でこぼこ魔女の親子事情
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でこぼこ魔女の親子事情
ジャンル
ファンタジーギャグコメディ[1][2]
漫画
作者ピロヤ
出版社フレックスコミックス
掲載サイトCOMICメテオ
レーベルメテオCOMICS
発表期間2018年7月11日(読み切り)
2019年7月3日 -
巻数既刊6巻(2023年10月12日現在)
アニメ
原作ピロヤ
監督たかたまさひろ
シリーズ構成ジャイロナックル
キャラクターデザイン吉田美和
音楽myu
アニメーション制作A-Real
製作でこぼこ魔女製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2023年10月1日 - 12月17日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『でこぼこ魔女の親子事情』(でこぼこまじょのおやこじじょう)は、ピロヤによる日本漫画作品。『COMICメテオ』(フレックスコミックス)にて、2019年7月3日より連載中[2]。見た目が幼い魔女と、彼女が育てたスタイル抜群な人間の女性の、見た目がでこぼこの2人の母娘の日常を明るく描いた作品[3][4][5]
沿革

COMICメテオ』にて、2018年7月11日に読み切りを掲載[6]。その後も読み切りとして発表し、好評を得たことにより第3話が掲載された2019年7月3日より連載化される[2]。2020年5月に単行本第1巻が発売された際にはモーションコミックが制作され、原作第1話の内容が描かれた[3]。『COMICメテオ』の編集長の吉本美雅子によると、単行本は新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言の発出時期に発売されたが、重版になったという[4]。その後、マンガ動画も制作され、YouTubeにて配信されている[7]

2022年9月にアニメ化が発表され[8]、2023年10月から12月まで、テレビアニメとして放送された[1][9]
ストーリー

時折、街に訪れる魔女の師弟「アリッサ」と「ビオラ」。大変仲睦まじい2人だが、一部の者以外知らない事実があった。それは幼い姿のアリッサが200歳を超える魔女であり、大人びた姿のビオラがアリッサの養女で16歳の人間だということである。

2人の関係を知らない人、知っている人。様々な人々と関わっていく、でこぼこ魔女の物語。
登場人物

声の項は特記がない限り、テレビアニメ版の声優
主要人物
アリッサ
声 -
古賀葵[1] / 小坂井祐莉絵(モーションコミック[3]・マンガ動画[7])見た目が幼い魔女[2]。223歳。ビオラとは義理とはいえ母娘であり師弟でもある。森の家で暮らしながら、家庭菜園で育てたり出かけて採取した素材で作った薬やハーブ類を、リラの店やフェンネルに卸している。成長が緩やかな長命種の一つである魔女として見ても成長が非常に遅く、歳が200を超えていながら体格は子供の様に小さい。そのうえビオラの方が大人びて見えることから、一般人にはアリッサのほうが子供と思われている。幼少期は体も魔力も弱く、度々病気になっては病院の世話になっていた。しかし性格は既にしっかりしており、泣くことは少なかった模様。ビオラに対しては親バカ全開であり、いつか独り立ちできるよう育てながらもとにかくビオラを甘やかしたがる。役を演じる古賀によると、「いつも優しく誰にでも愛を持って接したり、ふとした瞬間に“母親としての強さ”を見せる」キャラクターである[1]
ビオラ
声 - 水樹奈々[1]菱川花菜(幼少期) / 小見川千明(モーションコミック[3]・マンガ動画[7])人間の女性[2]。16歳。赤ん坊の頃に森に捨てられていたところ、草むらで発光していたことで近くにいたアリッサが発見し、アリッサに育てられる。しかし、想像以上の成長で16歳とは思えないほどの長身かつグラマラスな体型をしており、ビオラのほうがアリッサの保護者のように思われることがある。しかし、性格はかなり幼く、事あるごとに母親であるアリッサに甘えたがる。また趣味趣向は女性でありながらも幼い男の子のそれであり、可愛さよりもカッコよさを求めがち。重度のマザコンであり、アリッサに危害が加わる可能性があったりアリッサから受ける愛情を奪われると考えると、物騒な発想が浮かぶ。種族は人間ながらも赤ん坊のころからアリッサが尋常ではないと感じ取れるほどの魔力量を持ち、その力をコントロールできるように育てられた。魔力量自体は非常に多く、召喚魔法を手順を無視して強引に行使可能なほどである。そのため幼少期は、睡眠中無意識に召喚を行ってしまう「おね召」をしてしまうことがあった。役を演じる水樹によると、「ナイスバディなセクシーお姉様系魔女」に見えるが「中身は小学生男子」でマザコンであり、ギャップのあるキャラクターである[1]
フェニックス
声 - 土師孝也[10]ビオラが召喚して使い魔になった不死鳥で、作中最年長キャラ。一応鳥と分かるような簡素な風貌。その風貌を「落書き」呼ばわりされたこともある。一人称は「我」で、雨雲を作り出したり為になることを話すこともあれば、自分の首を長く引き伸ばしたり、突拍子もないことをしたり、茶目っけな振る舞いをしたりと、なにかと訳の分からない現象を起こすことも多い。実は小心者で、突然何かが起きると飛び上がる。アリッサからは「猫みたい」と思われた。フェニックスゆえに不老不死で病気知らずなのだが、召喚者であるビオラが体調を崩すと、それに影響される形で体調を崩すことがある。不老不死ゆえに自分を傷つける事には一切躊躇いが無く、ビオラが体調を崩した際、生き血を飲ませるため自分を切る包丁を持ち出したり、自ら鍋に煮込まれて出汁を取ろうとしたりする。
毒コアラ
声 - 大谷育江[11]ビオラが召喚した使い魔2号。毒草を用いた毒攻撃とは別の攻撃手段として召喚された。名前通り様々な種類の毒を持ち、かなり気性が荒いがマスコット枠。アリッサからは「イ゛ーちゃん」と呼ばれている。雪山に素材採取に行った際には素材を見つけて褒めてもらおうと張り切っていたが、出くわしたイエティの子供に同族の赤ん坊と間違われて掴まったりした。
リラ
声 - 朴?美[10]街で雑貨屋を営む女性。40歳。既婚で一児の母だが、若いころから非常に男前な性格で体格も屈強。分厚い本を数冊纏めて素手で引き千切ってしまうほどの怪力の持ち主。ビオラを拾ったアリッサが、相談に訪れた時期に息子を産んでおり、アリッサの代わりに母乳を与えた、ビオラにとっては第二の母親とも言える存在。
ギリコ
声 - 大地葉[12].mw-parser-output .scope-of-sources>.ref1:hover~.source1,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref2:hover~.source2,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref3:hover~.source3,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref4:hover~.source4,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref5:hover~.source5,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref6:hover~.source6,.mw-parser-output .scope-of-sources>.ref7:hover~.source7{background-color:#ffe1ff}.mw-parser-output .scope-of-sources>.text1:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text2:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text3:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text4:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text5:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text6:hover,.mw-parser-output .scope-of-sources>.text7:hover{border-bottom:dashed 1px}アリッサの幼馴染の魔女。


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