たんけんぼくのまち
[Wikipedia|▼Menu]

たんけんぼくのまち
ジャンル
教育番組
出演者チョー
製作
制作NHK教育テレビジョン

放送
放送国・地域 日本
放送期間1984年4月9日 - 1992年3月2日
回数160

1984年度
放送期間1984年4月9日 - 1985年3月2日
放送時間月曜日 10:45 - 11:00
放送枠学校放送
放送分15分

1985年度 - 1989年度
放送期間1985年4月8日 - 1990年3月5日
放送時間月曜日 11:30 - 11:45
放送枠学校放送
放送分15分

1990年度 - 1991年度
放送期間1990年4月5日 - 1992年3月2日
放送時間月曜日 11:45 - 12:00
放送枠学校放送
放送分15分
テンプレートを表示

『たんけんぼくのまち』は、NHK教育テレビジョン1984年4月9日[1]から1992年3月2日[2]まで放送されていた教育番組学校放送)。小学校3年生向けの社会科番組[3]。全160回。

本項では、終了後に何らかの形で「復活」した事例についても後述する。
概略

俳優の長島雄一扮する若者「チョーさん」が、舞台となった都市の商店で下宿生活を送りながら、さまざまな地域社会の仕組みや特色を学んでいく姿を描く教育番組。

日本一の店長を目指すチョーさんが店の配達員として愛用の実用自転車「チョーさん号」で仕事をこなす傍ら地域社会を見聞し、その結果を「たんけん地図」と呼ぶ手書きの大判イラストにまとめる、という筋書きになっている[4]。もともとは地図は学習色の強い回でのみ作っていたが、数年たってから毎回出すようになった[5]

毎回、一本を撮影するためには、約4泊5日の地方ロケをしていた[5]という。

1990年4月から2013年3月まで同チャンネルで放送されていた『つくってあそぼつくってワクワク)』のワクワクさんである久保田雅人は、この番組のオーディションを受けたが、落選していた[6]
放送時間

期間本放送再放送
1984年4月 - 1985年3月月曜日 10:45 - 11:00火曜日 11:30 - 11:45
1985年4月 - 1990年3月月曜日 11:30 - 11:45木曜日 9:45 - 10:00
1990年4月 - 1992年3月月曜日 11:45 - 12:00木曜日 11:15 - 11:30

登場人物
チョーさん
演 -
長島雄一[7]「日本一の店長」になる事を目指す青年[3]。地元の高校を首席で卒業したばかりという設定[3]。明るく仕事熱心でおじさんとおばさんからの信頼も厚いが、かなりのうっかり者で、痛い目を見たり怒られたりする事もしばしば。ひょっとこ面やガラガラで飾り付けた自転車「チョーさん号」で配達員の仕事をこなしつつ[8]、空いた時間にはポシェットに忍ばせたメモ帳や望遠鏡を片手に町を巡り見聞を広めている[注釈 1]。犬が苦手で、吠えられた驚きで配達を忘れてしまうほど。新学期を迎えて視聴者となる児童が増える4月の初回?2回目放送では、視聴者に向かって「チョーさん犬が苦手なんだ」と自己紹介するのが定番となっていた[注釈 2]。後にチョーが犬のキャラクターを演じることになったいないいないばあっ!にも、この設定が取り込まれている[注釈 3]。第6シリーズ終盤、念願叶って店を持つことになり最後の下宿先から独立。番組後期から使い始めたワープロを載せた「チョーさん号」に跨がり、番組を見た各地の小学校から届いた表彰状や大漁旗を手に、大勢の街の人に万歳三唱で見送られて旅立った。その後は24時間営業の「チョーソン」(元ネタはローソン)という店を開業した[4]2009年の特番では不況で経営不振になったものの、その後『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』(BSプレミアムで放送)に登場した際には宅配サービスに乗り出し、ネット通販サービス「チョーゾン」(元ネタはAmazon)を開始したという。後の放送ではワンワンが「届け先が不在だとまた再配達しないといけないからすぐ辞めた」としながらも、食品を配達する「チョーバーイーツ」(元ネタはUber Eats)を始めたと証言している。同番組では「何故かワンワンがいない時にチョーさんが来る」という、演者が同じことに絡めた設定があった。チョーが芸名を変えるのに合わせて、クレジットの表記も変わっており、初期には本名、後年の特番では「チョー」名義になっている。
おじさん&おばさん
チョーさんの修行先兼下宿先の商店の経営者夫婦[3]。この「おじさん&おばさん」とチョーさんの下宿先は毎年変わる。
チョーさんの母
演 - 小山明子(ゲスト出演)
チョーさんの祖父
演 - 辻三太郎(ゲスト出演)
主題歌

オープニングテーマソング(作詞:山川啓介、作曲:福田和禾子)は当初坂本九が歌っていたが[3]1985年8月12日日本航空123便墜落事故で坂本が急逝したため、長島が2代目として歌った。このオープニングテーマソングはCD『懐かしのNHKテレビ主題曲集』に、坂本が歌っていたものと、長島が歌っていたもの(通称:チョーさんバージョン)の両方が収録されている。

また、本来歌詞は1番のみだったが、後に長島が2番、3番の歌詞を書き下ろした。なお、最終回はオープニングでは流さず、前述したエンディングの街の人から万歳三唱で見送られて出発するシーンで流された。エンディングではやまだかつてないWinkさよならだけどさよならじゃない』が流れた。
舞台となった都市

1984年度 - 1985年度:
長野県諏訪市[3][9][4]

1986年度 - 1987年度:茨城県那珂湊市(現:ひたちなか市[10][11][4]

1988年度:福島県いわき市小名浜[11][12][13][4][注釈 4]

1989年度:静岡県清水市(現:静岡市清水区[14][15][4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:132 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef