つかまるのはごめん
Dumb-Hounded
監督テックス・アヴェリー
製作総指揮フレッド・クインビー
出演者ビル・トンプソン
フランク・グラハム
『つかまるのはごめん』(原題:Dumb Hounded)は、アメリカ合衆国の映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)に所属していたアニメーターのテックス・アヴェリーによる作品のひとつ。 刑務所を脱獄したオオカミ(ド・ギャング)をドルーピーら警察犬が追いかける。オオカミは全米各地から北極点、大都会とあちらこちらへ逃げ回るがことごとくドルーピーに発見されてしまう。最後はニューヨークにある高層ビルから自殺すると見せかけて着地し、脱出しようとするがドルーピーがビルの上から落とした大きな石に潰され御用となる。オオカミを捕まえた褒美として賞金をもらったドルーピーは、普段の態度から一転して喜んで大はしゃぎするのであった。 この作品はドルーピーのデビュー作である。 TBS系『トムとジェリー』の短編に挟まれ、「真ん中の作品」として放映されていた。
スタッフ
監督 - テックス・アヴェリー
製作 - フレッド・クインビー(初公開版のみクレジット無し)
脚本 - リッチ・ホーガン(クレジット無し)
キャラクターデザイン - クロード・スミス(クレジット無し)
原画(全員クレジット無し) - レイ・エイブラムス、プレストン・ブレア、エド・ラブ、アーヴン・スペンス
レイアウト - バーナード・ウルフ(クレジット無し)
背景 - ジョン・ディドレック・ジョンセン(クレジット無し)
編集 - フレッド・マックアルピン(クレジット無し)
音楽 - スコット・ブラッドリー(クレジット無し)
制作 - メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・カートゥーン・スタジオ(英語版)
配給 - メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
内容
登場するキャラクター
ドルーピー
声 - ビル・トンプソン今回は警察犬役。後の作品と図柄がかなり異なっており、あごが垂れていて地面に擦れる程である。
オオカミ(ド・ギャング)
声 - フランク・グラハム
日本でのTV放映
収録ソフト
トムとジェリー ドルーピーといっしょ VOL.1(VHS)
迷探偵ドルーピーの大追跡 編(DVD)
トムとジェリー VOL.1 特典映像(DVD)
外部リンク
⇒つかまるのはごめん - KINENOTE
Dumb-Hounded
Dumb-Hounded - IMDb(英語)
表
話
編
歴
テックス・アヴェリー監督の短編作品
1940年代
1940年
野生のバニー
1941年
カメに負けたウサ公
いぢわる子兎
1942年
うそつき狼
1943年
つかまるのはごめん
ある殺人
おかしな赤頭巾
腹ペコハゲタカ
子豚のクリスマス
1944年
人の悪いリス
とんだ野球試合
リスの脱走ごっこ
1945年
さぼり屋リス
アラスカの拳銃使い
迷探偵ドルーピー西部の早射ち
ずるがしこい七面鳥
狼とシンデレラ
1946年
迷探偵ドルーピーの大追跡
いじわるニワトリ
デカ吉チビ助のニワトリ狩り
1947年
デカ吉チビ助の野良犬狩り
ねずみはこわい
うそつきトム
太りっこ競争
デカ吉チビ助の消防士
1948年
スカンク君の悩み
デカ吉チビ助のアフリカ探検
ウルトラ子がも
ピョン助の家出
月へ行った猫
1949年
呪いの黒猫