それは怪奇なセレナーデ
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夢見るゴシックシリーズ
ジャンル
歴史ミステリー
漫画
原作・原案など
作画木原敏江
出版社秋田書店
掲載誌プリンセスGOLD
レーベルプリンセスコミックス
発表号2012年2月号 - 2014年3月号
テンプレート - ノート

『夢見るゴシックシリーズ』(ゆめみるゴシックシリーズ)は、木原敏江による日本漫画
概要

当初は『それは怪奇なセレナーデ』というタイトルであったが、シリーズ化に伴いタイトルが変更された。英国を舞台にした2作の後、日本編「星降草子(ほしふりのそうし)」とその続編「〈続〉星降草子」が連載された。

プリンセスGOLD』(秋田書店)にて、2012年2月号より2014年3月号まで連載された。単行本は「プリンセス・コミックス」より全2巻。

2019年1月、NHK-FMの『青春アドベンチャー』で、グレイスの怪死を巡る最初の事件「それは怪奇なセレナーデ」を原作とするオーディオドラマ「夢見るゴシック それは怪奇なセレナーデ」全5回が放送された[1]。同年4月には、「夢みるゴシック それは常世のレクイエム」全5回が「姉妹編」として放送された[2]
あらすじ

19世紀イギリス、貴族であるが平民出身であったため、肩身の狭い思いをしていたポーリーンは、友人グレイスが怪死するという奇妙な出来事に直面する。ポーリーンはグレイスの葬儀に参列していた詩人バイロンと共に事件の謎を探っていく。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

登場人物
ポーリーン・レミントン
声 -
石川由依主人公。18歳。思い込みの激しい性格。レミントン家の末娘である母ヘレンが平民でギャンブラーの父ブライアン・フィールズと結婚して生まれたため、祖父にレミントン家を守り立てるよう厳命される。周りから後ろ指をさされ肩身の狭い思いをしている。怪死したグレイスは自分の唯一の理解者であった。12歳の時に事故で建物の下敷きになりかけるが、両親が身を挺して守ってくれた。「それは常世のレクイエム」で両親の死が描かれたが、2年後に孤児院からレミントン家の祖父に引き取られる際、吸血鬼エドレッドの許婚者メアリアに似ていたため、吸血鬼エドレッドに勝手に花嫁に定められ、エドレッドに横恋慕する魔女王モーヴに恨まれる。
ジョージ・ノエル・ゴードン・バイロン卿
声 - 藤岡正明イギリスを代表する詩人。第6代バイロン男爵。幼馴染であるグレイスの葬儀に参列し、ポーリーンに出会う。足が不自由ゆえに幼い頃に母親に愛されなかったため、ポーリーンの気持ちを良く理解していて、次第にポーリーンに心惹かれていく。
レミントン
ポーリーンの母方の祖父。ファーストネームは不明。ポーリーンの母親である末娘ヘレンと2人の息子がいたが、ポーリーンの伯父にあたる息子2人は結婚前に軍人となってナポレオン[3]との戦争で戦死し、次代に繋ぐ頼みの綱だったヘレンは駆け落ちで出奔したため、子供がいることを知るまでは絶望していた。孫娘ポーリーンが孤児院にいることを知り、弁護士を迎えに行かせてポーリーンを引き取った。それ以来、ポーリーンを玉の輿にすべく縁談を期待する日々を過ごす。
グレイス・ロイス
声 - 瑞生桜子ポーリーンの良き理解者であったが、謎の死を遂げる。実はトレミーが人間ではないと知っても愛するが、彼が自身を同じ身体に作り替えようとしたのを拒み、愛しているのは嘘だと誤解したトレミーに階段から突き落とされてしまう。トレミーが自暴自棄になって塔を爆破しようとした際、殺されても愛するがゆえにトレミーの魂を迎えに来た。
トレミー・フィリクス・ブランドン伯爵
声 - 多田直人名家であるブランドン伯爵家の当主。生まれつき病弱でついに死亡してしまうが、伯爵家の霊廟に忍び込んだ死体泥棒により解剖用の遺体として盗まれ、ケインズが取り戻した時にはすでに切り刻まれた後だった。雷により復活するが、縫合の跡を見て醜いと嫌悪する女性たちを次々と殺害した。グレイスをも殺害してしまい、彼女の親友であるポーリーンなら愛してくれると自室で改造を企むも失敗。姉やケインズにも裏切られたと思い込んで塔を爆破しようとするが、ポーリーンに憑依したグレイスに連れられて現世を去る。その後、ブランドン伯爵家の家督と爵位は従兄が継いだ。
フレデリック・ケインズ博士
声 - 伊礼彼方愛称は「フレディ」医師。トレミーの家庭教師兼主治医。ドイツとイタリアの大学で医学を学んだ。トレミーを人外の存在として蘇らせてしまったという罪悪感から英国を離れるが、彼を心配してとレディ・ジェラルダインに対する恋情ゆえに戻って来た。トレミーの2度目の死の後、再び英国を去る。
レディ・ジェラルダイン・ブランドン
声 - 野々すみ花トレミーの姉。弟の犯行をもみ消してきたが、いよいよ庇いきれなくなってブランドン伯爵家の家名を守るべくバイロン卿を弟の部屋に案内した。実はDr.ケインズを密かに愛しており、彼が想ってくれていることを知り、自身もまた愛を告白する。弟の死後、ケインズを追った。
サミュエル・ペン
22歳。画家。7年前に姉アリスをエドレッドに殺されるが、吸血鬼の存在を信じない周囲に変人扱いされていた。バイロン卿と共に吸血鬼を倒そうと奔走する。ポーリーンに恋心を寄せ、バイロン卿と火花を散らすことになる。
エドレッド・リッズデイル
緑の峡谷と美しい湖のスコットランド北部高地(ハイランズ)のアルバ・グレンモアの氏族(クラン)の長リッズデイル家の若殿。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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