この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2016年2月)
ババール (Babar) は、フランス人絵本作家ジャン・ド・ブリュノフ
によって1931年に発表され、彼の死後に息子のローラン・ド・ブリュノフが50冊を書いた絵本シリーズ『ぞうのババール』の主人公であり、架空の象。英語版は "The Story of Babar" といい、1933年にイギリスとアメリカで発表された。この絵本はジャンの妻・セシルが自らの子供たちのために創作した物語を基にしている。擬人化された象で、服を着て2足歩行をする。腕には指がないが、長い鼻が代わりにものを持つ役割を果たす。
アニメーションのテレビシリーズは、以下の2シリーズが制作された。 ババールは最愛の母をハンターにより虐殺され、ジャングルから逃げてパリへ行き、老婦人と友達になる。その老婦人はババールに服を買い与え、彼を学校に通わせる。だが、平和に暮らしていくうちにババールは故郷を思い出すようになる。 ババールが象の国に戻ると、象の国王が毒キノコにより死亡していた。象の評議会はババールがフランスの教育を受け、新しい国王になるために適当であると認める。ババールは象の国王になり、いとこのセレステと結婚し、セレステ村を起こす。 明るい緑のスーツを着るのが好きなババールは西洋文明(フランス形式)を仲間の象たちにもたらし、象たちはすぐに西洋の服装を着るようになる。 家族は妻のセレステと彼らの三つ子の子供たち(ポム、フローラ、アレキサンダー)。後に次女(イザベル)が登場。 ババールの他の仲間は、セレステの弟で、ババールの義理の弟であるアルチュール、年寄り象で顧問のコーネリアス、儀礼局大臣の(テレビシリーズのために作られた)ポンパドゥール、猿のゼフィールがいる。 後にババールの世話をした老婦人は国賓として象の国に受け入れられる。 カウンセラーたちの存在がありながら、ババールは王として組織から独立し、独裁的であるが彼の『穏やかな権威主義』の形のリーダーシップは国民にとって全体的に利益をもたらす。 ババールは象の国の西洋化の他、ラタクセス王により好戦的なサイの国と戦うこととなる。 一部の作家、特にハーバートR.コール
『ぞうのババール』…ネルバナ社とクリフォード・ロス社により1989年1月3日から1991年6月5日まで65話製作され、2000年に13話が追加された。
『ぞうのババール ?バドゥのだいぼうけん?』…2010年度にネルバナ社とチームTOが中心となって制作された。
目次
1 物語の概要
2 批評
3 音楽物語
4 アニメ
4.1 『ババール』キャラクター
4.2 『ババール』サブタイトル一覧
4.3 『バドゥ』キャラクター
4.4 『バドゥ』サブタイトル一覧
5 外部リンク
物語の概要
批評
他には初期の本で記述されるフランスの文明が第一次世界大戦によってすでに崩壊し、そして本は当初1914年より前のフランスに対するノスタルジアであるとの主張もあった。
音楽物語詳細は「小象ババールの物語」を参照
フランシス・プーランクが1945年にピアノと語り手のための音楽物語『小象ババールの物語』として作曲している。 名前が2つ書かれているキャラクターは、TVシリーズ/映画版の順。
アニメ
『ぞうのババール』
以下『ババール』と略。カートゥーン ネットワークで放映されている。
『ぞうのババール・ザ・ムービー』
1989年7月に公開された映画版(日本公開 1991年12月21日)。前述した「好戦的なサイの国と戦う」というのが主なあらすじ。絵柄は『ババール』と同じ2D風だが、キャラクター名は(『バドゥ』同様に)『ババール』のTVシリーズからは変更されている。
『ぞうのババール ?バドゥのだいぼうけん?』
以下『バドゥ』と略。『ババール』の続編であり、ババールの孫のバドゥが主人公である。なお、本作品は3D風になっている。ディズニー・チャンネルで放映後、専門チャンネルのディズニージュニアで2014年7月21日から放送中。
『ババール』キャラクター
ババール王
声 - 有本欽隆、玄田哲章(NHK教育版)本作の主人公。ゾウの王国、セレステビルの国王。温厚で優しく、王国を取りまとめるしっかり者。緑色のスーツが特徴。子供の頃に王様に任命され、セレステビルを作り上げてきた努力家。現在は妻のセレステと、ポム、フローラ、アレクサンドルの3人の子供と一緒に暮らしている。隣国のサイの王様ラタックスとは仲が悪く、会えば言い合いになるが、お互いの国のために協力し、何度も助け合ってきている。幼い頃ハンターに母親を銃で射殺され、その後ゾウの群れと離れ一人街へ迷い込む。その街(パリ)で出会ったおばあさんに人間の暮らしを教えてもらう。しばらくの月日が流れ、友達のセレステとアーサーに出会い、未だハンターがゾウたちを襲っていることを知り、森に戻る。そこでババールがハンターを追い返したことがきっかけでゾウの国の王様となった。
ババール(子供時代)
声 - 三田ゆう子→久川綾(アニマックス)ババールが子供たちに過去の出来事を語りかけるうちに現れる回想シーンでのみ登場(一部のエピソードを除く)。
セレステ/セレスト王妃
声 - 芝夏美、兵藤まこババールとは幼い頃からの友達だったが、後に結婚した。原作では「セレスト」と呼ばれている。街の名前「セレステビル(Celesteville)」は彼女の名前から来ている。間違った事は間違っている、とはっきり言わないと気が済まないしっかり者。
セレステ/セレスト(子供時代)
声 - 池本小百合→榎本温子(アニマックス)ババールが子供たちに過去の出来事を語りかけるうちに現れる回想シーンで、時々登場する。
アーサー/アルチュール
声 - 喜多川拓郎→小野大輔(アニマックス)セレステの弟でババールとは幼い頃からの友達であり、ポムやフローラ、アレクサンダーたちの叔父に当たる。ゼフィアと仲が良い。
アーサー/アルチュール(子供時代)
声 - 津賀有子→阪口大助(アニマックス)ババールが子供たちに過去の出来事を語りかけるうちに現れる回想シーンで、時々登場する。
ポム
声 - 柴田由美子→広橋涼(アニマックス)ババールの3つ子のうちの長男。『バドゥ』では、主人公バドゥの父親になっている。
フローラ
声 - 荒木香恵→小島幸子(アニマックス)ババールの3つ子のうちの長女。ポムの妹。
アレクサンダー
声 - 南央美→小林沙苗(アニマックス)ババールの3つ子のうちの次男。ポムとフローラの弟。
イザベル
声 - 三浦雅子ババールの次女で、3つ子の共通の妹。
コーネリアス/コルネリウス
声 - 藤本譲→遊佐浩二(アニマックス)ババールの友達および王室顧問。ババールを王様に任命したゾウで、親を失ったババールを育て、王様になってからも助言や忠告をしてくれる父親のような存在。少し忘れっぽい。
ポンパドゥール
声 - 峰恵研→石田彰(アニマックス)ババールの友達および王室儀礼局大臣。アニメオリジナルキャラクター。名前の通り、髪型はポンパドール(前髪を高くしたスタイルロールケーキまたは巻物を巻いている途中のような髪型)。実はカツラ。コーネリアスと一緒にババールをサポートしていて、神経質で心配性。宮殿のシャンデリアのデザインをした事がある。
トロバドール
アニメオリジナルキャラクター。ポンパドールのアシスタントで、背が小さく、無口。大きな丸いメガネを掛けている。
ババールの父親
先代のゾウ一族の王。本名不詳。ババールが生まれて間もない時にハンターに急襲され、住んでいたジャングルから一族総出で逃亡した。その途中にババールは群れとはぐれてしまい、第3話で再会するも先代王はハンターからの逃亡先で誤って毒キノコを食べ、急逝する。絵本『ぞうのババール』では血縁関係は示されず、単に「おうさま」扱い。
ババールの母親
先代のゾウ一族の王妃。本名不詳。夫などとともに逃亡する途中で、ハンターからババールを庇いつつ銃殺されてしまう。
ゼファー/ゼフィール
声 - 田中亮一原作では「ゼフィール」と呼ばれている。ババールの親友のサル。『バドゥ』ではチクの父親。自由気ままでお調子者で、赤いベレー帽をかぶっている。セレステビルでアイスクリーム屋を開いている。
ラタックス/ラタクセス王
声 - 青森伸原作では「ラタクセス」と呼ばれている。