たかじんONEMAN
[Wikipedia|▼Menu]

たかじんONE MAN
ジャンル
公開バラエティ番組
出演者やしきたかじん ほか
製作
プロデューサー小林亮・岸本孝博(共にMBS)
藤河慶子(エックスワン) /
寺西厚史(CP、MBS)
制作毎日放送MBSテレビ
X1エックスワン

放送
放送国・地域 日本

水曜日時代
放送期間1998年4月8日 - 2005年4月6日
放送時間水曜日 23:55 - 翌0:55

火曜日時代
放送期間2005年4月12日 - 2007年9月18日
放送時間火曜日 23:55 - 翌0:55
特記事項:
ナレーション柏木宏之田丸一男(共にMBSアナウンサー
テンプレートを表示

『たかじんONEMAN』(たかじんワンマン)は、毎日放送MBSテレビ)とX1エックスワンと共同制作で1998年4月8日から2007年9月18日まで毎週火曜日の23:55 - 翌0:55(スタート時は毎週水曜日)に放送されていた公開バラエティ番組である。司会やしきたかじん冠番組で、たかじんの毒舌で人気を集めた。地上デジタル放送では画面サイズ16:9のHD放送となっていた。ただし、タイトルロゴは「たかじん 1MAN」となっていた。

関西では「深夜にもかかわらず、その日の毎日放送の番組視聴率のトップになることが多い」という番組内のネタになった。
概要

毎日放送アナウンサー総出演の深夜番組として14年続いた『あどりぶランド』の後を受けて、1998年4月から毎週水曜日の23:55 - 翌0:55に放送を開始。日本テレビ読売テレビ系『ザ・ワイド』のパロディー企画である「ザ・まいど」、関西で活動する芸能人のランキング、スタジオ観覧客からのアンケートに基づくトーク企画など、たかじんの個性を前面に出しながら週替わりで多彩な企画を放送していた。

放送開始から7年間は水曜日の放送を続けていたが、たかじんが火曜日への移動を志願したこと[1]をきっかけに、2005年4月12日から毎週火曜日の放送に変更された(放送時間は変わらず)。MBSテレビで火曜日の深夜にたかじんのレギュラー番組が放送されるのは、『新・たかじんが来るぞ』の終了(1994年3月)以来11年振りであった。

番組開始当初から、毎年3月下旬から4月上旬までの選抜高等学校野球大会期間中には、ダイジェスト番組『みんなの甲子園』(30分番組)を編成する関係で本放送を休止。時事ネタが絡まないフリー企画の再放送や、後続番組の放送時間を繰り上げるか、単発番組を放送していた。たかじんが夏休みを取っていた8月には、原則として収録当日に放送する「ザ・まいど」を1回分休止する代わりに、事前に数回分まとめて収録するか総集編を放送していた。

当初のオープニングタイトルでは、西靖(毎日放送アナウンサー)による『たかじんワンマーン!』という絶叫をタイトルコールに使っていた。2007年6月からオープニングを一新したが、同年8月28日の放送分からでは、リニューアル前のオープニングタイトルに戻した。なおオープニングで使われているBGMはブライアン・セッツァー・オーケストラのHoodoo Voodoo Dollを10秒程度に編集したものである。

ちなみにたかじんは、当番組の前に『MBSニュース』をはさんで放送していた『筑紫哲也 NEWS23』(TBSテレビ制作・JNN全国ネット)の存在について、「こんなくだらん番組はよやめさらせ。迷惑じゃ」と収録中に発言するほど不満を抱いていた。また、『NEWS23』以外にも、放送禁止用語を連発しながらTBSおよび(TBS以外の系列局や独立UHF局を含む)地方局を容赦なく批判していた。しかし、毎日放送記者(元・アナウンサー)の三澤肇がTBSへの出向扱いで『NEWS23』のキャスターを担当した2007年3月以降の放送では、たかじんが収録中に同番組について言及しても編集で割愛。結果として、『NEWS23』より先に放送を終了した(同番組はタイトル・構成などを変えながら現在も放送中)。たかじんは『ブロードキャスター』(当番組の放送期間中にTBSテレビ制作・JNN全国ネットで土曜日に放送)の内容にも不満を募らせるあまり、『NEWS23』ほどでないものの、当番組の収録で放送内容や出演者を厳しく批判していた。因みにたかじんが逝去して2014年4月からの『ちちんぷいぷい』・報道系の「☆印」はたかじんの意向に反してMBS報道部・毎日新聞の意向で進行するようになり、2021年3月まで放送が続けられた。

2007年9月から3週にわたって総集編を放送。同月18日放送分で、(水曜深夜での放送開始から)9年半の歴史に幕を閉じた。最終回には総集編で、たかじんと親交の深い桂ざこば堀内孝雄林家正蔵などをゲストに迎えたうえで、たかじん自身の私生活や人生を振り返った。

9年半という放送期間は、たかじんが64歳で逝去した2014年1月の時点で終了していた冠番組では最も長く、逝去後もたかじんの名を残したまま放送中の番組を含めても3番目の長さである(1番は関西テレビたかじん胸いっぱい』の19年・2番はytvたかじんのそこまで言って委員会』の10年)。

MBSテレビでは、当番組の後番組として『よゐこのワケアリ』を半年間放送。以降は、『よゐこ部』(2010年12月末で終了)をはさんで、『ごぶごぶ』を長年放送されていた。その後は『ケンゴロー』が放送されて、2017年6月現在再び『ごぶごぶ』となっている。
出演者

司会

やしきたかじん

出演機会が多いゲスト

北野誠

オール阪神

村上ショージ

シャンプーハット

大槻義彦

MBSアナウンサー

松井愛

八木早希

山中真

上泉雄一

大八木友之(現・報道局ニュースセンター所属)

来栖正之

ナレーション

西靖(MBSアナウンサー)

柏木宏之(MBSアナウンサー)

田丸一男(MBSアナウンサー) 他

過去の主要なゲスト

志村けん

研ナオコ

笑福亭鶴瓶

桂三枝(現・六代目桂文枝

上岡龍太郎

松山千春

細木数子

星野仙一

中村玉緒(数回出演)

桂米朝

尾崎亜美

渡哲也(VTRのみ)

中森明菜

綾瀬はるか(女優としてブレイクする前に出演)

たかじんは生前、当番組に限らず、自身の冠番組でトーク企画を実施する場合に「どのようなゲストにも自ら話を振らないで自由に喋らせる」というスタイルを貫いていた。このスタイルを熟知しないまま関西以外の地方(主に東京)から呼ばれたゲストや、先輩芸能人を前に自ら進んで言い分を主張できない若手芸人によっては、一言も発せずに収録を終えるか(多少発言しても)放送上分からないこともあった[2]
主なコーナー・企画
ザ・まいど

ランキングまいど(社会派まいど)(第2週)

電車でホォー!スーパー(芸能まいど)(最終週の企画)

番組は原則2本撮りで、収録日に放送。隔週での放送という扱い。放送日当日の昼か夕方に収録が行われ、編集作業を終えた後に放送されていた。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:56 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef