それいけ!アンパンマン_とばせ!_希望のハンカチ
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えいが それいけ!アンパンマン
とばせ! 希望のハンカチ
監督
矢野博之
脚本金春智子
原作やなせたかし
出演者戸田恵子
中尾隆聖
本仮屋ユイカ
サンドウィッチマン富澤たけし伊達みきお
音楽いずみたく
近藤浩章
主題歌「希望のハンカチ」
製作会社アンパンマン製作委員会2013
TMS
配給東京テアトル
公開 2013年7月6日
上映時間45分
製作国 日本
言語日本語
興行収入4億2,400万円
前作それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島
次作それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い
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『それいけ!アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ』(それいけアンパンマン とばせ きぼうのハンカチ)は、2013年(平成25年)7月6日公開の映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第25作。同時上映作品は『それいけ!アンパンマン みんなでてあそび アンパンマンといたずらオバケ』。
概要

アンパンマン映画&テレビ25周年記念作品、および日本テレビ開局60周年特別映画。

前作での震災からの復興に続き、本作では「希望」をテーマにしており、本作オリジナルキャラのパオやザジズゼゾウが、ハンカチで汚れた空を綺麗に拭いていく描写が放射能で汚れた土壌を地道に除染する作業に重なるなど[1]、やなせたかしの「いろんなむずかしい問題がありますが、希望をめざして進んでいこう」という思いが込められた作品。

なお、汚染された大気を元に戻そうと取り組む映画は、第14作『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』以来11年ぶりである。

キャッチコピーは「すすめ!すすめ!前を向いて!」。

本作はお笑い芸人のサンドウィッチマン本仮屋ユイカがゲスト出演している[2]。サンドの出演は早い時期に発表されていたが、パオ役は本仮屋に決まるまでキャスティングが難航していたようで、ポスターやチラシではサンドが出演する旨だけが表記されていた(ポスターでは本仮屋出演をシールで追加したケースもある)。

本作の初日挨拶では、やなせは「死ぬときは死ぬんだよ、笑いながら死ぬんだよ、そうすれば映画の宣伝になる。死ぬまで一生懸命やるんだよ」とブラックジョークも話していた[3]。しかし、やなせは本作公開から3か月後の10月13日に逝去し、やなせの生前最後の劇場版作品となった。

映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第5位となった[4]。最終興収は4億2,400万円[5]

本作の2年前の『すくえ! ココリンと奇跡の星』以来、オープニングでアンパンマンばいきんまんの悪戯を止めるシーンがあるが、すぐ現場にいた為、これまでの映画にあった、アンパンマンに助けを呼ぶシーンはない。アンパンマンの特徴ともいえる、汚染された街や仲間達を元通りにしようとする民衆の姿が必要だという描写が、本作ではさらに強調して存在している。

なお、前作に続いて強制変身はなかった。第13作『ゴミラの星』や第14作『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』のように主要キャラクターを残して、キャラクター達が汚染される。ただし、泥人形や泥団子のように動いたり話すことはできず、石化のように固まってしまう。

第1作『キラキラ星の涙』から第24作『よみがえれ バナナ島』まで24年間エンディング曲は「勇気りんりん」を起用していたが、本作は初めて映画テーマ曲がエンディング曲にも起用された。
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年5月)(使い方

雲の上に住んでいる小さなゾウの男の子、パオのお話。パオは、鼻から大きなハンカチを出し空の掃除をするザジズゼゾウのところで、毎日自分もハンカチを出す練習をしている。でも、一生懸命やっているのに、なかなかうまくいかない。

ほかに自分にできることはないかと、アンパンマンワールドにやってきたパオ。しかし、パン作りも牛乳配達も、みんなに期待された“きらきら希望サーカス”での芸も、何もかも失敗だらけ。パオは自信と希望を失くして、心を閉ざしてしまう。

そんな中、“きらきら希望サーカス”に対抗して、“バイキンサーカス”を開催したばいきんまんは、芸ができる最新ゾウ型バイキンメカ・スゴイゾウを開発する。ところがスゴイゾウはハプニングで崖下に落下し、大暴走。ばいきんまんの意図と関係なくパワーアップし、ヨゴスゾウに変身して大暴れ、町中を汚してまわる。アンパンマンの顔も、アンパンマンの新しい顔を焼くアンパンマン号も汚染されて絶体絶命の大ピンチ。

みんなが困っているのに、何もできない自分にくじけそうになるパオ。しかし、どんな困難でもあきらめずに立ち向かうアンパンマンの姿をみて、パオは自分も希望をもって前に進むことを決意する。

パオは「希望のハンカチ」を出して、アンパンマン達や街を救うことができるのか――。
登場キャラクター(キャスト)

詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
レギュラーキャラクター
アンパンマン
- 戸田恵子くじけそうになるパオに、あんパンを差し出し、自身が幼い頃に上手に空を飛べなかったが“次はできるかもしれない”と希望を持って努力を重ねた過去を話し、彼を励ます。それでも元気を出せなかったパオに、「一緒にサーカスを見に行こう」と優しく声をかける。ヨゴスゾウによってマントが破損するが、パオの“希望のハンカチ”によって復活した。
ばいきんまん
声 - 中尾隆聖はじめは楽しいサーカスに否定的だった。ドキンちゃん達の要望で、最新メカ・スゴイゾウを造り「ばいきんサーカス」を山奥で開く。アンパンマン達と一緒に、パオの成長を認めて、「きらきら希望サーカス」を楽しんだ。序盤ではサーカス行進の妨害、中盤ではパオの誘拐と悪事をしてアンパンマンに飛ばされるが、終盤ではヨゴスゾウだけが悪さをした。スゴイゾウをたいへん気に入っていたためか、ヨゴスゾウになっても「スゴイゾウ」と呼び、暴れっぷりに苦笑いしていた。その後、嫌な顔をしつつもアンパンマンの味方をした。
ジャムおじさん
声 - 増岡弘ザジおじさんとは古くからの知り合いで、二人の写った写真を持っている。
バタコさん
声 - 佐久間レイ汚染された街をみんなを助けるため、“希望”を持って困難を乗り越える。
めいけんチーズ


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