つる姫じゃーっ!
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つる姫じゃ?っ!
ジャンル
少女漫画
漫画
作者土田よしこ
出版社集英社
掲載誌週刊マーガレット
発表号1973年17号 - 1979年35号
巻数マーガレットコミックス版 全11巻
愛蔵版 全3巻
中公文庫コミック版 全6巻
その他第4回日本漫画家協会賞優秀賞受賞
テンプレート - ノート

『つる姫じゃ?っ!』(つるひめじゃ?っ)は、土田よしこによる日本漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメ。『週刊マーガレット』(集英社)にて、1973年17号から1979年の35号にかけて連載された。単行本はオリジナルのマーガレットコミックス版が全11巻(集英社刊)、愛蔵版全3巻(中央公論社刊)、中公文庫コミック版の文庫版全6巻(中央公論社刊)。目次

1 ストーリー

2 登場人物

3 イメージソング

4 単行本

5 アニメ版

5.1 スタッフ

5.2 主題歌

5.3 放送リスト

5.4 ネット局


6 脚注

ストーリー

この節の加筆が望まれています。

型破りなヒロイン、つる姫を主人公にした少女漫画。スラップスティック・ギャグで構成されている。
登場人物
つる姫
- 坂本千夏本作の主人公。ハゲマス城の姫。寺子屋小学校の5年生でもある。小さい時に母を亡くしているため、時々寂しい思いをしている。幼い時はかなり内気な性格だったが、幼い時の高熱の治療がもとで見事な「カッパ禿」状態になり、性格も変わってしまった。ブスで、不潔で、ずうずうしく、周りに迷惑ばかりかけている。いつも着ている着物は、つる姫のハゲにぴったりの井桁模様の柄。血液型はD型。テストはいつも0点ばかり。彼女の手料理を食べた者は下痢をする。裁縫をすると布は全て雑巾になるが、編み物は一応出来る。お小遣いは月に500円、城の誰かによくたかる。星座は射手座。夏休みの宿題は大抵終わっていない。物語中盤辺りから、足袋を作って家老にプレゼントをしたり、家老の悪口を言ったイネに意見したりする等、家老に対する感謝と思いやりの気持ちを見せたり、作業の途中鎌で腕を切ってしまい、泣きながらも稲刈りを続けたりする等、(特に精神面で)初盤より目に見えて成長している様子が伺える。最終回で殿が実母そっくりの相手と再婚が決まった時、彼女は自分にも優しい彼女と父との結婚を認めながらも違和感を覚える。そして考えた末、「帰って来た時、きちんと『ただいま』と言えるようになりたいから」と言って、一人旅に出る。
イネ
声 - 青木和代つる姫付きの女中。常に鼻毛が出ていて、眼鏡をかけている。鼻の右側にほくろが一つ。つる姫は腕力でも口論でも彼女に勝てない。年齢不詳。誕生日は9月17日(乙女座)。つる姫に対し、厳しく接することが多いが、時折優しさを見せることもある。金銭面ではがっちりしている。ボーイフレンドが多いが、本命には振られた。三波春夫の熱血的な大ファン。実家には、両親の他、兄が一人、妹が一人(タネ)、ペットのモモタロー(牛)がいる。時間外労働が大嫌い。最終回近くで、殿の再婚相手と噂され、自分でもその気になるが、結局は別人と分かり、落胆する。
殿
声 - キートン山田ハゲマス城城主。つる姫の父親。つる姫をいつも気にかけているが、仕事で忙しく相手をすることができないこともある。中年を過ぎ、太り気味。いつも羽織り袴を着ている。袴を脱ぐと結構ガニマタ。酔っぱらうと、裸踊りをするらしい。髪の毛が薄くなることを、密かに気にしている。家老とよく将棋を指している。
家老
声 - 緒方賢一ハゲマス城の家老。つる姫が小さい頃から面倒を見ているが、つる姫に振り回されて、過労気味。ガリガリにやせている。誕生日は12月の初旬。持病は関節炎。家では夫婦喧嘩をよくやっており、毎度負けるが、基本的に夫婦仲は良い。婿養子で、13人の子持ち。殿とは、若い頃からの付き合いで、よく将棋を指している。物語後半から、日頃面倒を見ていることをつる姫に感謝されることが増える。また彼も、そんな姫の成長を見て、感涙することが多くなる。
泥八
声 - 富山敬
カミナリ小僧
声 - 林原めぐみ落雷と共にハゲマス城に侵入。つる姫にイナズマンビームを喰らわせ、彼女のヘソを狙ったものの、あまりの汚さに吐き気をもよおしてしまう。そこへ意識を取り戻したつる姫に強制的にヘソを交換させられ、重態に陥る。本名はピカ夫。
おはな
声 - かないみかつる姫のクラスメイト。優等生的な可愛い女の子で、髪をツインテールに結い、花模様の着物を着ている。クラスの男子にも人気があるが、彼女自身は太郎のことを密かに想っている。そのため太郎をいじめるつる姫と喧嘩するが、逆に太郎への想いをつる姫に暴露され、男子たちが大騒ぎになることも。連載後半になると、喧嘩の場面が減り、一緒に仲良く遊ぶ場面が増える。
太郎
声 - 篠原あけみつる姫のクラスメイト。ハンサムで真面目だが気の弱い男の子。最初はつる姫にいつもいじめられていたが、連載後半になると普通に友達付き合いできるようになる。
サル助
声 - 高木渉ハゲマス城の若手の家来(小姓)。小柄で小姓特有の髷を結っている。又五郎と一緒に仕事をしていることが多い。つる姫に雑用を言い付けられたり、相手をさせられたりしている。
又五郎
声 - 菊池正美ハゲマス城の若手の家来(小姓)。サル助と比べるとやや背が高く、茶髪の髪を結っているが、前髪は残っている。サル助とまとめて、「サルマタ」と呼ばれる。
吾作
声 - 麻丘夏未つる姫のクラスメイトで、クラスのリーダー格。茂作と一緒につる姫をからかったり、つる姫と遊んだりする。兄弟が村一番多い。丸い模様の服を着ている。最終回近くでは、稲刈りをしたことがないつる姫に鎌を貸し、刈り方を教えるなど、友好的な場面が増える。
茂作
声 - 水原リンつる姫のクラスメイト。頭にリボンをつけている。吾作と一緒につる姫をからかったり、つる姫と遊んだりする。血液型がつる姫と一緒のD型。いつもハートの柄の服を着ている。
元内先生
声 - 河合義雄ヒゲを生やした初老の先生。つる姫によるストレスが原因で体重が減ったり、病気になったりしている(時々、強気で殴ることもあり)。


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