どうぶつ宝島
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}東映まんがまつり > どうぶつ宝島宝島 > どうぶつ宝島

どうぶつ宝島
監督池田宏(演出)
脚本飯島敬
池田宏
原作ロバート・L・スチーブンソン(『宝島』)
製作大川博
山梨稔(企画)
伊藤企義(企画)
飯島敬(企画)
出演者松島みのり
天地総子
小池朝雄
音楽山本直純
主題歌「ちっちゃい船だって」(ヤング・フレッシュ、メールハーモニー)
製作会社東映動画
配給東映
公開 1971年3月20日
上映時間78分
製作国 日本
言語日本語
前作海底3万マイル
次作アリババと40匹の盗賊
テンプレートを表示

『どうぶつ宝島』(どうぶつたからじま)は、1971年3月20日に公開された東映動画(現・東映アニメーション)製作の劇場用アニメ映画。78分。カラーワイド版。

キャッチコピーは「さあ、冒険まんがをみんなで見よう」「ワン、ニャー、ブーブー、チュウ、キーキー…いっぱいでてくるたのしいお友だち」。
概要

東映創立20周年記念作品。

原作はロバート・ルイス・スティーヴンソンの海洋冒険物語『宝島』であるが、登場人物が3人を除きすべて動物、宝探しに行くのがジムだけ、そしてヒロインを追加と、大幅に脚色されている[1]

アイデア構成に宮崎駿が関わっており[1]ブタのシルバー船長は『紅の豚』のポルコ・ロッソの元キャラとも言え、またヒロイン・キャシーは宮崎アニメのヒロイン像のルーツを垣間見せる[2]

なお、英文タイトルは原作と同じ "Treasure Island であり、「どうぶつ」の部分が反映されていない[3]
ストーリー

主人公ジムと、その親友・ネズミのグランは「ベンボー亭」の留守番をしていた。その深夜、ベンボー亭を訪れた一人の片足の男。

だれかに追われているらしい謎の客は、ジムにひとつの小箱を預ける。やがて現れた謎の追っ手は店の中を滅茶苦茶にしたあげく、その客を連れ去ってしまう。

ジムは箱の中身を見て驚いた。なんと、小箱の中に入っていたのは、大海賊フリント船長の財宝の隠し場所を描いた宝島の地図だったのである。早速、グランとともにパイオニア号(樽に小さなマストがつき、蒸気機関や小型まで搭載した小さいながら本格的なもの)に乗って宝探しに出かける。しかし、途中でシルバー船長率いる海賊船(ポークソテー号)に捕まってしまう。

ジムたちは海賊島に連れていかれて奴隷商人に売られてしまい、小屋の中に押し込まれるが、そこには先客がいた。フリント船長の孫娘キャシーである。ジムとグランはなんとか奴隷商人の所から抜け出し、宝の地図を取り返すが、すぐにキャシーに取られてしまう。ジムはポークソテー号へ密航し、宝の地図を狙うシルバー船長、そしてシルバーと組んだキャシーと共に海賊島から脱出。

ジムとキャシー、そしてシルバー一味は呉越同舟となり、力を合わせて追っ手の装甲艦グラタン号を返り討ちにするが、ポークソテー号も深く傷つき、嵐にあって船は真っ二つ。ジムと皆はばらばらになってしまう。一夜明けると島に流れ着いたが、そここそ目的地宝島であった。

そして、宝の隠された山への尾根筋で、ジムと、キャシーを人質にしたシルバーの最後の戦いがはじまる。
登場キャラクター
ジムと仲間たち
ジム
本編の主人公。「ベンボー亭」の留守番をしていたが、偶然フリント船長の宝の地図を入手した事から、グラン・バブと共に宝島へと旅立つ。
グラン
ジムの親友である、
眼鏡を掛けた小ネズミ
バブ
ジムの弟である赤ん坊。ジムの船「パイオニア号」に密航して同行する。好奇心が強い。
キャシー
海賊島の牢獄に拉致されたジム一行が出会った美少女。宝を隠して死んだフリント船長の孫娘にあたる。海賊の孫らしくとても気が強く、当初は事あるごとにジムと対立していたが、次第に優しい少女になっていく。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:116 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef