となりのナースエイド
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となりのナースエイド
著者
知念実希人
発行日2023年11月24日
発行元角川文庫
ジャンル小説
日本
言語日本語
形態文庫判
ページ数368
公式サイト角川文庫
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『となりのナースエイド』は、知念実希人による小説[1]2023年11月24日角川文庫より出版された[1]

星嶺大学医学部附属病院を舞台に新人ナースエイド(看護助手)の桜庭が先輩外科医の竜崎と奮闘する医療サスペンス物語[1]

本作は、先にドラマ化された『祈りのカルテ』で縁ができたプロデューサーの藤森真実よりナースエイドを題材とした小説の執筆を持ちかけられ書き下ろされたものである[2]2024年1月10日から3月13日まで日本テレビ系列にてテレビドラマが放送された[3]
あらすじ

星嶺大学医学部附属病院5階病棟に、新人ナースエイドとして配属された主人公の桜庭澪は、半年前の姉の死をきっかけとして、PISDという医療行為を行おうとするとパニック発作が現れて外科医を続けられなくなってしまったが元々4月から外科医として入職予定であった統合外科主任教授の火神郁男の紹介でナースエイドの仕事に就いた。直接的な医療行為はできないが、患者の異変を医師に知らせて、予定していた手術を止めたり、患者に寄り添う優しいナースエイドだった。一方、姉を失った経緯もあり悪事は徹底的に許さない正義感の塊でもあった。
登場人物
主要人物・病院関係
桜庭澪(さくらば みお)
星嶺大学医学部附属病院の新人ナースエイド。患者に寄り添い、異変や心情を察知して医師に伝えようと奮闘する。
竜崎大河(りゅうざき たいが)
星嶺大学医学部附属病院の統合外科のプラチナ外科医。澪のアパートの隣人で、他にも部屋を借りて独自のトレーニングルームとしている。天才的な技術を持つが、技術至上主義であり、患者への寄り添いは避けていた。手術を止めに来た澪の言葉や、隣人として挨拶に来たときの咄嗟に結んだ結び方で、澪が外科医であると判断。
遠藤剛史(えんどう つよし)
元自衛隊員のナースエイド。妻に先立たれたシングルファーザーで小学生の娘がいる。
早乙女若菜(さおとめ わかな)
看護師国家試験に落ちて、ナースエイドに。澪より2か月早く入職。
園田悦子(そのだ えつこ)
附属病院開院当初から勤務するベテランナースエイド。大学生の孫もいる。
定森恵理子(さだもり えりこ)
5階病棟の主任看護師。
火神郁男(ひがみ いくお)
統合外科主任教授。
壺倉(つぼくら)
統合外科医局長。ゴールドの外科医だが手術の腕より事務能力に長けているので医局長の立場にいる。本来は禁止されている患者から謝礼の金銭を受け取る傾向にある。
大垣(おおがき)
ゴールドの中年外科医だったが、澪の言葉を無視し手術を行おうとして患者を死の危険に晒したとして、竜崎がシルバーに降格させた。
桑原(くわばら)
消化器専門のプラチナ外科医。
火神玲香(ひがみ れいか)
火神教授の娘で、ゴールド外科医。竜崎の後輩に当たるが、竜崎は尊敬する先輩であり恋愛感情はもっていない。
病院の患者
木下花江(きのした はなえ)
70代の食道がん患者。手術前から腰の痛みを訴えていた。胸腔鏡手術予定であったが、大動脈解離が見つかり開胸手術とし、大動脈解離と食道がんの手術を続けて行った。
加賀野すみれ・百合(かがのすみれ・ゆり)
胸部が結合している双生児で分離手術のために入院の女子高生。
笹原遥未(ささはら はるみ)
膠芽腫で、覚醒下開頭頭蓋内腫瘍摘出術で、言語療法士と澪と会話しながら手術に営む。術後に無意識の時に聞いていた病室の隣りにあるナースエイド控室での会話を話す。
玉野小夜子(たまの さよこ)
羽ばたき園に入園している小学生。熱性けいれんで附属病院に救急搬送された。幼少期に父母が離婚し、父親に引き取られたものの2年前に交通事故死し、母親が経済的理由で育児放棄しているので入園した。
その他
桜庭唯(さくらば ゆい)
澪の姉で新聞記者。高校時代に
白血病の治療をしておりシムネス発症。澪が数ヶ月延命のため強く手術を勧めて大腸摘出し人工肛門を造設したが、人工肛門のパッチがずれた場合取材先に迷惑がかかるからと、上司の無理解で取材へ行くのをやめさせられた。再入院中に病院の屋上から転落死。当初は自殺とされていたため、澪は自分が無理に手術を勧めたからだと悔やんでいた。
橘信也(たちばな しんや)
唯の交際相手で、新宿署刑事。
辰巳浩二 (たつみ こうじ)
半グレ集団や麻薬ビジネスのボス。唯が生前追っていた検事総長収賄事件の重要人物かつ指名手配で逃亡中。愛人に産ませた子への病院外での生体肝移植手術を竜崎に依頼。澪は逃亡のための顔の形成手術だと思い込み、竜崎の手術を止めようとしていた。


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