たけしの誰でもピカソ
[Wikipedia|▼Menu]

たけしの誰でもピカソ
ジャンル
バラエティ番組
企画オフィス北野(企画協力)
演出菊池計理、今井康之
井村秀樹、小林俊博
手塚公一、河合希絵 ほか
(全てイースト)
出演者北野武 (ビートたけし)
篠原勝之
今田耕司
渡辺満里奈 ほか
ナレーター井上和彦小山茉美
奥田民義島津冴子 ほか
オープニング展覧会の絵
エンディング#歴代エンディングテーマを参照。
製作
プロデューサー伊藤成人(テレビ東京)
牛原隆一(テレビ東京)
瀬崎一世(イースト) ほか
編集石丸健一、吉野雅久
(共にRVC→まるビデオ)
製作テレビ東京イースト

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト

放送開始から2003年4月まで
放送期間1997年4月18日 - 2003年4月4日[注 1]
放送時間金曜 21:00 - 21:54
放送分54分

2003年4月から放送終了まで
放送期間2003年4月11日 - 2009年3月20日[注 2]
放送時間金曜 22:00 - 22:54
放送分54分
テンプレートを表示

『たけしの誰でもピカソ』(たけしのだれでもピカソ)は、テレビ東京系列局ほかで放送されていた芸術をテーマにしたバラエティ番組で、北野武 (ビートたけし)冠番組である。通称「誰でもピカソ」、略称「誰ピカ」。テレビ東京電通イーストの共同製作。テレビ東京系列局では1997年4月18日から2009年3月20日までの12年間放送。
概要

「芸術をフツーの目線で楽しむ」というコンセプトの下に行われていた番組で[1]、ありとあらゆるアートとそれらを手掛ける芸術家たちを紹介。また、サックス奏者・歌手バレエダンサー役者お笑い芸人なども紹介していた。年間の3割近くが音楽関係の特集で、2割近くがお笑い関連の特集で占められていた。

ビートたけしは『気分はパラダイス』以来、12年ぶりにテレビ東京でレギュラー番組を持つことになった。

番組の最高視聴率は2001年8月24日放送分の19.3%で、この回の放送内容はMr.マリックのマジック披露だった。テレビ東京で15%以上の数字が出るのは珍しく、この年のテレビ東京の年間視聴率で1位となった。

2003年春の改編までの6年間は、金曜21時台に放送されていたが、同時間帯で『最高!ブギウギナイト』がスタートするのを受けて金曜22時台へ移動。以来、2009年春に番組が終了するまでの6年間、この時間帯で放送され続けた。

視聴率は安定していたものの、不況による制作費削減などの影響で番組は終了[2]。「今後は3か月に1度の特番を放送する予定」としていたが、特番の放送はレギュラー放送の終了以来行われていない。たけしは後継番組の『たけしのニッポンのミカタ!』にも引き続き出演している。
出演者
レギュラー

ビートたけし - 本名の北野武名義で出演。

篠原勝之

今田耕司 - 元は第1回のゲスト出演者で、数回ゲスト出演を経て番組が観覧客公開収録形式になってからレギュラーとなった。

渡辺満里奈 - 産休を取って一時降板していたが、後にレギュラーに復帰した。

準レギュラー

氷川きよし

ナレーター

井上和彦

小山茉美

大海吾郎

奥田民義

島津冴子

西原さおり

デイブ・フロム - 「アートバトル」のラウンドコールなどを担当。

前田昌明

加藤みどり

桐井大介

お笑い居酒屋

人気急上昇中の若手お笑い芸人が数組登場してネタを披露した後、居酒屋のセットでトークをする企画。2006年7月7日放送の第17回まで繰り返し行われていた。

この企画は、2003年7月18日放送分で行われた「たけしの漫才居酒屋」が元になっているが、この時は若手芸人が登場する企画ではなく、馴染みのお笑い芸人とのトーク企画色が強かった。それが2004年2月13日放送分からたけしと若手お笑い芸人を結び付かせる企画として「お笑い居酒屋」へとリニューアルし、ヒット企画になった。最初に若手芸人によるノーカットのお笑い舞台があり、舞台終了後にそのまま居酒屋で久本雅美扮する女将と今田扮する居酒屋の板前がその若手芸人を中心にトークを進め、常連客のたけしが批評するという流れに変わる。出演する若手芸人がたけしに直接観られることによって緊張しないようにするため、あえてステージと居酒屋セットを離して設置していた。この第2回以降が好評となり、定番企画となった。

また、第3回まで居酒屋の女将として出演していた久本は多忙のため、第4回は悪い魔法使いに茄子にされるという設定で欠席。以降、第5回は茄子のまま小人化、第6回は失恋の傷心旅行、第7回で傷心旅行のまま失踪という流れを経て久本は降板し、板前役の今田が司会進行を務めるようになった。その後、第8回から柴田理恵が隣の店のおばさんと称して出演。第9回で柴田はたけしの話に号泣している。この2004年1月7日放送の第9回を最後に「お笑い居酒屋・第1期」が終了。

2005年5月13日放送の第10回で「お笑い居酒屋・第2期」へと新装開店された。たけしが毎回変装して登場するのが恒例となるが、途中で企画変更となる。この第2期への路線変更から幾度も企画のマイナーチェンジを繰り返し、若手中心の企画から大きく変更された。
第1期の出演者
2004年

2月13日 - いつもここからフットボールアワー劇団ひとりコロンブスジョーダンズ

4月23日 - ドランクドラゴンパペットマペットきぐるみピエロ前田健猫ひろし

5月28日 - アンタッチャブル友近笑い飯森三中安田大サーカス

6月18日 - インパルスポカスカジャンりあるキッズ長井秀和東京ダイナマイト

9月24日 - おぎやはぎヒロシチョップリンキングコングダチョウ倶楽部

10月29日 - 劇団ひとりカリカホーム・チームB&B

11月26日 - カンニングアンガールズマギー審司・キングコング

2005年

1月7日(90分拡大) - 波田陽区陣内智則アメリカザリガニだいたひかる大木こだま・ひびきアンジャッシュフットボールアワー

芸人大辞典.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

2008年

3月14日 - サンドウィッチマン世界のナベアツエド・はるみコラアゲンはいごうまん山本高広トータルテンボス

アートバトル

番組のコーナー「アートバトル」では審査員5人が各10点満点で採点し、その週で最高得点を獲得した人がチャンピオンとなった。5週連続でチャンピオンになるとグランドチャンピオンとなり、ニューヨークで個展を開くことができた。その後、7回勝ち抜き制に変更されて一時休止したものの、復活の要望が寄せられて2003年に再開。年に1回の開催になった。挑戦者と審査員の数が変更され、優勝者の賞品がニューヨークアートの旅になった。
審査員
篠原勝之(審査委員長)
審査員の中では最も辛口。10点満点を出したことはなく、「10点満点は俺自身」と公言していた。点数発表後、大きな色紙に点数を筆で大書して挑戦者に進呈していた。
今田耕司
審査員の中では最も甘口。8点以上を連発することが多く、7点以下を出すことはほとんどなかった。

他に3人が週替わりで審査員を務めた。
主なゲスト審査員

村上隆

辛酸なめ子

伊東順二美術評論家

土佐信道(明和電機

岡本敏子岡本太郎養女)

石川浩司(元・たま

高城剛

国広ジョージ

番組タイトル命名

わぐりたかし

歴代番組スタッフ

ナレーター:
井上和彦小山茉美(初期) → 大海吾郎奥田民義島津冴子(中期)

構成:渡邊健一、はたせいじゅん、都築浩、右近亨、わぐりたかし藤原琢也酒井健作興津豪乃、コバヤシマナブ、蓮勺朝子、中本麻里、金杉弘子、ひめはじめ

技術プロデューサー:森野憲俊

SW (スイッチャー):島本健司 → 藤本伸一

カメラ:花島和弘 → 河西純 → 藤本伸一(SWに上がる前)→ 小池悟志

VE (ビデオエンジニア):高橋正直

音声:石井俊二

照明:藤井梅雄

音効:有馬克己(ジャイロ → スカイウォーカー)→ 田村智之(クジラノイズ)

編集:石丸健一 → 吉野雅久

MA:松元祐二、林光伸 → 村上敏之、高山元

美術装飾:栗田寛 → 和田修吾

小道具:中山大吉

メイク:石坂智子

電飾:柴崎武人 → 小池浩史

リサーチ:ノマド

タイムキーパー:伊藤裕子

番組宣伝:伊藤淳也 → 鈴木紀子(テレビ東京)

アシスタントプロデューサー:斉藤嘉久・正垣吉朗(イースト)

ディレクター (演出):菊池計理・手塚公一(菊池・手塚は初期 毎週演出) →【以降のディレクターは一人が週変わりで演出担当】今井康之・井村秀樹・小林俊博・山本雅泰・河合希絵・末永みはる・坂田政度・阪本香子・米田司(以上全てイースト)、堀だいすけ

プロデューサー:伊藤成人 → 牛原隆一(テレビ東京)/井口高志 → 松島俊輔 → 町田修一 → 遠藤道子 → 森田昌泰 → 武藤大司(以上電通・武藤大司は以前アシスタントプロデューサー)、瀬崎一世(イースト)

協力:ニユーテレスFLTル・オブジェ・アール・スタジオ砧スタジオまるビデオ(以前はRVC・六本木ビデオセンター)、ヌーベルポスプロセンター、クジラノイズ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:117 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef