たけしのニッポンのミカタ!
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たけしのニッポンのミカタ!
ジャンル
教養番組 / バラエティ番組
企画オフィス北野
ジャニーズ事務所
(共に企画協力)
構成櫻井昭宏、植田靖章
恒川省三 他
演出齋藤元紀 他
出演者ビートたけし
国分太一TOKIO
ほか
ナレーター服部潤
下地紫野
エンディングあり
製作
プロデューサー坂田政度(EAST)
高砂佳典(テレビ東京)
矢部宏光(テレビ東京)
橘佑香里(電通
製作テレビ東京
EAST

放送
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2009年4月10日 - 2021年3月26日
放送時間金曜日 22:00 - 22:54
放送分54分
回数419回
公式サイト

番組年表
前作たけしの誰でもピカソ
次作23時の密着テレビ「レベチな人、見つけた」
特記事項:
ナレーター:茂木淳一小山力也
放送回数は2021年3月26日放送分まで。
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『たけしのニッポンのミカタ!』(たけしのニッポンのミカタ)は、2009年4月10日から2021年3月26日までテレビ東京系列金曜日22:00 - 22:54(JST)に放送されていた教養バラエティ番組ビートたけし冠番組で、テレビ東京電通EAST ENTERTAINMENTが共同製作していた。通称は『ニッポンのミカタ!』、略称は『ミカタ!』で、ステレオ放送文字多重放送を実施。初回をはじめ、2時間枠(21:00 - 22:48)で放送されることもあった。
概要

テレビ東京としては12年間放送された『たけしの誰でもピカソ』に続くビートたけしの冠番組シリーズで、国分太一TOKIO)がたけしのパートナーとしてレギュラー出演。番組タイトル名の『ミカタ』には、「見方」や「味方」の意味合いが込められている。ただし、1行に最大で9文字しか収められないテレビ番組表では、『たけしの日本のミカタ』や『ニッポンのミカタ』と略記されることが多かった。

『誰でもピカソ』では芸術をテーマに取り上げていたが、当番組の開始当初は、ロケVTRとスタジオトークを交えながら日本文化を考察。中盤には国分が進行する「太一のミカタ」(当日扱うテーマに即した番外編)、エンディングには「たけしのミカタ」を編成していた。「たけしのミカタ」では、『筑紫哲也 NEWS23』(TBSの制作で放送されていたJNN全国ニュースの平日最終版)の「多事争論」のようなスタイルで、たけしが国分を相手に当日扱ったテーマへの私見を披露。たけしの実兄である北野大も参加した回で、北野家の思い出の品が紹介されることもあった。

2010年8月13日放送分からは、「たけしのミカタ」のコーナー以外の構成、タイトルロゴやナレーターを変更・リニューアル。当日のテーマに関連する専門家・有識者(放送上の呼称は「ミカタリスト」)が、スタジオで研究の成果やプレゼンテーションを披露していた。その後は、毎回2名のゲスト(主に俳優タレントお笑い芸人)をスタジオへ迎えたうえで、スタッフが当日のテーマに沿ってあらかじめ取材した映像を数本はさみながら、テーマにまつわるクロストークを展開。スタジオの出演者が、当日のテーマに関する商品の試食・試飲・試乗に臨むことも多かった。

テレビ東京系列では、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(金曜日21時台のレギュラー番組)が本来の放送開始時刻(20:54)からの2時間スペシャル版を頻繁に編成することもあって、22時台にレギュラーで放送される1時間番組の中でも当番組を休止する週が多かった[注 1]。逆に当番組でも、『 - そこんトコロ!』を休止したうえで、20:54から2時間スペシャル版を放送する場合があった。その場合には、たけし・国分と若干名のゲストがテーマに沿って1つの街を巡るロケ企画を中心に構成していた。
番組の終焉

2020年の初頭から日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で、ゲストを招いてのスタジオ収録やスタッフによる当事者への密着取材が難しくなったことを背景に、同年7月3日放送分から再リニューアルを敢行。出演者をたけし・国分だけに絞ると共に、2人が出演するパートの収録場所をテレビ東京天王洲スタジオ内のオープンスペースに変更した。この変更は新型コロナウイルスへの感染防止策を兼ねているため、収録時にはたけし用と国分用の座席・テーブルを分けたうえで、社会的距離に沿った間隔を空けている(収録中の試食・試飲は継続)。また、「たけしのミカタ」を終了させる代わりに、店舗・建築物・サービスなどに関して視聴者から寄せられた素朴な疑問をテーマにスタッフが取材した成果を次々と紹介する方針へ転換。「こだわりが強い人は面白い!」というスタンスで、「ある物事へのこだわりが強すぎる人」へ焦点を当てるとともに、取材当事者の一部を「深掘り」と称してスカイプによる中継(リモート方式)でたけし・国分と直々に絡ませるようになった[1]。ちなみに、番組の最後に字幕とナレーションで紹介される疑問は、次回放送の予告も兼ねていて、疑問への回答に相当するロケ映像を次回の冒頭で放送。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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