だんご3兄弟
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だんご大家族」とは異なります。

「だんご3兄弟」
速水けんたろう茂森あゆみシングル
初出アルバム『NHKおかあさんといっしょ いっしょにうたおう大全集40+ カラオケ10
B面だんご3兄弟(オリジナルカラオケ)
リリース1999年3月3日(8cmCD)
1999年3月17日(カセットテープ)
規格8cmCD
カセットテープ
ジャンル童謡
時間4分13秒
レーベルポニーキャニオン
作詞・作曲佐藤雅彦、内野真澄、堀江由朗
プロデュース佐藤雅彦
ゴールドディスク


3ミリオン(日本レコード協会

第41回日本レコード大賞特別賞

第14回日本ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤー

チャート最高順位

週間1位(3週・オリコン

1999年3月度月間1位(オリコン)

1999年度年間1位(オリコン)

オリコン歴代シングルランキング5位

1位(3週・プラネット[1]

1位(4週・CDTV[2]

速水けんたろう茂森あゆみ シングル 年表

だんご3兄弟
(1999年)-

速水けんたろう 年表

マッハ・ゴー・ゴー・ゴー1997
1997年) だんご3兄弟
(1999年) 燃えろ×4 ロボコン!!
(1999年)

茂森あゆみ 年表

- だんご3兄弟
(1999年) -



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「だんご3兄弟」(だんごさんきょうだい)は、NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』のオリジナルナンバー(1999年1月の「今月の歌」)として発表された、タンゴ系の童謡であり、また同曲の主人公である三兄弟の串だんごのキャラクターである。

作詞・プロデュースは当時CMプランナーだった佐藤雅彦、作曲・アニメを手がけたのは内野真澄。作曲・編曲を担当したのは堀江由朗。アニメーション製作は秋穂範子。「だんご」と「タンゴ」をかけている。また、佐藤・内野コンビは『ピタゴラスイッチ』でも多くの歌を作詞・作曲している。
来歴

佐藤雅彦が1997年頃に、「串だんごが兄弟だったら一番上と一番下どちらが長男になるのか」という疑問を『クリック』という短編集に収めた。同書をたまたま『おかあさんといっしょ』のディレクターが手にしたことから、歌を制作することになり、「だんご3兄弟」が完成した[3]

当時の歌のお兄さんだった速水けんたろう歌のお姉さんだった茂森あゆみが歌って特に子供たちの間で人気となり、放送終了後、ピーク時にはNHKに1日250本もの問い合わせ電話が殺到[4]、CD発売を待望された[3]。『おかあさんといっしょ』オリジナル曲では史上初[注釈 1]となるCDシングル(ポニーキャニオン PCDG-00107)としてポニーキャニオンから1999年3月3日に発売されるや初回出荷80万枚があっという間に完売し、発売当日の追加注文が20万枚[5]、発売日3日目(1999年3月5日)で出荷枚数(追加注文を含む)250万枚[6]を突破する大ヒットとなった。1999年3月17日にはカセットテープシングル(ポニーキャニオン PCSG-00043)も発売された。

速水けんたろう・茂森あゆみ時代最後のおかあさんといっしょのコンピレーション・アルバムNHKおかあさんといっしょ いっしょにうたおう大全集40+ カラオケ10』にオリジナルが収録されている。

通常、童謡曲は買い取り契約だが、本曲の速水・茂森の2人については2パーセントの印税契約だった[7]。一方でバックコーラスを務めた「だんご合唱団」のメンバーの一人によれば、自分には印税は支払われないという[8]
ブーム期の現象

一時期は社会現象になるほど爆発的な人気を誇り、上記のシングルのほか、アルバム『NHKおかあさんといっしょ いっしょにうたおう大全集40+ カラオケ10』(ポニーキャニオン[注釈 2])やビデオ『NHKおかあさんといっしょ 最新ベスト うたのメリーゴーランド16』(NHKソフトウェア PCVK-10191[注釈 3])、その他楽譜や絵本などの関連書籍や各種キャラクター商品が爆発的に売れた。その一例としてバンダイが発売した「だんご3兄弟ぬいぐるみ」は1999年4月24 - 25日のわずか2日間で10万個を売り上げた[10]。楽譜は1999年3月21日までにケイ・エム・ピー発行のものだけで36万冊以上(同社の楽譜の通常の売れ行きは1万冊前後)、7社の累計では50万冊以上が出荷された[11]

そのほか、だんご屋が繁盛する[6][注釈 4]、『残業3兄弟』『談合3兄弟』『海老名3兄弟』『ダチョウ3兄弟』などの替え歌が流行する[12]、1999年の通常国会で国会対策委員長を務めた二階俊博古賀誠草川昭三の3人は、当時「(永田町の)だんご3兄弟」と呼ばれていた、便乗商品が多数発売されるといった社会的な影響があった。しかし週刊誌ワイドショーといったマスコミの煽りによる面があるとされ[13]、2 - 3ヶ月ほどでブームは沈静化した。

ただし、当時NHKでは、あまりにも異常な人気に戸惑っていたという[14]。作詞者の佐藤雅彦も当時、「『だんご3兄弟』はブームになるよりも長く歌い継がれる曲になってほしい」という趣旨を述べており、ブームを歓迎していなかった[15]

読売新聞』の読者欄「放送塔」には、1999年1月4日から3月13日までに「だんご3兄弟」に関する約120通の投書が殺到した[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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