ちるらん_新撰組鎮魂歌
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ちるらん 新撰組鎮魂歌
ジャンル
時代劇
漫画
原作・原案など梅村真也
作画橋本エイジ
出版社ノース・スターズ・ピクチャーズ
コアミックス
掲載誌月刊コミックゼノン
レーベルゼノンコミックス
発表号2012年10月号(創刊号) - 2023年6月号
発表期間2010年10月25日[1] - 2023年4月25日[2]
巻数全36巻
話数全150話
漫画:ちるらん にぶんの壱
原作・原案など梅村真也
作画橋本エイジ
出版社ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌月刊コミックゼノン
発表号2016年7月号 -
アニメ:ちるらん にぶんの壱
原作梅村真也、橋本エイジ
監督室井ふみえ
脚本室井ふみえ、ササキムリ
キャラクターデザイン村田睦明
音楽平野義久
アニメーション制作LandQ Studios
製作「ちるらんにぶんの壱」
製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2017年1月10日 - 3月28日
話数全12話+未放映1話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(ちるらん しんせんぐみレクイエム)は、原作:梅村真也、作画:橋本エイジによる日本漫画作品。『月刊コミックゼノン』(ノース・スターズ・ピクチャーズコアミックス)にて、創刊号の2010年12月号から2023年6月号まで連載[1][2]。2021年1月時点で累計発行部数は200万部を突破している[3]

明治45年(1912年)に市川真琴という女性記者が、幕末に名を馳せた新撰組について生き残りの永倉新八から話を聞くという形で新撰組の真実が描かれる作品。新撰組を「不良少年グループ」に見立て、ヤンキー漫画テイストで描いている。2017年には舞台化された。

『月刊コミックゼノン』2016年7月号(2016年5月25日発売)からは橋本本人によるスピンオフコメディ『ちるらん にぶんの壱』も連載されており[4]、2017年1月より3月までそのテレビアニメが放送された。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2020年1月)(使い方

明治45年、3月。女性記者・市川真琴は、土方歳三の真実を知るために新選組の生き残り・杉村義衛が住む北海道小樽市にやって来た。当初、義衛は真実を墓場まで持っていこうと考えていたが、彼女が歳三の孫だと気づき、新選組の真実を語り始める。

かつて、歳三は石田散薬の行商の傍ら、道場破りをしながら剣を磨いていたが、偶然立ち寄った試衛館で近藤勇との勝負に敗れる。歳三は雪辱を果たすため、試衛館の門を叩く。
登場人物

この節には、過剰に詳細な記述が含まれているおそれがあります。百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。内容の整理ノートで検討しています。内容過剰の基準、解決法、このテンプレートの除去基準を説明しているページもご覧ください。(2020年1月)

ここに書かれているのは、あくまで劇中の内容です。各人物の歴史上の事績などは当該人物の項目をご覧下さい

は特記なき場合はアニメ「にぶんの壱」およびドラマCD共通。
主人公
土方歳三(ひじかた としぞう)
声 - 鈴木達央本作の主人公。壬生浪士組副長→新撰組副長→局長代理→大鳥軍先鋒軍参謀。最強の漢を目指し強さを求めており、強者との闘いを欲している。剣は我流で戦い方は常に真っ向勝負。相手が格上だと相打ち覚悟の『平青眼』を使用する。1859年、石田散薬の行商の傍ら、武者修行のための道場破りで立ち寄った試衛館で近藤との勝負に敗れ、正式な門人となる。門人となってからは素振りを欠かさず行うなどの剣の基礎を磨いていった。血の気が多く喧嘩っ早い性格だが、仲間のためなら命をも張れる真っ直ぐな性格の持ち主。佐々木との一件以降、『試衛館の狂犬』ということで名が通っている。高杉晋作は「世が世なら新撰組 土方歳三は10万の軍を率いる器」と評価していた。鳥羽伏見の戦いの初戦で圧倒的な敗北と、近代銃を活用した新時代の戦を経験したことにより、後に西郷隆盛から「戦争の天才」と言わしめる、自身の軍事的な才能が開花する。蝦夷共和国を建国する為の、蝦夷地主要拠点制圧の作戦を立案した際には、用意周到かつ敵の心理状態も計算に入れた策を立てており、大鳥からは「河井継之助が乗り移った」と思わせる程に凄みを増した。鳥羽伏見の戦いが勃発してからは負傷して離脱した近藤勇の代わりとして局長代理となり、新撰組の指揮を取る。新撰組が江戸に戻ってからは、試衛館時代の仲間や多くの隊士たちの死の責任を取ろうと、常に自分の散り場所を探していたが、流山からの脱出後に読んだ近藤からの最期の手紙を読んでからは、近藤の遺志を守るために最期まで自身の誠を貫く覚悟と生き抜く覚悟を持つようになった。大鳥らとの合流後に会津を始めとする東北諸藩連合との連携の上で蝦夷地に新国家を建設すると言う榎本の計画の中で、軍の指揮官として土方の力を貸して欲しいと大鳥から頼まれた時には条件として、新撰組の自身の指揮下に置き自由を保障することと、自分の散る時は自分が決めると言う二つの条件を出した。そして大鳥ら伝習隊との合流後からは、髪を切り新撰組の羽織では無く、洋式軍服を着るようになり、戦い方も刀のみでは無くて、銃も使用するようになった。後に合流した永倉からは、土方の洋式軍服の格好を見た時には、「その方がしっくりくる」と言われている。
市川真琴(いちかわ まこと)
東京毎日新聞の記者。土方歳三の孫。新撰組副長 土方歳三の真実を知るため、杉村を訪ねる。一度は刀で脅されるも命懸けでも土方歳三の真実を知りたいと言う覚悟を見せた。
杉村義衛(すぎむら よしえ)
晩年の永倉新八。取材当時の年齢72歳。新撰組の取材に来た市川真琴を一度は刀で脅すも真琴の眼と覚悟を見ると、自身が知る新撰組や土方歳三についての真の物語を話す。年老いてなお、指抜きの腕前や休み無しで8キロ以上も歩く体力がある。
新撰組
試衛館一派
近藤勇(こんどう いさみ)
声 - 高木渉試衛館の道場主。壬生浪士組局長→壬生浪士組平隊士→新撰組局長。試衛館の面々から、「近藤さん」や「オヤジ」と呼ばれ慕われている。剣は一般的な日本刀を使用する。仕合などでは巨大な丸太の木剣を使う。「剛剣無双」と称される力の持ち主で、丸太の木剣を槍の突きより速く振るうことが出来る。新撰組局長になっても自ら料理を作る程料理が趣味であり、高杉が新撰組の屯所に訪れた時も自ら手料理を振る舞う程である。しかし料理の腕はあまり良くない様子で、原田、高杉以外からは大不評である。[注釈 1]。仲間の命のためなら、局長の座を降りて土下座をしたり、素手で剣を握って止めたりする心優しい人物。その一方で土方同様、最強を目指す武士としての心意気を持つ。幼少期は農民の家系で勝五郎と言う名前であり、豪農の恵まれた環境でありながらも、他人を羨む欲深い性格であったが、自身を養子に迎えた近藤周助から心に誠が無いことを指摘され、己に誠を尽くせと言葉を受けてからは、その言葉を胸に生きていた。芹沢鴨の暗殺事件では当初は山南の指示で動かないよう言われていたが、芹沢との戦いで総司の鬼子が再び覚醒することを恐れ、総司を止めるため単身で動き出す。途中で平山と戦い重傷を負った土方と共に芹沢の元に向かい、鬼子の状態の沖田と重傷の土方を戦わせないため単身で芹沢と戦う。芹沢との戦いでは自身と芹沢の戦力差を理解しつつも、鬼子に堕ちた総司を止められなかったことを後悔しており、死ぬのを覚悟し総司に自身が求め続けた武というものを見せようとした。河上彦斎による新撰組隊士の襲撃時には、自身が山南敬助の才を絶対的に信頼していたことで、山南が相手の良いように振り回されることなど無いと断言し、全てを仕組んだのは山南敬助であると確信してしまう。前もって山南と共に行った土方の捜索を、永倉新八と原田左之助のに頼んでおり、2人には山南の処分を土方に任せると伝言を頼んでいた。王政復古の大号令後の1867年12月18日に御陵衛士の残党に襲われ負傷してしまい、命に別状は無かったが戦には出られる状態ではなくなり、土方に新撰組を託し鳥羽伏見の戦いの前に病身の沖田と共に大坂に下って療養に専念することになった。


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