この項目では、2008年公開のアメリカ・スペイン合作映画について説明しています。2018年10月放送予定の日本のスペシャルドラマについては「それでも恋する」をご覧ください。
それでも恋するバルセロナ
Vicky Cristina Barcelona
監督ウディ・アレン
脚本ウディ・アレン
製作レッティ・アロンソン
スティーヴン・テネンバウム
『それでも恋するバルセロナ』(それでもこいするバルセロナ、Vicky Cristina Barcelona)は、2008年公開のアメリカ・スペイン合作映画。
ウディ・アレン監督・脚本作品。第61回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映。第66回ゴールデングローブ賞作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)受賞。ペネロペ・クルスが第81回アカデミー賞助演女優賞を受賞。 アメリカ人のヴィッキーとクリスティーナは、親友同士。共通項が多い二人だが、恋愛に関する考え方だけはまったく違っていた。ヴィッキーはカタルーニャに関する論文を書くため、クリスティーナは短編映画を撮り終えて気分を変えたかったため、二人でスペイン・バルセロナを訪れる。ヴィッキーの親戚の家に滞在する二人だが、ある画廊で開かれたパーティで画家のフアン・アントニオと出会う。フアン・アントニオはいきなり二人をこの週末、オビエドに連れて行きたい、もしその気になったら二人と寝てもいいと語る。ぶしつけな申し出にヴィッキーは怒るが、クリスティーナは彼に惹かれ、結局二人はフアン・アントニオと共にオビエドを訪問することになる。しかしオビエドでクリスティーナは体調を崩し、フアン・アントニオとヴィッキーは二人きりで過ごすことになってしまう。最初は反発していたヴィッキーだが、次第にフアン・アントニオに惹かれていき、婚約者がいるにもかかわらず一夜を共にしてしまう。 そんな経緯を知らないクリスティーナは、バルセロナに戻ってからフアン・アントニオと同棲を始める。そこへフアン・アントニオの元妻マリア・エレーナが現れる。 役名俳優日本語吹替 映画の製作費10%が撮影したカタルーニャ地方の税金からの出資だったが、英語の作品となり、地元市民から猛反発を受けた[2]。 スカーレット・ヨハンソンは『マッチポイント』、『タロットカード殺人事件』に続いて、3度目のウディ・アレン作品に出演。
ストーリー
キャスト
フアン・アントニオハビエル・バルデム山路和弘
ヴィッキーレベッカ・ホール小松由佳
マリア・エレーナペネロペ・クルス田中敦子
クリスティーナスカーレット・ヨハンソン坂本真綾
ジュディ・ナッシュパトリシア・クラークソン滝沢ロコ
マーク・ナッシュケヴィン・ダン鈴森勘司
ダグクリス・メッシーナ荻野晴朗
ナレータークリストファー・エヴァン・ウェルチ中村正
製作の背景
脚注^ a b “Vicky Cristina Barcelona (2008)
^ https://www.cinematoday.jp/news/N0013553
外部リンク
⇒公式ウェブサイト(日本語)
⇒公式ウェブサイト(英語)
それでも恋するバルセロナ
⇒それでも恋するバルセロナ - KINENOTE
Vicky Cristina Barcelona - オールムービー(英語)
Vicky Cristina Barcelona - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ウディ・アレン監督作品
1960年代
どうしたんだい、タイガー・リリー? (1966)
泥棒野郎 (1969)
1970年代
ウディ・アレンのバナナ (1971)
ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう (1972)
スリーパー (1973)