てんびん座γ星[1]
Gamma Librae
てんびん座γ星(てんびんざガンマせい、γ Lib / gamma Librae)は、てんびん座の恒星で4等星。 二重星でおそらく連星であると考えられている。その場合、地球からは主星Aと42.5秒離れて見える伴星Bは、主星Aから少なくとも2,100au離れた軌道を55,000年以上かけて回っていることとなる[5]。以前は主星A自体が近接連星であると考えられていたが、分光観測を含めたあらゆる観測によっても分解できないことから、単独の恒星であると考えられるようになった[5]。 固有名ズベン・エル・ハクラビ[2] (Zubenelhakrabi[1][3]) は、てんびん座α星と同じくアラビア語で「南の爪」を意味する ????? ??????? (az-zuban al-jan?biyy) に由来する[6]が、この名称がてんびん座γ星のものとなった経緯は複雑である。
概要
名称