラスは、幼馴染のくに子にもらった宝物(大林くに子を参照)。名前の由来は作者の吉沢の師匠である貝塚ひろし[7]。苗字については、当初(単行本1巻)は名前の由来となった貝塚ひろしと同姓同名で「貝塚」となっていたが[注 2]以降苗字が出ることはなく、学校のテストの答案用紙の氏名欄や順位発表などでも「ひろし」とだけ書いてあり、苗字が書かれていない。出席点呼の際も他の生徒が苗字で呼ばれるのに対して、彼だけ「ひろし」と名前で呼ばれる[注 3]。途中で担当編集者からひろしだけ苗字が出ないことを指摘されたが、今更苗字を付けるとイメージが固定されるとして、あえて苗字を付けずに通した[7]。学校に制服はあるが、ひろしはピョン吉のついたトックリシャツで通っている[注 4]。ピョン吉シャツを洗濯している時は、私服のセーターなどを着ているか、下着のランニングシャツ姿でいることが多い。基本的に、体育や水泳の時などでも、ピョン吉シャツは着たままで、腰から下だけ体操着や海パンを着用する[注 5]。原作の時代(1970年代前半)背景からか、当時デビュー間もない森昌子の大ファンであるという描写もみられる。ガールフレンドは京子ちゃん。後に同作者の漫画『やっちん』にもサブキャラとして登場している。モデルとなった実在人物はF1フォトグラファーの金子博。金子の実家が営む寿司屋に作者が通っていたことによる[8]。ソルマックCMでは、京子と結婚して30歳になっているが相変わらずの調子で、ピョン吉が張り付いたシャツを着てサラリーマンとして働いている。2015年の日テレドラマでは、番組開始時はニートだったが、後にゴリライモの経営するパン工場に就職。ど根性!!けろけろけろっぴではヒロコという一人娘がいるが何らかの理由で置き去りにして行方不明となっている。
ピョン吉
声 - 千々松幸子倒れてきたひろしに胸で潰されても「根性」でひろしのシャツに張り付いて生き続け、言葉までしゃべるようになったカエル。そのシャツがひろしの一張羅であるため、ひろしと行動を共にするようになり、ひろしの母からもわが子のように扱われている[注 6]。ひろし同様、意地っ張りで大飯食らい。ひろしとは派手な喧嘩もよく繰り広げ、時にはそのまま別行動(ひろしはこのときランニングシャツ姿になることが多い)、時には「ど根性!」のかけ声と共に飛び跳ねて、ひろしを引っ張りまわす。シャツの糸をほどいて身体が糸くず状になっても生きていることができる[注 7]が大の苦手で、熊と蛇に挟まれた時は、むしろ熊に向かっていくほど。噛みつく力が非常に強く、喧嘩の際に相手の拳や鼻、でべそに噛みつくなどして降参させ、ひろしの窮地を何度も救った。口を器用に使って、溺れている人を助けたり、絵や文字を書いたり、試験を受けたりする[10]など大概のことができるが、食事の時だけは自分で箸を使って食べられないため、ひろしやひろしの母に食べさせてもらうことが多い。銭湯や温泉、海水浴やプールなどに行った時にも、ひろしに着られたまま、入浴や遊泳を楽しんでいる。ガールフレンドは猫のマリア。天気(雨)を当てられる[11][12]。洗濯機で洗われると目を回してしまうので、洗濯板とたらいでの手洗いが基本である。また、洗濯後にアイロンを掛けられて火傷をしたことがある。ひろしがつまずいてピョン吉が平面ガエルになったきっかけの石は後にひろピョン石として掘り起こされた結果、小石に見えたが実は巨大な岩の一部が地上に露出していたものだと判明する[注 8]。後に同作者の漫画『やっちん』にも登場した。
吉沢 京子(京子ちゃん)
声 - 栗葉子(旧) / 富井淳黒須薫(新) / 西村ちなみ(CM・パチスロ)ひろしのガールフレンド兼、本作品のヒロイン。原作では第1巻の途中でひろしたちのクラスに転校してきた。家庭は裕福。明るく活発な美少女で、時々ひろしと激しく喧嘩したり[注 9]イタズラに加担することもある。名前は作者の吉沢が当時ファンであった、女優の吉沢京子から取られた[7]。両親ともにひろしを京子のボーイフレンドとして公認している。なお、母親はひろしの母より若く見えるが、実は1歳年上(35歳)で、誕生日に京子の家に招かれたひろしがそれを聞いて大ショックを受けるエピソードもある。後に同作者の漫画『やっちん』にも脇役として登場した。ソルマックCMでは、ひろしと結婚している。2015年の日テレドラマでは、ある事情で帰郷しゴリライモの経営するパン工場の社員となる。
吉沢 周作
声 - 堀絢子(旧)シリーズ途中で生まれた京子の弟。原作では富士山のような口をしたしかめ面の赤ん坊で、ピョン吉に匹敵するど根性の持ち主。アニメでは普通のかわいらしい幼児として描かれた。また、アニメ(旧)第1話で京子の弟(名前なし、小学生?)が登場するが、この1話限りで以降は存在しなかったこと事とされる。
五郎
声 - 高橋和枝(旧) / 堀絢子(新・CM・パチスロ)ひろしを「先輩」と慕う、同じ中学校の1年生。原作第1話から登場しており、ピョン吉のど根性ぶりにも一目置く。一人称は「あっし」、語尾は「?でやんす」[注 10]。ひろしの半分ほどの小さな体に赤いマスクのような物[注 11]と学生服・学生帽で、いつも学生鞄を引きずって走り回る。ガールフレンドの小学生・渡辺みさ子にベタ惚れで、みさ子と一緒に町の幼児10数人ほどを集めて「ゴロー幼稚園」[注 12]を作るほどの子ども好き。根性はあるが、喧嘩はさすがにゴリライモにはかなわないようで、ひろしに泣きつくこともある。みさ子が歌手の郷ひろみのファンになり熱を上げた時には、激しい嫉妬と憎悪が高じて、歌番組の生放送中に郷ひろみを襲ったことがある[注 13]。誕生日は9月22日で、その日は宝寿司の定休日でもある[14]。第1作では次回予告ナレーションも担当した。ソルマックCMでは、郵便配達員になっている。2015年の日テレドラマでは警察官となっており、舞台である街の交番に配属されている。
五利良 イモ太郎(ゴリライモ)
声 - 立壁和也(旧・パチスロ) / 青空球児(新)ひろしたちと同じ中学校の3年生。大柄で体格のいいガキ大将で、爆発したような学生帽と白地に赤く「ゴ」と書かれたシャツ、学生服に下駄履きという、バンカラないでたちの中学生。ゴリライモもやはり京子が好きで、ひろしやピョン吉とは敵対することが多いが一緒に先生にイタズラをしたり、皆で行楽に行ったりするなど、いわゆるケンカ友達のような関係であり、ひろしたち仲間がピンチに陥っていると知って助太刀に駆けつける義侠心もある。チンピラを軽々と撃退するほどの腕っ節を持ち、学校では番長的な存在感を示す一方、母子家庭の母親(原作では時折父親(息子同様大柄な男性)が登場するため、正確には母子家庭なのかは不明)が切り盛りする家業の魚屋を手伝ったり、猫のマリアをかわいがるなど心優しい一面もある。天地真理の大ファン[注 14]。ソルマックCMでは、髭を生やし、魚屋を引き継いでいる。2015年の日テレドラマでは家業のパン工場を継ぎ、社長を務めている。
野村 裕次郎(モグラ)
声 - 作間功(旧) / 青空好児(新)ゴリライモの子分で、じゃが芋のようなでこぼこの坊主頭にハート型のハゲがある。家庭は六畳一間に9人が住んでおり、貧しいが逞しい少年。時々「魚正」を手伝ったりもする。原作では五郎や新八並に小柄だが、アニメではひろし並の体格で描かれている。晴れの日も姉のお下がりの白い長靴を履いている。アニメでは普通の学童用の黒い長靴を履いている姿で描かれている[15]。スコップを持ち歩いていて、そのあだ名の通り落とし穴を作り、ひろしを落とす特技を持つ。2015年日テレドラマでは新潟で花火職人となっており、ゲストで登場した。
佐川 梅三郎(梅さん)
声 - 原田一夫(旧・新) / 難波圭一(CM・パチスロ)通称は「梅さん」。近所の寿司店「宝寿司(石神井公園に実在した双葉寿司がモデル[5])」に住み込みで働いている若い職人(旧アニメ版の会話では年齢は30歳だが、原作では「27歳」という記述がある)。


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