ちょっとだけかえってきた_Dr.SLUMP
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ちょっとだけかえってきた Dr.スランプ
ジャンル少年SFギャグ漫画
漫画
原作・原案など鳥山明(原作・監修)
小山高生(脚本)
作画中鶴勝祥
出版社集英社

その他の出版社
カールセン出版社
Kappa Edizioni

掲載誌Vジャンプ
レーベルVジャンプブックス コミックス
発表号1993年2月21日号 - 1996年9月号
巻数全4巻
話数全40話
劇場版


下記を参照

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『ちょっとだけかえってきたDr.スランプ』(ちょっとだけかえってきたドクタースランプ)は、原作・監修:鳥山明、脚本:小山高生、作画:中鶴勝祥による日本漫画作品。
概要

月刊誌[注 1]Vジャンプ』(集英社)にて1993年2月21日号から1996年9月号まで連載され、1994年7月には単行本化した。直井正博が作画した「めちゃんこバスケットボール」は単行本には未収録。

物語は、原作の最終回後に誕生した千兵衛の娘ニトロが1歳の誕生日を迎えた所から始まり、ターボも成長しているが、アラレたちの年齢は『Dr.スランプ』連載終了時の高校3年生のままである。『Dr.スランプ』では死んでネジとバネになったはずのマシリト[1][2]も、この作品では人間の姿で登場している。オリジナルキャラクターも多数登場している。連載当時は、本作が『Vジャンプ』の表紙を飾ることも多かった。

ドラゴンボール』、『ドラゴンボールGT』、『GO!GO!ACKMAN』、『タブ&ピーター1』などの鳥山作品や、鳥山がデザインを手掛ける『ドラゴンクエストシリーズ』、『ファイナルファンタジーVIII』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などもキャラクターがゲスト出演したり扉絵やストーリー上でコラボレーションしており[3][4]、『ストリートファイターII』とコラボレーションした扉絵もある。

単行本1巻には、本作の制作過程が説明されており、小山が書いた脚本を、原作者で監修の鳥山と、当時プロデューサーだった森下孝三がチェックして3人の話し合いで決定。改良された脚本を元に中鶴が設定画とコマ割りなどの原画を描き、中鶴と相談して浅井聡子が色指定したものに、スタッフが彩色などを行った[5]。12話から登場するカルテの一家は、本作の監修を務めた鳥山が描いたラフスケッチを元に、中鶴が作画を仕上げた[6]。本作は原作同様、他国でも翻訳されている。セル画を使ったオリジナル漫画としては世界初[7]で、日本唯一[5]であるとされる。

Dr.スランプ アラレちゃん んちゃ!ペンギン村より愛をこめて』(1993年)並びに『Dr.スランプ アラレちゃん んちゃ!!わくわくハートの夏休み』(1994年)は本作の設定・舞台を元にしており、『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!!助けたサメに連れられて…』(1994年)は本作の4話「ほよよ!!助けたサメに連れられて…」のストーリーを原案に制作している。2015年現在で、映像化された回は、「ほよよ!!助けたサメに連れられて…」のみである。

1995年には、「ちょっとだけかえってきたDr.スランプ 1995年度卓上カレンダー」が発売された。
登場人物「Dr.スランプの登場人物」を参照
発明品

本作で発明した発明品のみ挙げる。過去の発明品については、『Dr.スランプ』の則巻千兵衛の発明品の項目を参照。
則巻千兵衛の発明品
爆睡枕くん
第1話
[8]でニトロを寝かすために作った。膝枕をする女性の形で「眠れ○○のように」と子守唄を歌う。
Dr.スイダシくん
第20話で、風邪を引いたニトロを治すために作った。掃除機のような形をしていて、吸引口を患者の口に当てて病原体を吸い取る。
Dr.スイダシくんプラス
Dr.スイダシくんから出てきた巨大風邪ウィルスを捕えるために作った強化版。
おつげマシーン「おしえて!ミコちゃ?ん」
第23話[9]で作った占い師型マシーン。未来で起きることや天気を予言できる。正確な予言をするためには勉強(新しい情報の入力)が必要。
瞬間強力毛生え薬ノビール
第24話でクリキントンに坊主頭にされた千兵衛が、髪をはやすために作ったが、伸びすぎるという欠点がある。髪以外の毛にも有効。スッパマンに悪用される。
おさんぽダックくん
第32話でニトロのために作った、空飛ぶオマル。動力源は足漕ぎ。空を飛ぶためニトロが行方不明となり、みどりからは「変なもの作るから」と言われたが、最終的には無事に連れ帰って来た。
則巻ターボの発明品
体感マシーンバーチャルくん
第3話で作った画面付きゲーム機の形をしたマシーンで、ゲームの中に入れる。アラレとガジラはこれで千兵衛がプレイ中の『ドラゴンクエストV』の世界に割り込んだ。第26話でこれとは別のバーチャルゲーム機(プレイヤーがスコープやコントローラーを装着し、ターボが本体を制御する)を作り、アラレたちは対戦格闘をしている。
おのぞみ変身マシーン
第8話
[10]で作った腕時計のような機械で、命令を打ち込むと大人や子どもになれる。このマシーンでアラレがスタイルの良い大人の姿になっている。
ヘリ子ブタ
第16話[11]で作ったブタ型万能ヘリコプターで、陸、海、空どこでも移動できる。操縦は音声入力。
Dr.マシリトの発明品
キャラメルマン10号
第2話で登場。「第1回ペンギン村ゲームグランプリ」を作者に変装して開催、頭の上がグランプリ会場で最終種目の巨大ネズミ車が起動用発電機という超巨大ロボット。だがアラレのんちゃ砲1発で呆気なく破壊された。
タイムリップ
第28話で過去に行ってアラレ完成を妨害すべく作った、
口紅タイムマシン。行き先の年代に目盛を合わせてから唇に塗り、その顔をに映すと時間移動できる。場所は移動しない模様。鏡が割れていると時のはざまに迷い込んでしまう。
大会
第1回ペンギン村ゲームグランプリ
『Dr.スランプ 』復活記念で、マシリトが鳥山明に変装して主催した大会で、2人1組で参加する。会場内には、クイズ→爆弾ドッジボール→逆走!巨大ループ→巨大ネズミ車の4つの関門があり、これらを突破して一番早くゴールしたペアが優勝。優勝:アラレ&オボッチャマン
メチャンコうまい物ぜーんぶ食べたらタダだぜ!チャンピオン大会
レストランスーパーリッチ開店25年を記念して、スーパーリッチ特設ステージで、行われた大会。実況は暗悪健太(スッパマン)。賞金は50万円。フルコース15人分全部食べればお代はただになる。マシリトは服の下に食べ切れない分を隠すインチキをしたため、その分働いて返すことになった。優勝:則巻アラレ
第1回ペンギン村芸術まつり
鳥山明主催の大会で、テーマは「私の好きな人」で、表現方法は自由。優勝者の賞金は1万円。司会は暗悪健太(スッパマン)。審査員は、栗頭大五郎、ペンギン村立高等学園校長、やぎ医者、Dr.オペ、鳥山明。優勝:則巻千兵衛。作品はみどりの裸像。
単行本

『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』 集英社〈Vジャンプ ブックスコミックシリーズ〉、全4巻。

巻数サブタイトルISBNコード初版発行日発売日収録作品
1ニトロちゃんの誕生日の巻
ISBN 978-40880600331994年7月24日1994年7月19日1話 - 10話
(1993年2月21日号、4月4日号、7月号 - 1994年2月号掲載分)
2怪盗ほよよ団2…の巻ISBN 978-40880600711995年4月24日1995年4月19日11話 - 20話


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