とんねるず
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とんねるず
メンバー
石橋貴明
木梨憲武
結成年1980年
事務所アライバル(石橋)
キナシコッカ(木梨)
活動時期1980年 -
出身お笑いスター誕生!!
出会い帝京高等学校
旧コンビ名貴明&憲武
芸種コントパロディものまね
ネタ作成者石橋貴明
現在の代表番組スペシャル番組
とんねるずのスポーツ王は俺だ!!
過去の代表番組後述
同期コロッケブラザートム
他「お笑いスター誕生!!」1980年デビュー組
受賞歴
1982年 お笑いスター誕生!!10週勝ち抜きグランプリ
1985年 第23回ゴールデン・アロー賞芸能賞新人賞
1985年 第18回日本有線大賞最優秀新人賞
1985年 第18回全日本有線放送大賞最優秀新人賞
1985年 第14回FNS歌謡祭特別賞
1985年 第11回全日本歌謡音楽祭話題賞
1985年 第18回全日本有線放送大賞上半期新人賞
1986年 第14回銀座音楽祭特別賞
1986年 第5回メガロポリス歌謡祭特別賞
1986年 第12回全日本歌謡音楽祭特別賞
1987年 第10回日本アカデミー賞話題賞
1988年 第26回ゴールデンアロー賞芸能賞
1989年 第6回ATP賞タレント部門賞、番組部門賞
1991年 第22回日本歌謡大賞大賞
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とんねるず
出身地 日本
ジャンルJ-POP
活動期間1981年 -
レーベルバップ(1981年)
徳間ジャパン(1982年)
ビクター音楽産業(1984年 - 1986年)
ポニーキャニオン(1986年 - )
事務所日企
オフィスAtoZ(1983年 - 1994年)
アライバル(1994年 - 2018年)
(2018年 - )※石橋
キナシコッカ(2018年 - )※木梨
共同作業者秋元康(作詞)
後藤次利(作曲・編曲)
見岳章(作曲・編曲)

メンバー石橋貴明
木梨憲武

とんねるず(TUNNELS)[注 1]は、石橋貴明木梨憲武からなる日本お笑いコンビボーカルデュオマルチタレント

1980年結成[注 2]。所属事務所は石橋がアライバル、木梨がキナシコッカレコードレーベルポニーキャニオン

コンビ名は、TakaakiのTから「TUN」、NoritakeのNから「NEL」、複数形「S」で二人の下の名前のイニシャルを用いて名付けられた。略称「TN」[注 3]

1980年代初頭に起こった漫才ブーム衰退後の日本のお笑い界の新世代を代表するコンビの筆頭で、80年代中盤から破竹の勢いで時代を席巻していった。ウッチャンナンチャンダウンタウンら「お笑い第三世代[注 4]」と称されるこの3組は、現代のお笑い界に大きな影響を与えている。
概要

1980年、私立帝京高校の同級生である2人によりコンビ結成。1982年に『お笑いスター誕生!!』でグランプリを獲得。1980年代半ばに『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』の出演によって若者を中心に爆発的な人気を獲得。同時期の1985年に始まった『とんねるずのオールナイトニッポン』は、目玉のフリートークと数々の名物コーナーが受け「ハガキ職人」を多数輩出、多くのリスナーに多大な影響を与える深夜ラジオ史に残る名番組となる。1987年には『ねるとん紅鯨団』が始まり「ねるとんブーム」を起こし、深夜番組ながら視聴率上位常連の大ヒット番組となる。翌1988年には彼らの代表番組となる『とんねるずのみなさんのおかげです』が始まり、開始直後から20%越えの高視聴率を記録。社会現象になるほどのお化け番組と化し、彼らの地位を確立した。その後も『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』『とんねるずのハンマープライス』『とんねるずのみなさんのおかげでした』などの名番組を輩出する。

一方歌手としても活躍し、数々のヒット曲を生み出している。1991年「情けねえ」は第22回日本歌謡大賞大賞を受賞、1992年「ガラガラヘビがやってくる」はミリオンヒットを達成した。全国コンサートツアーも1995年まで毎年開催しており、1989年11月には東京ドーム公演を成功させている。
コンビ名の由来

コンビ名の由来は、当時日本テレビゼネラルプロデューサーであった井原高忠が貴明のTと憲武のNをもじった「とんまとのろま」[注 5]と「とんねるず」を提案して本人たちに選ばせたことから。「とんねるず」というコンビ名に関して井原は(脱線トリオてんぷくトリオに続く)次代のお笑いスターになって欲しいという願いと、素の2人を見て「暗い奴ら」と思ったのをかけたという[1]
芸風

コンビだがボケとツッコミの役割は特に分かれていないスタイルで、ネタ作りは石橋が担当している。デビュー当時のプロフィールには「カリスマ芸人」と記載していた。二度目の下積み時代(新宿御苑のパフォーマンスバー「昆」時代など)を経て破天荒な芸風へと変わっていった[2]

オールナイトフジ』出演以降に若さとエネルギー全開「──ナ! わけだァ!」節炸裂の過激トークや、スタジオで所狭しと暴れるなどの行動が日常的だったがこれと伴って同時に人気を獲得することとなった。特に『夕やけニャンニャン』ではアイドルによって態度が激しく違うため、自分が好みのアイドルが不本意なイジられ方をすると「あのとんねるずが行う態度は絶対に許さない」とアイドルファンから不平不満を買った。一方でスタジオ観覧の若者が「とんねるずに蹴られた」のを自慢する時代でもあった。

とんねるずのトークの中にはその時代の流行を反映した言葉が多く用いられている。例えば「○○みたいな。」と語尾に「みたいな」を付ける言葉は若者中心に使われているが、これは主に東京近郊の女子大生が使う言葉を敢えてとんねるずがテレビで誇張して用いる事で、全国的に広まった。他にも『ねるとん紅鯨団』から端を発した「ねるとんパーティ」「ツーショット」、『ねる様の踏み絵』で使われた「元サヤ」など彼らが発信元となった言葉は数多い。

また芸能界・テレビ界でよく使われる専門用語、いわゆる「業界用語」を多用して広めた経緯があり、今では一般でも使われている事がある。彼らのファンを『ワンフー』と呼んでいるのもここから起因している。

「内輪ネタ」もとんねるずの大きな特徴。ただしこれは一部の放送関係者だけに理解できる発言であることも多く、その発言内容は一般視聴者にはいまいち分かりづらいものである事も多かった(古くは『オレたちひょうきん族』でもこの傾向は見られ、当時は「楽屋落ちネタ」と呼ばれた)。また、『とんねるずのオールナイトニッポン』ではトーク内容がほとんどスタッフ(放送作家マネージャープロデューサー・高校時代の友人など)の話題で占めるため、ハガキ職人の書くネタの内容もその話題を受ける格好で放送関係者絡みのネタが目立った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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