ちゅらさん
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ちゅらさん
「民宿こはぐら荘」として使用された住宅。撮影後しばらく空家であったが、現在は居住者がいる。
ジャンルテレビドラマ
脚本岡田惠和
出演者国仲涼子
小橋賢児
真野響子
勝野洋
平良とみ
ゴリ
山田孝之
宮良忍
前原絵理
川田広樹
藤木勇人
小西真奈美
丹阿弥谷津子
村田雄浩
菅野美穂
戸田恵子
余貴美子
北村和夫
田中好子
堺正章
ナレーター平良とみ
オープニングKiroroBest Friend
製作
プロデューサー菅康弘
制作NHK放送センター

放送
放送国・地域 日本

ちゅらさん
放送期間2001年4月2日 - 9月29日
放送時間月曜日 - 土曜日 8:15 - 8:30(NHK総合テレビジョンでの本放送時間)
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数156

ちゅらさん2
放送期間2003年3月31日 - 4月28日
放送時間月曜日 21:15 - 21:58
放送枠月曜ドラマシリーズ
放送分43分
回数6

ちゅらさん3
放送期間2004年9月13日 - 10月11日
放送時間月曜日 21:15 - 21:58
放送枠月曜ドラマシリーズ
放送分43分
回数5

ちゅらさん4
放送期間2007年1月13日 - 1月20日
放送時間土曜日 21:00 - 21:58
放送枠土曜ドラマ (NHK)
放送分58分
回数2

番組年表
前作オードリー
次作ほんまもん
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「シュガーロード」

『ちゅらさん』は、2001年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説』のテレビドラマ[1]

本作で初めて沖縄県小浜島)が主要な舞台となった。脚本岡田惠和が担当、連続テレビ小説第64作目(放送40周年記念作品)に当たる。また、21世紀最初の作品となった[注釈 1][2]

シリーズ化され、続編パート2、3、4も制作された。
概要

沖縄東京を舞台に、八重山諸島小浜島で育ったヒロイン・古波蔵(上村)恵里国仲涼子)が那覇へ移り住み、やがて上京して看護師を目指す成長物語で、上村文也(小橋賢児)との恋の行方、両親や兄弟、祖母など恵里を見守る家族との強い絆、個性的な「一風館[注釈 2]」の住人達や、看護師として働く職場の人々の人間模様を描いた群像劇

国仲はヒロインオーディションで2,084人の応募者から選ばれ、2000年10月17日の記者会見で発表された[4]
連続テレビ小説では初の沖縄県出身者をヒロインとして起用しただけでなく、ガレッジセールのような沖縄出身・ゆかり[注釈 3]の芸能人や平良とみのように沖縄を拠点として活動している芸能人も多数起用された。

2001年の地上波の初回放送時における平均視聴率は22.2%、最高視聴率は29.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であった[5]。また、視聴者からも評価されており[6]、『連続テレビ小説』としては『おしん』に続き2作目となる、全話を収録した完全版VHSDVDが発売された。日本国内における再放送については、2004年4月からBS2で全156話について実施されたのを皮切りに、LaLa TV2005年4月および2006年4月から)、チャンネル銀河(2009年10月から)、NHK BSプレミアム2013年9月30日から)およびBS12 トゥエルビ2020年10月から)でも実施されており、2024年4月からは初回本放送から数えて23年ぶりに総合テレビでの全話再放送が行われている。

NHKがテレビ放送50周年を記念して2003年に行った「もう一度見たいあの番組リクエスト」の連続ドラマ部門で、第1位となった。また、朝日新聞2010年9月25日付のbeランキング「心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果において、ヒロインである国仲は第3位だった[注釈 4]

続編については、2003年3月31日から4月28日3月31日は2本立て)まで総合の「月曜ドラマシリーズ」として『ちゅらさん2』(全6話)が、2004年9月13日から10月11日まで『ちゅらさん3』(全5話)が放送された。これは、NHKのドラマの続編(2作目)としては『私の青空』(2000年放送の『私の青空2002』)以来2作目、続々編(3作目)の制作は史上初であった。さらに2007年1月には「土曜ドラマ」として『ちゅらさん4』(全2話)が放送され、朝ドラの続編制作の記録をさらに更新した。

副音声の解説は1作目の『ちゅらさん』のみであり、続編『ちゅらさん2』以降はステレオ放送のみ実施されている。

派生作品として、河あきら作画によるコミック版が双葉社から発売された。

1話あたりの長さ話数計
ちゅらさん(1作目)14分15639時間(1週分は15分×6話で90分)
ちゅらさん2(2作目)43分64時間18分(朝ドラ換算で約3週分)
ちゅらさん3(3作目)43分53時間35分(朝ドラ換算で約2.5週分)
ちゅらさん4(4作目)58分21時間56分(朝ドラ換算で約1.3週分)

「ちゅらさん」という言葉の意味

タイトルである「ちゅらさん」は美しいさま、立派なさまを意味する沖縄方言形容詞終止形。「清(きよ)ら」の方言読みである「ちゆら」に琉球語特有の語尾である「さん」が付加されたもので、直訳すれば「清浄さ」というニュアンスとなる。
あらすじ

沖縄、八重山諸島の小浜島。古波蔵恵里は沖縄が本土復帰した日に誕生した少女。1983年11月、11歳の恵里は両親が始めた民宿「こはぐら荘」に宿泊に来た上村和也・文也兄弟と仲良くなるが、難病の和也は病死する。数日後、島を去る文也に恵里はみんさー織りのお守りを、文也はスーパーボールを渡し、将来結婚すると約束して別れる。それから7年後の1990年7月、恵里は那覇の那覇北高校野球部のマネージャーになっていたが、文也との約束は忘れていなかった。

突然長兄の恵尚が帰宅し自作のキャラクター商品「ゴーヤーマン」人形を作って売ることを提案。古波蔵家は必死に人形を売り込むが身内にしか売れず、恵尚は再び失踪。そんな中、恵里は東京の大学に進学することを決め受験勉強に励む。沖縄で知り合った池端容子を頼って上京した恵里は、受験当日に文也の住所を訪ねるが引っ越したあとだった。同じころ小浜島に墓参りに来ていたおばぁのハナは文也と再会。恵里に会えないまま文也は帰京する。その夜恵里は雑踏で文也とすれ違ったと確信する。沖縄に戻った恵里はおばぁから文也の話を聞き上機嫌になるが、受験は不合格。それでも恵里は東京に行きたいと訴える。家族は反対するが、恵里の気持ちを理解し黙って見守る。早朝、恵里は一人で上京。アパート「一風館」の住人となる。
キャスト

※名字表記は、基本的に現姓とし、括弧内は劇中で姓が変わる前の旧姓とする。また、〔〕内の数字は出演したシリーズを記す(1は連続テレビ小説版、回想・写真のみの場合は除外する)。
古波蔵家
古波蔵恵里(こはぐら えり) → 上村恵里(うえむらえり)〔1 - 4〕


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